●深夜の激痛 2月に入って1ヶ月ぶりです^^ 今朝の出来事 そう、時々あるんですが、夜中に足がつる(こむら返り)、 今朝も、足がつったようで目がさめてしまったのですが、 ん?足だけじゃないぞ? わき腹あたりがなんか変。 あー、足もつりそう(><)と思っているうちに、わき腹が だんだん痛くなってきた〜(ノロウイルス?鳥いんふるえんざ?) トイレへ行っても小水が少しだけ、わき腹はだんだん痛くなる。 いったい何時?3時半。 朝までまだあるな〜。 ベッドに入ると少しマシ。 夜が空けたらお医者に行こう。 そのまま少しうとうとしてたんですが、再び同じ激痛が襲ってきました。5:30 う〜、辛抱たまらん。 横に寝てた奥さん起こして、夜間病院へ(奥さん、感謝!) 病院までの車の中、どっちを向いても痛い。揺れると痛い。 向きを変えても痛い。 早く病院に着いてくれ〜 もう少しだ! あー、行き過ぎた〜(T_T) Uターンも揺れる〜痛て〜 そこの消防署の横はいるんだけど 消防署に入っちゃダメ〜 そ、次の道、そこそこ 無事病院にたどり着きました。 ●夜間病院にて 病院に着く直前に、Uターンやら、消防署訪問やらでぐるぐる回ったせいもあって、 むちゃくちゃ気分が悪くなってきました。 奥さんに、受け付けを頼んで、トイレへ直行! 空えずきだけで何も出ず。 受け付けのところから奥さんがやってきて、 「おしっこでる?検尿だって」 「ど、どうかな?」 痛いわき腹押さえながら「しーこい、しーこい」 だめだ〜、でない。2時間ほど前にしたもんな〜 「出なければ、いいですよ〜」 助かった。早く診て下さい。 「いつからですか?」 今朝の3時半からです。(時計見ておいて、よかった〜) 少しマシになって、うとうとしてたら5時半ごろまた痛くなって、こちらへ来ました。 「どこが痛いのですか?」 このあたりです。 「押さえると痛い?」 いえ、押さえても痛さは変わりません。 「石かな〜、レントゲン、撮ってみましょ」 「ボタンははずしてくださいね」 ハイハイ 「センセ、このへんでいいですか?」と女の看護師さん(看護婦さんでいいよね^^;) 「じゃ、撮りますよ〜」「カシャ」 「ハイ、ソファで待っててくださいね」 うう、まだ待つのか。でも、痛みはだいぶましかな。 「ハイ、niさん、こちらへ入ってください」 「センセ、どうですか?」 「ここに白いのが写ってるでしょ。やっぱり結石かな」 「結石は、痛みに波がありますからね」 すると、また痛くなるの〜(T_T) 「それと、この横、少し黒くなってるでしょ、腸がずれているかもしれませんね」 ええーっ? 「朝になってから大きな病院でCTスキャンで診てもらった方がいいですよ」 はぁ、でも、また痛くなったら・・・ 「痛み止めのお薬、出しておきます。今飲みますか?」 ハイ、まだ痛いので今ください。 「じゃ、胃薬と、○○と、△△の3種類出しておきますね」 「では、niさん、これどうぞ」 お、粉薬は胃薬かな? 「つぎ、これです」 はい、ありがとうございます。 「ごみ、いただきます」 はい、ありがとうございます。 あれ?センセ、3種類って言いませんでした? 「ん?××と、○○と、△△だけど、」 「△△もですか?」 おい、看護婦さん、しっかりしてくれ〜 「近くに大きな病院ありますか?」 「はい、○×病院があります」 「充分です、CT持ってますから。紹介状を書きますから、内科を訪ねてください、このレントゲン写真もお貸ししますので、また返してくださいね」 で、なんとか激痛はおさまり、少し痛いけれど、家に帰ってきました。 ほんと、奥さんに感謝です。 ●大病院へ 奥さんも働いているので、付きっ切りというわけには行きません。 「病院、一人で行ける?」 う〜ん、痛み止め飲んだけど、こんど来る痛みがどれくらいかわかんないし、今ぐらいの痛みだったらなんとか行けそう 「じゃあ、がんばってね。無理だったら連絡して」 ハイハイ そろそろ病院の空く時間だ。これくらいなら、運転できそう。 でも、揺れると痛そうだから、そろりそろり。 どうにか到着、受付へ 「あの〜、初診なんですけど」 「ハイ、診察でしたらあちらの3階へ行ってください」 え?受け付けは? 「あちらです」 そうですか。ここですか? 下駄箱じゃん 「こっちですよ〜」 ありゃ、すみません。 「このエレベータで3階まで上がって、右です」 ありがとうございます。 3階、あれ?どっちだっけ? 左は、関係者以外立ち入り禁止。 右は、ぐるっと回って、あ、こっちか クリニック受付って、病院と外来は別なのね。 「初診なんですけど」 「では、問診表に記入してくださいね」 ハイ、いっぱい書くとこあるな〜 立ったままはつらい〜 ハイ、書けました。 「どうされました?」 今朝の3時半にわき腹が痛くなって、少し収まって、 また5時半に痛くなって、夜間病院へ行って、 そこで、大きな病院でCTで診てもらいなさいということで来ました。内科お願いします。 「それだと外科かもしれませんね。ちょっと訊いてきます。 座ってお待ちください」 ハイ。ようやく座れる^^; 「niさん、それだと胃腸外科ですね。」 「外科ですか?」手術という言葉が頭をよぎる・・・ 「ハイ、胃腸外科で診てもらって、違うようなら内科へ、尿道結石だったら、泌尿器科へ行ってもらわなければならないかもしれません。ウチには泌尿器科ありませんから、別の病院へ行ってもらわなければならないかもしれません。とりあえず、胃腸外科で診てもらってください」 ハイ 「少し待ってもらわなければならないので、横になりますか」 ハイ 「では、こちらへ来てください」 と、案内されたのが処置室。 「ここのベッド借りますよ〜」 「横になってくださいね。ご飯食べてないんでしょ?寝てないんでしょ?順番が来たらお呼びしますから、寝ててください。」 うー、ありがたい うつらうつらしていると奥のベッドでは 「血、採りますよ〜、このまま点滴しましょうか?」 「まー、惚れ惚れする血管♪、立派な血管ですね〜!」 「そ、そうかな^^;」 「ちょっと、チクッとしますよ〜♪」 なんだか、和気藹々としたとこだな〜 ん?隣のベッドに女性が来た?看護婦さんも? 「旦那さん、優しいんですね」 「ハイ、やさしいんですけど」 「その、”けど”の続きが聞きたい♪」 「いえ、やさしいですっ」 なんだ、なんだ?身の上相談? 「外に一人で出るなって言うんです」 「子供さんと一緒ならいいのね?」 「そうなんです。」 「ストレスがたまるってこと?」 しばらく身の上話をしていたようです。 こっちは退屈しませんでした^^; う〜、いつまでまてば・・・ 「niさ〜ん」 おお!ようやく順番が来た!(つづく) ●診察までの束の間 「niさ〜ん」 やっとだ〜 「次ですから、診察室の前のいすでお待ちください」 ハイハイ ちょっと、失礼します。座らせてくださいね。 となりのご婦人と、そのとなりの年配の男の人 「私は、ここと、ここを切りましてね。こっちは直りかけているんですよ。胃がんです」と男の人 「そうですか、私はここから下へで、ここからこうハの字に切っています。」 「どこですか?」 「胃と肝臓と脾臓です」 「それだけ切って、こんなに元気になられたとは、女の人ってのは強いですね」 「体重が30キロ減りました。いま、37キロです」 「まぁ、女の人ならそれくらいの人もいますよね」 そおかぁ、この人たちは大変な手術してるんだ。 「niさん、お入りください〜」 おお!今度こそ(つづく) ちと疲れたので、休みます。 まだまだ書きたいことはいっぱいあります。 ご心配かけるといけないので、わかっていることだけ ほぼ結石であることに間違いなさそうですが、まだ石が 発見されておらず、明日再検査です。 ●診察 ふぅ、ようやく診察編、はじまりぃ〜 「どうされました?」 ハイ、今朝の3時半に・・・(以下、前と同じ説明の繰り返し) 「このレントゲン、フィルムのキズですね」 へ? 「石にしては、写り方が変です」 そうですか。 「ちょっと横になって」 お、超音波エコーだ。前に健康診断でやったのと同じだ。 「おなか見せてくださいね」 にゅるにゅるしたのをつけて、おなかをぐりぐり。 「ん〜、ちょっとこっちのほうが太いかな?」 「はい、結構です」 女の看護師さんが(看護婦さんでいいよね)おなかのにゅるにゅるを拭いてくれる。 「ちょっとぬるぬる、残りますが・・・」 ハイハイ、うわっ、シャツとズボンににゅるにゅるついてるじゃん。 「よくわかりませんね」 レントゲンの白い点、石じゃないんですか? 「こんな写り方はしません」 横のところが少しくらいと夜間病院のセンセが言ってましたが。 「それも不自然ですね。CTで見てみましょうか」 う〜、あのセンセは藪だったのか〜? 「CTと超音波で断面見ますから、これもって、病院のほうの放射線科へ行ってください」 「検尿と採血しますから、あそこのトイレで尿を採って、窓口に出してください。尿が終わったら、ここで採血ね♪」 そうそう、夕べはおしっこが出なくて検査できなかったから、朝からトイレへ行かずためといたんだ^^; 紙コップに紙が丸めて差し込んであるけど、このままじゃないよね。紙はこっちへ置いて、じょろじょろ〜 これくらいかな?少ないかな?もうすこし、おっと。 窓口は、ここか。お願いします〜とコップと紙を別々に差し出す。 「は〜い」 よかった、別々でよかったんだ。 次は、採血と。 「ハイ、腕まくってください」 えと、どっちにしようかな。右でいいや。 「チクッとしますよ〜」 ハイ。あれ?立派な血管って言ってもらえないのか^^; 針を見ると怖いから、よそを見て・・・ちくっ いて〜 「ハイ、終わりましたよ。ここ、しばらく押さえといてくださいね」 「次は、病院の放射線科受付へ行ってください。」 病院?あ、朝行ったとこだな。 まだちょっとおなか痛いから、ゆっくりゆっくり歩いて、 ここが病院受け付け、放射線科はこっちからも行けるのか、 どっちにしよかな? 「どちらへいかれますか?」 あ、あさ案内してくれたおばちゃんだ。 「ハイハイ、では、こちらへ来てください、ここが超音波検査室、CTのあとはここね。受け付けはあそこだから」 ありがとうございます。 お願いします〜。 「ハイ、掛けてお待ちください」 待ってる人は、3人くらい。 シクシク痛むのをこらえて待っていると、どんどん人がやってくる。3人がけのいす5脚がほぼいっぱい。 後の人が先に呼ばれて、ま、仕方ないか、こっちは今日初めての飛び込みだし。 そのまま椅子でウトウト。 「niさ〜ん」 は、はいっ。 「こちらへどうぞ」 初めてのCT体験、強烈な磁場だということは聞いているけど・・・ (CTは磁場ではなくて、レントゲンでした) 「上着だけ脱いで、そこに横になってください。」 ハイ、ボタンは? 「ボタンは大丈夫です。女の人の声で、息を吸ってください、止めてください、って言いますから、それにあわせて、止めてください。そのまま30秒、いや、10秒くらいかな、じっとしてくださいね。」 ちょっと不安。 「手は上へ伸ばしておいてください。では始めます」 横たわっている台が自動で動く。丸いわっかの中をくぐって、 ちょっと行ったり来たり。 「いぎをずってぐだざい」 これだな^^、なるほど、先に聞いておかないと、何言ってるかわかんないや。 ピピピピピ、ウィ〜ン 「らくにじでくらさい」 ふぅ〜、別に痛くも熱くもないや^^; しかし、このCTで、あんなものまで写るとは、思ってもいなかった。(つづく) ●超音波(18禁) さて、CTが終わって、次は超音波エコー やっぱり、待たされるな〜 また椅子に座ってウトウト 「niさ〜ん」 ハイハイ 「こちらへどうぞ」 女の人だ、結構かわいい^^ 「では、超音波で見ますから、おなかを出して、ズボンちょっとだけ下げます」 ハイ、全部下げてもらっても(ばきっ (-_-/*(^^)) 「手は上に上げておいてください」 ハイ にゅるにゅるを塗りつけて、おなかスリスリ、あったかい 「息を大きく吸って、おなかを膨らまして」 すぅ〜、んぐ 真剣な顔でモニタを見つめています。 「ハイ、楽にして〜」 ふぅ〜 「息を大きくすって〜」 すぅ〜、んぐ 結構強い力でおなかを押してきます。力を抜くと痛いのでこちらもぐっとおなかに力が入ります。 「ハイ、楽にして〜」 ふぅ〜 これが、何回も繰り返されました。時間にすれば、10分、いや、15分ぐらいは繰り返されたのでしょう。 おなかに力を入れるのも、苦しくなってきました。 すると、どうでしょう。その苦しさのせいか、「せがれ」が顔を上げ始めました。 おぃおぃ、こんなとこで 「息を大きくすって〜」 すぅ〜、んぐ、ぴくっ 「ハイ、楽にして〜」 ふぅ〜、ぴくっ 「息を大きくすって〜」 すぅ〜、んぐ、ぴくっ 「ハイ、楽にして〜」 ふぅ〜、ぴくっ いゃ〜びっくりしました。このまま続いたら、果ててしまってたかも^^; 突然、超音波を操っていた手が、ズボンの上をぐっと押し下げてきました。 やばっ、ばれてしまったかも。 結局、膀胱の辺りを超音波で見ててくれたのでしたが、 せがれに気が付いたのかどうか。 きっと休憩時間に同僚と「今日の患者さん、おっきくしてたよ」なんて、言っているかもしれません^^; (つづく) 過激なので、タイトル編集済み^^; ●再び診察 さて、超音波が終わったら、また診察ですが、やっぱり待たされます。 またもやウトウト^^; 「niさ〜ん」 あ、ハイハイ、あれ?手に持ってた紙が?どこいった? 看護婦さんが持っていったのかな? ま、いいや、ハイ、niです 「あの、椅子の後ろに落ちてますけど」 あー、やっぱり落としてた^^; 「niさん、CTの画像を見てみましたが、石のような物は見つかりません」 へぇ〜、CTってこんなんになるんだ。 体を5mm刻みに輪切りにして、 「これが肺、これが胃、これが肝臓、これがすい臓、大腸、腎臓、膀胱、ここが尿路、たしかに5mm刻みですから、その間に小さいのがあるとわかりませんが」 へぇ〜、一番端に輪切りでない正面からの写真があって、どこを切ったのか、線が入れてあります。 その正面写真、服を着てたのに、裸なのです。 そう、下半身に目をやると、せがれが横向いて、やけに鮮明に写ってました^^; まさか、こんなもんまで写るとは・・・ 「超音波でも、CTでもわかりません。ひょっとしたら、もう石が流されてしまったのかもしれません。尿には血液が混じっています。だから石が疑わしいですが、見つかりません。 石が見つかれば、衝撃波で砕くとか、上から造影剤で押し出すとか、おちんちんから管を入れて・・これは痛いです。」 ひぃ〜 「造影剤を入れて、流れを見てみますか。いつがいいですか?あした?あさって?」 あさってなら土曜日か、でも、また痛くなったら・・・ 「痛み止めを出しておきます」 わー、やっぱり、痛くなるかもしれないんだ〜 それなら、早いほうがいいです。あしたできますか? 「あしたですか、いいですよ」 これ、痛くなったらひたすら我慢するしかないんですか? 「そうです。痛み止めを出しておきますから、飲んでください」 「じゃ、こちらで説明します」と看護婦さん 「まれに低血圧とか、症状が出ることがありますので、この承諾書を読んで、サインと、はんこ、なければ拇印押してください。今晩は、9時から絶食で、明日の朝は絶飲食で朝9時に来てください。」 へぇ〜、でも承諾書にはんこおさなかったら検査できないわけだし、でも、あんまり痛くもないし、治ったのかな? ま、この際だから、検査してもらおう。 「受け付けに処方箋出してくださいね、お薬出てます」 薬は下の調剤薬局へ、 「どうされたんですか?」薬局のおじさん いえ、結石みたいなんですよ 「そうですか、あれは痛いですからね〜、私も石を持っているんですよ。もう4回ぐらい経験してます。」 わー、そうなんですか 「痛み止めのお薬です、6時間ぐらいは空けて飲んでください。おだいじに〜」 で、はっきりわからないまま、1日目が終わりました。 あすは造影検査です。(つづく) ●2日目の夜 さて、検査も終わり、会社は休んで、あまりおもしろかったんでこの日記を書いてたわけです。 疲れたので、日記を途中で放り出し、ベッドで横になってウトウト、 8時ごろ起きだして晩御飯、9時までに食べなきゃ。 おなかのにゅるにゅるも気になるし、お風呂に入って、寝たのが10時半ごろ。 夜中にふと目がさめる・・・ あれ?また痛い、 そだ、薬だ、痛み止めをもらってきたんだ。 いででででで くすりぃ〜 いででででで あった〜 みず、みず、はぁ、はぁっ ごくり いででで ベッドに戻るが、やっぱりいたい〜 はぁっ、はぁっ 「また痛いの?」奥さん ウン、薬飲んだんだけど、まだ効かない 「どうしようもないね」 そだね、お茶持って来てくれる? 「ハイハイ」  感謝 いま何時? 「えとね、3時かな、ちがう、1時だ」 う〜、朝まで長いな〜 どっちを向いても痛いし、うめきながら我慢、我慢(><) そのうち、いたみが少し楽になって、すぅっと眠るんだけど、 また目がさめる。また少し痛い、と思ったら祖お痛みが激痛に! いででででででででででで そんなことを5〜6回繰り返して、朝には何とか痛みも我慢できるくらいになりました。 「自分で病院行ける?」 はい、がんばります。 今日は造影検査、って、この検査って痛いのかな? 少し不安 (つづく) ●造影検査 おはよーございます。検査です。 「ハイ、では外科の前でお待ちください」 やっぱり待つのね 「niさ〜ん」 お、早い! 「今日は造影検査ですから、これ持って、放射線科の受付へ行ってください」 あ、昨日のとこね、了解 そういえば、病院の入り口で、近所のおっちゃんみたいなのがいたような・・・ 「おぅ、なにしてんねん」 あ、やっぱり^^ このおっちゃん、2年前に胃がん手術してます。 いや〜、結石みたいなんです。 「なに?」 石ですよ。 「あー、あれは痛いらしいな〜」 「ワシも検査や、待たされてばっかりやな」 「ハイ、こちらへどうぞ〜」 いや、ボクは放射線科の受付へ行く途中で、^^; 「造影検査でしょ、どうせ血圧測るんだから、ここで先に測っときましょうね。造影検査は点滴で一気に入れますから、気分が悪くなったり、喉がイガイガしたりしたら言って下さいね♪」 ハイ、頼りにしてます^^ じゃ、おっちゃんも、がんばってね 「え?お知り合いですか?」 「そうや、近所のやっちゃ」 放射線科の受付、お願いします〜 「ハイ、お待ちください」 やっぱり待つのね 「niさ〜ん」 お!早い! 「先にトイレ済ませておいてください」 あ、トイレね、ハイハイ そだ、んこもしておこうっと 「niさ〜ん」 えっ?ちょっと待って^^; 出すもん出して、と あれ?呼んでたみたいだけど、ま、待ってみよう 「niさ〜ん」 ハイハイ 「こちらへどうぞ」 あれ?さっき血圧測ったとこじゃないのね 「ここで寝てもらって、点滴を入れます。X線に写るから、ボタンとかとってもらいたいので、検査着に着替えてください。それから、おなかの周り、押さえるとうまく写りませんから、ズボンも脱いで」 パンツはいいのね 「はい、着替えたら声かけてください」 おなか押さえるとだめなのか、パンツも少しずらしておこう 着替えました〜 「では、こちらに横になってください。ちょっと台の上、板なので最初だけ冷たいですが、辛抱してくださいね」 ハイハイ、そんなに冷たくありませんよ。 部屋の中には、私と、X線技師の男の人と、点滴を打つ看護婦さん 「点滴を打って、全部入ってから、5分後、15分後、30分後にレントゲン撮ります。レントゲンは、息を大きく吸って、それを全部はいて、そこで息を止めます。息をすると内臓が動くので鮮明な写真が取れませんから、じっとしてくださいね」 はいてから止めるのですか 「そうです」 「では、点滴しましょう、チクッとしますよ〜」 ちくっ、イテ 「では、点滴を全開で入れますから、もし気分が悪くなったら言って下さいね」 ハイ 「あれ?こんなもんかな? 「前は、もっと勢いよかったようだけど」 「これで全開ですよね?」 「そんなモンかな?」 手足の先だけちょっとしびれるような感じもするけど、別に痛くもないや。そのままウトウト 「ハイ、終わりました」 「ありがとう」 「え?なんですか?」 私は何も言ってません^^ 「ありがとうって言ったんです」 「あら、あなただったの」 わははは 「では、5分後に写真を撮ります」 「では、写真を撮ります。息を大きく吸って〜」 すぅ〜 「はいて〜」 はぁ〜 「はききったところで息を止める!」 んぐ カシャ 「ハイ結構です、らくにして」 ふぅ〜 「あ、ちょっとごめんなさい、もう1枚撮らしてください」 ハイ、場所がずれたのかな? 「息を大きく吸って〜、はいて〜、はききったところで息を止める!」 カシャ 「ハイ、楽にして」 台の下のフィルムを持って奥へ入られます。 「ごめんなさい、5分の写真もう1枚だけ」 ありゃりゃ、だいぶ時間経ってますけど カシャ 「ハイけっこうです、次は15分ね」 ハイ、じっと寝てると、板の台が結構痛い、特に尾てい骨のあたり。ま、夕べの痛みと比べればなんてことはありません。 「ハイ、15分の写真撮ります。息を吸って〜、はいて〜、はききったところで息を止める!」 んぐ、カシャ 「ハイ、楽にして」 「すみません、もう1枚」 ありゃ、大丈夫かいな、僕が動いちゃったのかな? 「息を吸って〜、はいて〜、はききったところで息を止める!」 んぐ、カシャ 「ハイ、楽にして」 「ハイ結構です、次は30分ね。」 待っていると、となりの部屋でもレントゲン撮影しているようです。 「息を大きく吸って〜止める!」カシャ あー、あっちは吸って止めるのか〜 「それでは30分の写真はあっちで立った姿勢でとりますので、こちらへ来てください」 そうなのか、動くと位置がずれると思って、尾てい骨痛いの辛抱してたのに^^; 「息を吸って〜、はいて〜、はききったところで息を止める!」 んぐ、カシャ 結局、ここでももう1枚取り直し。 めいっぱいX線浴びてきました^^; 「お疲れ様です、服を着替えてください」 「では、これ持って、外科へ行ってください」 ハイ、ありがとうございます。 2日目の診察に つづく ●2日目の診察 外科の前で待っていたら 「おう!」 さっきのおっちゃんです。 「どこ行っても待たされるな」 そうですね〜^^; 「ワシ、2年前にここで胃がん切ったんや、それから3週間ごとにかよてんねん」 へぇ〜検査ですか? 「検査は4ヶ月に1回なんやけどな」 「お前、新年会でカニばっかり食うてたやろ、そのせいちゃうか?」 そう、新年会で、ズガニという川ガニ、これが旨い、たくさん食べました。 でへへ 「niさ〜ん」 ハイ、では、お先に〜 こんにちは 「こんにちは、石が見つかりません」 えっ? 「この写真、どちらも通っています。」 ほんとだ〜 「夜間病院のセンセの見立ても結石、私も最初見たとき、なんとなくこちらの尿管が太いように見えたし、尿に血が混ざっているので結石と思いました。でも、造影しても石は見つかりませんでした」 「もう流れてしまったのかもしれませんね」 でも、夕べもひどく痛かったんです。薬飲んでもなかなか効かなくて、・・・ 「夕べもですか? う〜ん」 これ、腰骨ですよね、あばら骨と腰骨の間、この辺りが痛くなるんです。とレントゲンを指差す。 「CTでも見つからない、造影しても見つからないとなると、これは大腸を調べてみた方がいいかもしれませんね。大腸の検査は、下剤をたくさん飲んで、腸の中をきれいにして、お尻からカメラを入れて見ます。ポリープが見つかれば、その場で切除します。大きなポリープだと出血します。その場合は1日入院してもらいます。いいですね」  はぁ 「カメラがうまく入らなくて、腸に穴を開けたりする事故が時々あるようです。でも、ウチの技師さんは上手な人ですから、そのようなことはまずありません。」 でも、最初の1号になる可能性もあるのね 夕べ薬飲んでも、なかなか効かなくて苦しんだんです。 「では、座薬を出しておきましょう。お尻から入れるやつね。入れたとたんに効くとは言いませんが、飲むやつよりは早く効きます」 「では、あちらで下剤の飲み方教えてもらってください」 (つづく) ●下剤 下剤なら、バリウムを飲んだときに飲んだことがあります。 小さな錠剤で、かなり効いたことを覚えています。 「niさん、こちらへ来てください」 ハイ、ここは、最初にお世話になった処置室、採血もしたところです。 「ずっと奥まで来てください」 ハイ 「これから下剤の飲み方をお教えします。検査の2日前には、・・・あれ?明日ですね?そしたら、これは省略! 腸のひだひだに便が残ると、うまく見えませんから、腸の中をきれいにします。 今日、朝ごはん食べましたね?」 いえ、食べてません(検査だったので食べてませんでした) 「食べてないんですか?では、お昼と、夕食ですが、すうどんか、全粥にしてください。梅干もだめです」 ネギもだめですか? 「だめです、何にも入ってないすうどんにしてください。飲み物も、果汁や、乳製品はだめです。コーヒーはかまいません、砂糖はかまいませんが、ミルクを入れてはだめです。 お茶も、葉っぱをこしたもの、スポーツドリンクなどはOKです。」 しばらく食べられないのね 「では、下剤の作り方を説明します。まずこの入れ物に、薬が入ってますから、900ccの水を入れます。よーく振って薬を溶かして、さらに水を足して1800ccにします。」 どひゃ〜、1.8リットル〜 「これを、今晩、7時に900cc飲んでください。」 げぇ〜、そんなに飲めるかな〜 「大丈夫です。一度に1800cc飲む人もいます」 そ、それは・・・ 「スポーツドリンクは飲めますか?」 ハイ 「スポーツドリンクのような味です」 そうなのか、いや、下剤と聞いて、バリウムを思い出していました^^; 「冷やしておいたほうが飲みやすいですよ」 でも、冷たいの飲むと、下痢しそう^^; 「30分ぐらいで効いてきますから、どんなのが出たか見ておいてください。最初は茶色いの、だんだん薄くなって、最後は固形物がなく薄い黄色になったらOKです。」 「寝る前に、こちらの薬を水200ccで溶かして飲んでください」 「これはゆっくり効いてきますから、寝ている間は大丈夫です。」 「明日の朝、残りの900ccにこっちの薬を混ぜて、全部飲んでください」 「おなかがすいたら、水か、スポーツドリンクを飲んでください」 「朝になっても便がきれいにならなかったら、早めに病院へ来てくださいね。また飲んでもらいますから」 ひぇ〜〜〜〜〜 処方箋もらって、調剤薬局へ 昨日のおっちゃんです。 「ハイ、niさん、お薬です。まだ痛みますか?」 ハイ、今朝も痛かったんです。痛み止め飲んでも、すぐに効かないから、 座薬にしてもらったんです。 「ああ、あの痛み止めはあまり効かないからね〜」 おいっ!効かない薬なんか、出すな〜! ということで、これから下剤との勝負! & 明日の大腸検査です。 そ、問題がひとつ! 今夜の痛みに備えての痛み止めと、下剤との関係 痛み止めには座薬をもらったが、下剤で流れては痛み止めが効かない。下剤を飲んで、出すもん出して、落ち着いてから痛み止め って、痛みがそれまで待ってくれるか? もし、ポリープが見つかると、しばらくカキコできませんが、 続きをお楽しみに〜 ●下剤(実践編)お食事中の人は注意^^; さて、食べてもよいのは、すうどん か 全粥だけ。 ということで、下剤の前にうどんを食べることにしました。 しばらく食べられないかもしれないので、ちょっと贅沢しようと、スーパーへ、うどんを求めに、 といっても、すうどんなので、具は無し。一番の贅沢が「手打ち風うどん」&「本ダシ汁」で、130円也〜 これを味わいながら1本1本、汁もぜ〜んぶ飲んで、さあ、これから下剤です。 粉末が入ったビニールの容器、これに水を900cc入れて粉を溶かします。と思ったら、500ccで溶かすんだった。まぁ、いいや^^ さらに水を加えて、全部で1800ccに、これを冷蔵庫で少し冷やして、さあ、飲むぞ! 午後7時に飲みなさいという指示なのに、もう7時半! 急いで飲まなきゃ^^; コップに入れて、2杯までは何なく飲めましたが、3杯目、少し苦しい〜 休憩しながら、もう一杯、ふぅ、あと一杯です。 やったー、完食ならぬ、完飲!そう、今日は900ccで打ち止め。 「下剤を飲んだら、体を動かしてください。腸が動いて、中がきれいになります」だって。 動かすといっても、外でやるわけには行きません。いつもよおすか^^ とりあえず、家の中をうろうろ、うろうろ、階段を上ったり、降りたり。 30分ぐらいで効いてくるはずなのに、ぜんぜん平気。 あれ?大丈夫かな? とりあえず、トイレで・・・ ん?固いんだ。^^ 少しがんばって、・・・でた^^; あれ?これだけ? 一旦退却〜 しばらくして液状のものがジャ〜 あれ?こんなもん? そうこうする間にもう9時半 もひとつ、別の下剤をコップ1杯の水に溶かして飲む。 さあ、今夜は痛みはないかな〜 痛んだら、座薬があるから、何とかなるかな〜 明日に備えて、おやすみなさい〜 夜中の何時でしょう? う、きたっ! 痛みではありません。そう、下剤の残りです。 トイレで、ジャ〜 すっきり^^; ん?待てよ?下剤がまだ残っているとすると、痛みがきたときに座薬を入れても、すぐに流れちゃうじゃないか! 一抹の不安をおぼえながらも、ま、寝るしかありません。 う、また来た! まだ下剤が残ってました。 外を見ると少し白いで来ています。 ああ、もう朝だ! これなら大丈夫かな。 今日は痛みもなく、無事朝を迎えることができました。 さて、朝7時から残りの下剤を飲まなければなりません。 のこりの900ccに、ガスコンという薬を混ぜて、 おっと、もう7時半だ!早く飲まなきゃ。 コップ2杯までは難なく飲めますが、やはり冷たいので、ストーブの前に座って、体を温めながらです。 下剤の味は、スポーツドリンクと同じなので、辛くはありません。 30分ぐらいかけて、ようやく飲み干しました。 さて、それから30分から1時間で効いてくるはずですが、夕べと同じく、特にもよおしても来ません。 下剤を飲んだあとは、体を動かしなさいということなので、またもや部屋の中をうろうろ、うろうろ^^ なんとなく、出そうかな? トイレへ行くと、第1陣がジャー うお!まだ固形物が残ってるじゃないか! きれいになってなかったら、早めに病院へ行って処置しておかなければなりません。 でも、飲んだ量に対して、出た量がそれほどでもないので、もう少し様子見です。 子供たちも起きてきて、最近こっているナンプレの懸賞問題を一緒にやっていると、 !きたきた! 「おとーさん、なに?」 トイレ!トイレ〜 ジャ〜 まだ、固形物が残っています。 こりゃ、病院でもう一回飲まなきゃだめかな〜 「おとーさん、でた?」 でたよ〜^^ さらに、ナンプレをしていると、10分ぐらいで きた!きた〜! 「またぁ?」 ジャ〜 お、だいぶきれいだ^^; さらに10分 きたきたきた〜! ジャ〜 お、これなら大丈夫だ! またまた5分 きたきたきたきた〜 ジャー もう、ほとんど色もついいていません。 もういいよね^^; さらに10分 またきた〜 ジャー も、おしりが痛い そろそろ、病院へ行く時間です。 じゃぁ、行ってくるね〜 「いってらっしゃ〜い」 大腸検査に つづく ●大腸検査 夕べは痛むこともなかったので、快適です。 いつもの受付へ、検査予約表と診察券を出して、 「外科の前でお待ちください」 ハイ 「niさ〜ん」 お、早い! 「検査ですね、処置室へ行ってください」 また下剤飲むのかな〜? 「niさんですね、下剤は全部飲めましたか?」 ハイ、がんばって飲みました^^ 「何回ぐらい出ましたか?」 えと、1回、2回、3回ぐらいだったかな? 「色はどうでした?」 と、サンプル写真を見せてくれる。 「うすい黄色?」 いや、ほとんど白でした。洋式なので薄まってるかも。 あ、最後に痔で少し出血しました^^; 「それは大丈夫です。では、病院のテレビのある待合室でお待ちください」 ハイ! 痛みがなかったので、すこぶる元気です。 待合室のテレビでは、冬のソナタをやっています。 へぇ〜、こんなんだったんだ。 ん?張り紙が? 「大腸検査は、胃検査の後で行いますのでしばらくお待ちください」 そか、内視鏡検査は、同じところでやるんだ。 ん?口から入れる胃の検査と、お尻から入れる大腸検査、同じカメラ使うの?^^; 「niさ〜ん」 ハ〜イ 「大腸検査ですね、こちらへどうぞ」 最初の日に案内してくれたおばちゃんが案内してくれます。 「ここで、検査着に着替えてもらいます。上の下着は着けててもかまいません。下はパンツも脱いで、こちらの紙のパンツをはいてもらいます。穴が開いてるほうが後ろです」 あ、なるほどね 検査着に着替えて、パンツも履き替えて、待っているとキンチョーしてきました。 「niさ〜ん」 ハイ、あの、トイレへ行ってきてもいいですか?キンチョーしてきました。 「はい、どうぞ」^^ 検査着のまま、トイレへ、チョロリしかでませんでした。 「では、こちらへどうぞ」 検査台には、ビニールシートと、新聞紙がひいてあります。 (つづく) ●内視鏡(完結編) 「新聞紙の上にお尻を乗せて寝てください」 う〜、なんか出てくるんだろうか? でも、しかたないよね^^; 「金属のもの、はずしておいてくださいね」 あ、指輪してます 「この袋に入れて、腕時計は?」 してません。 「めがねも外しておいてください」 では、タオルに包んで、バッグの中に 「血圧測りま〜す」 どうぞ、もう何回も測ってますけど。 「こちらの指で、脈拍測ります」 わ〜、なんだか大変そうだ 脈拍にあわせて、機械が「ピ、ピ、ピ、ピ・・・」 カーテン越しのとなりのベッドでは、胃カメラでしょうか? 「ハイ、楽にしてくださいね、自分で飲み込もうとせず、つばが出てもそのままにして」 わ〜、大変そうだな〜 むこうが終わってからかな〜 そのうち、うとうと・・・^^ 「niさん、こっちの腕から点滴の針刺しますから、動かさないでくださいね」 ハイ、どうぞ 「今は針だけね、チクっとしますよ〜」 ちくっ、イテ う〜、ちょっとこの針、痛いんだけど ま、あの激痛に比べれば、何てことない。 そのうち気にならなくなりました。うとうと^^; 「では、すこしぼ〜っとする薬いれますよ〜」 ハイ、すでにぼ〜っとしてますが あ、もう始まるのかな? 「niさん、これからカメラを入れます。 もし、ポリープが見つかったら、その場で切除します。そのときは1日入院してもらいます」 ハイ、それは聞いています 「おならが出そうになったら、それは腸を膨らませるための空気ですから、遠慮なく出してください、そのほうがよく見えますから」 ハイ^^ 「奥まで入ったら、いっしょに画像見ましょうね」 あ、めがねがないと見えないんです 「じゃ、奥まで入ったらめがねかけてください、あれ?めがねは?」 バッグにタオルで包んであります 「バッグ、開けますよ」 どうぞ 「あ、めがね置いておくとこありませんね」 じゃ、要るようになったら出してください じつは、すでにもーろーとしていて、よくおぼえていないので、ここからはそーぞーも交えて^^ 「横になってください」 あ、あそこが見えないのね^m^ あ、先が当たった! ふぅ〜ん、すんなり入っちゃった ぐいぐいっ イテ ぐい イテテ ぐぐぐっ イテ 「ハイ、奥まで入りましたよ〜、めがねどうぞ」 ハイ 確かに、めがねはかけたんですが、その後の記憶がない ズリ、ズリズリ あ、抜いてるんだ ズリズリ ウン、確かに抜いてる 「ハイ、抜きますよ」 スポッ (そんな音はしない^^) 「終わりましたよ、きれいなモンです」 ぼ〜 「では、こちらへ来て休んでください、立てますか?」 ぼ〜っとしながら、立ち上がり、点滴つけたままとなりの部屋へ 「ここでしばらく休んでください、この点滴がなくなるまでね」 ハイ 検査を終えた人たちが、何人か横になっています。 「ぐおおおおぉぉぉぉ」 なんだ?すげー いびき だな〜 大きないびきを聞きながら、こちらもスヤスヤ ぼ〜っとしながらも目がさめて ん?おならが出そうだ。 看護婦さんいるけど、おばちゃんだし、 あ、おならは出せって言ってたな よし、 「ぶおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ〜〜〜〜〜〜〜」 わー、すげー、10秒くらい出たかな〜^^; 「おならは、ぜんぶ出してくださいよ〜」 あ、あのいびきはこれだったんだ! となりのベッドでも 「ぶおおおおおおぉぉぉぉぉぉ〜〜〜〜〜〜〜」 わはは、やってるやってる お、またきたっ! 「ぶぶぶおおおおおおおぉぉぉぉぉぉ〜〜〜〜」 となりでも 「ぶ、ぶ、ぶ、ぶおおおおおおおぉぉぉぉぉ」 負けてなるか! 「ぶぶ、ぶぶ、ぶ、ぶおおおおおぉぉぉぉ〜〜〜〜」 「ちょっと!○○さん、カーテンの中で着替えてくださいっ!」 わはは、紙のパンツまで脱いでるんだろうか^^ 「niさん、今、カーテンの中で着替えておられますから、そちらがあいたら着替えてくださいね」 よかった〜、先の人がいなかったら同じことしてたかも^^; 待ってる間にもう一発 「ぶぶぶ、ぶおおおおおおお」 「ハイ、niさん、カーテンのなかで着替えてください」 ハイ、よっこらしょと起きて、カーテンのほうへ歩くと、おしりが冷たい ありゃ、なんか出たのね カーテンの中で確認、少し濡れているけど、色も付いてない。 カーテンの中にはティッシュもおいてあって、それでフキフキ パンツはこっちのゴミ箱ね 着替えました〜 「では、外科の前でお待ちください〜」 ありがとうございました〜 ぼーっとしながら歩くうちに、ん?またおならが出そう いや、まて! さっきは紙のパンツだったけど、今は自分のパンツだ! 実弾でないとも限らない!^^; 程なく、外科の前へ すみませ〜ん、検査終わりました〜 「ハイ、ではしばらくお待ちください」 あの〜、ちょっとトイレ行ってきます 「ハイどうぞ」^^ トイレに座って 「ぶおおおぉぉ〜、ぶりぶり」 おお、やっぱり少し実弾が 色も付いてない水が少しでしたが^^; 「niさ〜ん」 あ、呼んでる、どうしよう 「niさ〜ん」 あ、こっちまで呼びにきた は〜い、トイレですぅ〜 あれ?返事がない、行っちゃったのかな? ま、いいや きれいにフキフキ ウオッシュレットも付いてる シャ〜 フキフキ あの〜、niですが、さっき呼んでもらったみたいですけど 「niさんですね、しばらくお待ちください」 「niさん、どうぞ」 ハイ 「きれいなモンですね、何もありません」 あ、昨日、おととい診てくれたセンセだ 「このまま様子を見ることにしましょうか」 そうですね、夕べは痛まなかったし 「CTも見ました、造影もしました、大腸も検査しました、でも、わかりません」 専門の泌尿器科で診てもらっても同じですか? 「泌尿器科でも、これ以上のことといったらおちんちんから入れて見るだけです」 では、様子を見ることにして、また痛くなったら来ることにします 「ハイ、そうしましょう」 長らくお付き合いいただきました病院日記、 結局のところ、あの激痛の原因はわからなかったのですが、 しばらくは座薬を枕元において寝ることにします。 いや〜、病院って、おもしろいところですね^^ ご心配おかけした皆さんにはすみませんでした&ありがとうございます。 おっと、帰りがけに看護婦さんにお願いして、自分のCT写真を記念にもらえないか、頼んでみたんですが、患者さんには渡せないとのこと。 あの、鮮明な画像をもう一度見たかったんですけどね^^ ●終わりじゃなかった 大腸検査も異常なし、あくる日も特に何にもなく過ぎたのですが、月曜日の早朝、 おや?まさか? そうです、同じところ、左わき腹が、じんわりと痛むのです。 いや、でも、これは気のせいで、すぐにおさまるだろう! 痛み止めはもらっているけど、今使ったら、本当に痛いのか、気のせいだったのか、わからなくなるぞ! てなことを考えていたのですが、そんな心配は不要でした。 すぐに痛みがひどくなってきたのです。 やば、やば、座薬、座薬^^ ガサゴソしていると奥さんが 「えー?また痛いの〜?」 ハイ^^; すぐに台所へ行って、コップに水を持ってきてくれました。 アリガト、座薬なんですが^^; 10分ぐらいは痛みが続いたでしょうか?座薬の効き目で痛みはじんわりとしたものに。 もういっぺん、病院いってくるわ。 「そうやね、病院、変えてもらったら?」 ウン、紹介してもらうよう、頼んでみるわ ま、座薬のおかげで、それほど苦しまずに朝を迎えることができました。 病院の診察時間は8時半からです。早めに行って、紹介状書いてもらって、今日のうちに次の病院へいければと思い8時20分ごろ病院へ到着、受付へ。 すみませ〜ん 「ハイ、どうしましたか?」 先週、いろいろ検査してもらったんですが、また痛苦なったんで 「何科ですか?」 胃腸外科です 「わかりました、胃腸外科の診察は、9時半からです、お待ちください」 げっ、1時間もあるじゃん。 ハイ、待たせていただきます〜 あ、トイレどうしようかな〜 朝、一回行ったけど、血が混ざってる風でもなかったし、 また調べるのかな? とにかく待つことにしました。 「お!」 あ! となりの町のおっさん(というか、同い年ぐらいの兄さんです。去年の祭りでいっしょになった人です) 「どしたん」 いや〜、結石みたいなんですよ。先週調べてもらったんだけど、結局わからず、で、また今朝痛み出して^^; 「ワイ、検診で引っかかってしもてな」 そうですか。ま、深くは聞くまい。 「○○さ〜ん」 「お、呼んでるわ」 おだいじに〜 どうやら兄さんも大腸の内視鏡検査のようです。 こちらは経験済み^^ おもしろいこと、いろいろと教えてあげたかったけど、知らないほうが楽しめると思って、ここはぐっとこらえて、ナイショ^^ で、結局こちらが見てもらったのは、11時ごろ 「niさ〜ん」 ハイ、やっとだ 「どうした、また痛いのかぁ」 ハイ、土、日は平気だったんですけど、また今朝痛み出して、座薬入れてます。 「こっちに横になって」 超音波エコーです。 「息を吸って、おなか大きく膨らまして」 すぅ〜 「ハイ、楽にして、今度はこっち、息をすって〜」 すぅ〜 「ハイ、楽にして〜」 はぁ〜 時間が短かったので、「ぴくっ」はありませんでした^^; 「う〜ん、痛いときに見たらわかるかとおもたんやけどな〜」 「どうする?泌尿器科へ行くか?」 ハイ、そうしましょうか 「とにかく、尿を調べよ、今すぐ尿を採ってきて」 いまですか? 「そう、今すぐ」 よかった、さっき、トイレに行きたかったの、がまんしておいて^^ じゃぁ、尿を採ってきま〜す 「このコップに尿を採ってきてください。採り終ったらお待ちください」 ハイハイ じょろじょろじょろ〜 う〜ん、色は普通だけどな〜 ここの窓口に出しておくのね。 もう、慣れたモンです^^ ありゃ〜、11時半だ、もう、次の病院、受け付け間に合わないや。 待つこと45分、 「niさ〜ん」 ハイハイ 「やっぱり血が混じってますね。泌尿器科に紹介状を書きましょう。」 お願いします 「どこの病院にしますか?○○病院?××病院?△△病院? どこに住んでるの?あぁ、それなら○○病院が便利か」 ハイ、○○病院でお願いします。 「泌尿器科行っても、『痛いの、そう、ほっておきなさい』って、言われるかもしれないよ」 えーっ、そんなぁ 「CTも見た、造影もした、大腸も見た、後できることといえば、尿道内視鏡ぐらいですよ。こんなのをおちんちんの先から入れて、」 へぇ〜、そんなカメラがあるんですか? 「ウチにもあるけどね、痛いからあまりやらない」 ひぇ〜〜〜 「じゃ、○○病院に予約入れておくから、CTと、レントゲンと、紹介状もって行ってください」 ありがとうございます。 「niさん、いまから○○病院にFAXで依頼しますけど、いつがいいですか? あ、早いほうがいいです 「わかりました、返事が来るまで、しばらくお待ちください」 ハイ〜 で、結局返事が来たのが1時ごろ 「明日の朝10時に来てくださいとのことです」 ハイ、ありがとうございます。お世話になりました。 ということで、ほしかったCTを借りて帰ることができました。 記念にコピーとっておこうっと でも、さすがにこれを公開するのはやばいな〜^^ さて、明日はどんなことになるのやら(つづく・・・たぶん) ●泌尿器科 行ってきました〜 今朝も、痛かったんですが、もう慣れたもの、最後の座薬をちょいちょいと^^ 予約は10時だから、20分ぐらい前に出れば間に合うし、 と、予約票を見てみると 「予約時間の10〜15分前にお越しください」 げ、急いで行かなきゃ! 途中、渋滞もなく、20分前に到着、受付けを探して、 すみませ〜ん、こちら紹介していただいたんですけど、 「ハイ、紹介状と、保険証を出してくださいね」 ハイ、 お?このお姉さん、見習いって名札が付いてる。 「niさんですね?念のため、電話番号を教えてください」 ハイ、123−456−7890ですっ 「ハイ、結構です。では、この診察券をもって、泌尿器科の窓口へ行ってください。場所、わかりますか?」 ふふん、こっちはこの病院の地図持ってるんだ。 は〜い、この左ですね? 「ハイそうです、おだいじに〜」 左へ行って、このあたりと思うんだけど、初めてのところは迷うな〜。ここか。 お願いします〜、と、診察券と紹介状、レントゲン&CT写真を差し出す。 「ハイ、え〜っと、niさんですね。では、しばらくお待ちください。」 ハイ。 もう待つのは慣れています。 「トイレには行かないようにしてください」 あ、検尿があるのかな? あの〜、水分補給しといたほうが良いですか? 「え?え?え?」 あは、困ってる^^ そこまでしなくて良いですか?^^ 「ハイ^^」 泌尿器科、さすがに年配の方が多いです。おじいさんに娘か奥さんが付き添いっていうパターンが多いです。 中には私と同い年ぐらいの人が一人。きっとあの人も結石なのでしょう。^^ 「niさ〜ん」 ハイハイ、早いな 「今からレントゲン撮ってきてもらいます。レントゲン撮ったらこっちに帰ってきてください。放射線科の窓口わかりますか?」 ハイハイ、と地図を取り出して、 え〜っと、今どこだっけ? 「この通路の次のかどを右です。」 あ、そうですか^^ 「トイレ行っちゃだめですよ〜」 ハイハイ 放射線科、ここだ お願いしま〜す 「ハイ、え〜っと、niさんですね、1番か2番で撮りますから、その前でお待ちください」 1番か、2番て、どっちやねん。 誰も待ってないので、1番と2番のちょうど真ん中で待つことに^^ 「niさ〜ん」 ハ〜イ 「こちらへどうぞ」 お、2番だった。 「ここで上着を脱いで、上は下着だけになってください。下はズボン、ちょっとずらしてもらいます」 え?上は脱いで、下は下着だけ??? 「ズボンは履いていてかまいません」 あは、そうですか。 ん?鍵を閉めてください? 自分でドアの鍵を閉めて置けばいいのね。 ハイ、上脱ぎました〜 「では、ここに横になってください。あ、頭気をつけて!」 無事、頭もぶつけず、横になる。 「ズボンずらしてください」 こんなもんですか? 「もっと♪」 タイツをはいていたので、遠慮なくズリズリ〜 「ちょっと体、触りますよ〜」 そう、前の病院でも、体の位置、骨の位置を確認するのに、体に触るとき、毎回ことわってくるんですね。 どうぞ〜 すっと手というか、指先を当てたのは、ミゾオチと、恥骨のところ。 カメラの位置を確認して 「では、息を軽く吸って〜」 すぅ〜 「はいて〜、はききったところでとめて下さい」 はぁ〜 「カシャ」 ぁ〜 、ありゃ?まだはききってないぞ? 「ハイ結構です」 いいのかな〜^^; 「写真ができたらもって行ってもらいますので、窓口でお待ち下さい」 「niさ〜ん、写真ができたので、これ持って泌尿器科の窓口ね」 ハ〜イ 写真できました〜 「ハイ、こちらへもらっておきます。もう少しお待ち下さいね」 ハイハイ あ、最初座っていたところ、ほかの人が座ってるじゃん。 あ、あっちにたくさん椅子が空いてるし、 ここなら、呼ばれても聞こえるでしょう。 しばらくすると、この空いた椅子にも何人かやってこられました。 おじいさんとその奥さんです。 「おとーさん、紙コップに名前書いて」 「これ、住所まで書くんかい?」 カラン ん?なんか落ちたみたいです。あ、マジックのキャップ はい、これ、落ちましたよ〜 「あら、すみません。おとーさん、キャップが落ちましたよ」 「ん?キャップ?あーっ、手にマジックが付いた〜」 「これで拭いて」とティッシュ 「あかん、取れへんわ、あっちこっちに付きよる」 「もう、洗面所で洗うたら取れますから、はよ名前書いて下さい。書いたらあそこのトイレで、少しでもええそうやから出してきてください♪」 ぅぷぷ、日記のネタに使えそう^^v (つづく) ●泌尿器科待合室 さっきのおじいさん、といっても定年されて間なしぐらいなのでおじさんと呼びましょう。 おじさんがトイレへ行っている間に、奥さんから話しかけてこられました。 「男の人って、泌尿器科、仕方ないんですね〜」 え?あ、前立腺ですか? 「ええ、みんなそうみたい。うちのおとーさん、大きいといっても中くらいなんですけどね」 あはは、中くらいって^^ 私は、結石みたいなんです〜 「あら、結石ですか!あれは痛いんですってね〜」 ええ、ちがう病院で、泌尿器科じゃなかったんですけど、いろいろ検査してもらっても石が見つからなかったんで、こちらを紹介してもらったんです。 「ほんとぅ、ウチの娘婿も、四国で開業医しているんですけどね、結石で、もう、ひどい痛みだったそうですよ。それは、石が出てきたみたいですけど」 わー、よかったですね〜 「ウチのおとーさん、二つのこと言われたら、もうダメ、すぐに忘れてしまうんです」 あはは、私も忘れっぽいですよ^^ 「昔のことはよ〜くおぼえてるんですけどね」 そういわれると、私も、若い子たちと話しているとき、あ〜、昔話しているって思います^^; 「定年してね、おとーさん、校長センセしてたし、私立と公立と両方いってたから、両方から年金がもらえて、お金と暇はあるんですけど、おしっこが近いからどこへも行けないんです。あ、戻ってきた!ねー、おとうさん」 「ん?あぁ」 男は無口です^^ 「niさ〜ん、1番へお入り下さ〜い」 あ、では、お先に〜 診察編につづく〜 ●診察 こんにちは 「ハイ、こんにちは、どうされました?最初に前の病院に行かれたんですか?」 あ、いえ、最初は夜間病院へ、あの、 確か、木曜日の3時半ごろ、痛み出して、5時ごろ夜間病院へ行って、レントゲン撮ってもらったんですけど、CTで見てもらったほうがいいっていう事で、先の病院、胃腸外科なんですけど、で、木曜日にCTと超音波エコーで見てもらったんですけど、石が見つからなくって、金曜日に造影してもらったんですけど、やっぱり見つからなくって、土曜日に大腸の内視鏡検査してもらって、異常なくって、あ、土、日は、いや、木、金と痛くて、土、日は痛くなかったんですけど、月曜日にまた痛くなって、座薬を入れて、それでもう一回前の病院へ行って、そこでこちらを紹介してもらって、今朝も痛かったんで座薬を入れてます。(日記でおさらいしてたから、記憶は鮮明!聞くほうはたまらんだろ〜な〜^^) 「では、超音波エコーで見てみましょう」 ハイ、お願いします。 でもな〜、超音波は何回も見てもらってるし、わかるのかな〜 「では、前で少し待ってて下さい、トイレ行っちゃダメですよ」 ハイ、少し、したくなってきた。 「どうでした?」さっきの奥さんです^^ いえ、まだ何にも診てもらってないんです。超音波で検査するって。 「そう、ウチのおとーさん、若いころはいろんなところ、それこそ世界中行ってたんですけどね、こうして定年になって、京都もぜ〜んぶ見て回ろうって言ってたんですけど、行きたがらないの、そう、おしっこが近いから^m^。ねぇ、おとーさん」 「ん?あぁ」 「結石はねぇ、知っているうちで2人、いや、3人かかってます。そりゃあひどい痛みですってねぇ。娘婿、開業医だから休めないって言ってたら、次の日、コロンって石が出てきたそうなの」 よかったですね〜 「そう、ほんとに、代医頼もうかって思ってたら、代わりがいないでしょ、大きな病院だったら休めるんだけど、お正月も元日だけ帰ってきて、すぐにとんぼ返り、ずっとポケットベル持ってて、自分の患者が待っているからって、すぐに帰っちゃうの。まぁ、自分で選んだ仕事だから、仕方ないって言ってますけどね」 わぁ〜、お医者さんって、大変なんですね〜 テレビとかで見るのは、お金いっぱいもらって、高級な車乗り回してっていうようなところしか見えませんけど、大変ですね〜 「そうなの、そういうのはできるけれど、でも、休めない」 あは、やっぱり高級外車、乗ってるんだ^^ ほんと、退屈しません^^ では、超音波につづく〜 ●超音波(きわどい表現にご注意) 「niさ〜ん、2番へお入り下さ〜い」 ハイ、では行ってきま〜す 「お大事にね」 「では、荷物をそこへ置いて、そこに横になってズボンとパンツを少しずらしてもらいます」と、看護婦さん あ、ハイハイ。おしりはこの辺かな? 上をまくって、ズボンとパンツをズリズリ、これくらい? 「もう少し」^^ これくらい?^^; 「もう少し」^^ じゃ、これくらい? 「もう少し」^^ う〜、ヘアはもう見えてます。 これくらい? これ以上ずらすと、せがれが〜 「ハイ、結構です^^」 ほっ カーテンを閉めて、看護婦さんはあちらへ・・・ 「じゃ、見てみましょう」さっきのセンセです。 「はい、息を吸って、おなか膨らまして〜」 もうなれたもんです。 すぅ〜、んぐ せがれの付け根というか^^、膀胱の辺りをちょっと見て 「あ、石ですね♪」 えっ?もう見つかったの?まさか! 見つかったんですか? 「ハイ、これは石です」 「ちょっと、ここ拭きますから、うつ伏せになって下さい」 看護婦さんが、フキフキ よいしょっと、うつぶせ〜、ズボンとパンツを極限までずらしているので、半ケツ状態^^; 背中から腎臓の辺りを、右、左 「ちょっとだけ腫れてるかな?」 「ハイ結構です」 えーっ?もう終わり? 「拭いてもらって、表で待っていてください」 服を直して、診察室から出ると、さっきのおじさんと奥さんはいません。診察してもらっているのでしょう。 ガラガラ〜 あ、出てきました。 どうも〜 「あら、上着がちがったのでわからなかった^^」 「どうでした?」 石が見つかったんです 「まぁ、よかったわね〜」 ハイ、一安心です。 「それで、どうされるの?出てくるの?砕くの?」 いや、まだ、それは聞いてません。 「そう、でも、見つかってよかったわね〜、おとーさん、石が見つかったんですって」 「ん?あぁ、そう、」 ありがとーございます〜^^ 「娘婿はねぇ、砕いたのよ。なんていうんだったかしら?あー、そういうことが思い出せないのね〜」 衝撃波とかいうやつ 「そう、何とかいったのよ〜、あ、おとーさん、次呼ばれたら駐車券出してね、それでね、次の日に石が出て、もう、患者さんに痛い顔見せられないでしょ、そしたら石が出てきて、座薬でも痛みがひかなかったっていうから」 「○○さ〜ん」 「あ、おとーさん、呼んでますよ、駐車券、駐車券」 「わかってるって」 では、早く直して、いっぱい旅行いって下さいね〜 「ありがとう」 お大事に〜 「お大事に〜」 面白おかしく書いてしまいましたが、この奥さん、とても上品な方でした。 「niさ〜ん」 は〜い 「やっぱり石ですね」 あれだけ検査して見つからなかったのに。どこにあったんですか? 「膀胱の入り口のところ、ちょっとわかりにくいかな」 えと、腎臓と、膀胱つなぐ管の、膀胱側? 「そう、このあたり」 内臓が描かれた絵の膀胱の下あたりに印をつけてくれます。 あれ?そういえば、CTでも膀胱の下あたりに石みたいなの写ってたぞ。 管って、下から来てるのですか? 「そうですよ」 そうなのか、膀胱の上から入ってくるものと思ってた。 大きさはどれくらいですか? 「う〜ん、6〜7mmってとこかな」 小指の先ぐらいかな? 「で、これをどうするかですが、」 そうそう、そこが気になるところ! 「しばらく様子を見ましょう」 えーっ!痛いのが続くの〜? 「石を小さくする薬を出しておきますから、それで出てしまえばヨシ、1週間経って出なかったら取り出すことになります。 取り出すといっても、おなかを切ったりはしません。衝撃波といって、ほら、奥の部屋からカンカン聞こえてるでしょう。あれで体の外から砕きます」 そうですか、あ、痛み止めの薬、お願いします。 「ハイ、出しておきます。石が出たかどうか、トイレのとき注意しておいて下さい。 来週13日、来られますか?いいですね?では、9時半に来て下さい。 石がわかったので、このCTとレントゲンももう要りませんから、お返しして下さい。あ、お手紙書きますから、それといっしょに返してください。」 ハイ、わかりました。ありがとうございます。 「niさ〜ん、これ持って、会計のところで支払いして下さい。お薬出てますからね♪」 ハイ、ありがとうございます。 あれ?写真返すとか言ってたけど、あっちでかな? と思って会計窓口のほうへ歩いていると後ろから 「niさ〜ん」 あはは、ハイハイ 「これ、写真とお手紙です。前の病院のセンセにお返し下さい」 あはは、やっぱり忘れてたのね。 会計も済まして、お薬ももらって、ようやく一安心 ん?待てよ? 石の大きさは、6〜7mm、それが膀胱の手前で引っかかってる。 それが取れたとして、まずは膀胱に落ちるんだよね。 外に出てくるには、膀胱から先へ・・・ んんん? 膀胱から先に、6〜7mmが通るんだろうか? いや、そんなのが膀胱から先に引っかかったら・・・ 今のままなら、痛いのは座薬で何とか切り抜けられるけど、 先に詰まっておしっこ出なくなったら・・・ 一抹の不安を残し、結果は1週間後、さて、どんな展開になりますことやら 何はともあれ、石が見つかって、一安心です。 ●顛末記 ま、不満を言えばキリがないんですけどね^^ 最初の夜間病院、 レントゲンで見つけた石は、フィルムの傷だったし、 夜間病院のセンセが最初から泌尿器科を紹介してくれてたら、 あんなにいろいろな検査を何日もかける必要はなかったわけだし、 病院を決めるとき、一番近い病院をえばなかったら、泌尿器科のある病院だったらもっと早くわかっていたわけだし、 胃腸外科のセンセがもう少し結石の知識があったら、最初の超音波エコーで見つけられてたはずだし。 1800ccも下剤を飲まなくてもよかっただろうし。 でもですね、^^ 結局は皆さんのおかげで、いろいろな面白い経験ができて、 超音波での「ぴくっ」もあったし、 CTで体の断面見れたし、(せがれも)^^; 大腸検査で、異常なかったのも、一安心 いえ、痔で時々出血してましたから、本当に痔だけかなって、不安もありました。 その後、大笑いするような爽快な放屁もしたし。 ゆっくり会社休んで、日記もいっぱい書けたし^^ ホント、不幸中の幸いとはこのことですね^^ 1週間後が楽しみです。 ●顛末記 ま、不満を言えばキリがないんですけどね^^ 最初の夜間病院、 レントゲンで見つけた石は、フィルムの傷だったし、 夜間病院のセンセが最初から泌尿器科を紹介してくれてたら、 あんなにいろいろな検査を何日もかける必要はなかったわけだし、 病院を決めるとき、一番近い病院をえばなかったら、泌尿器科のある病院だったらもっと早くわかっていたわけだし、 胃腸外科のセンセがもう少し結石の知識があったら、最初の超音波エコーで見つけられてたはずだし。 1800ccも下剤を飲まなくてもよかっただろうし。 でもですね、^^ 結局は皆さんのおかげで、いろいろな面白い経験ができて、 超音波での「ぴくっ」もあったし、 CTで体の断面見れたし、(せがれも)^^; 大腸検査で、異常なかったのも、一安心 いえ、痔で時々出血してましたから、本当に痔だけかなって、不安もありました。 その後、大笑いするような爽快な放屁もしたし。 ゆっくり会社休んで、日記もいっぱい書けたし^^ ホント、不幸中の幸いとはこのことですね^^ 1週間後が楽しみです。 ●会社にて 喫煙室でタバコ吸ってたら、ぶちょーが 「niさん、どうだったんですか?」 ぶちょーは私より1つか2つ、年上なのですが、入社が私のほうが早いので「さん」づけで呼んでくれます^^ ハイ、ご心配おかけしました。尿管結石です。 「おお!でも、そうして立っていられるんだったら大したことなさそうですね。ボクは、腎臓結石で4回病院行ってますから」 げげ〜、4回も 「レーザーで砕くって言ってましたけど、あれ、どう考えてもレーザーじゃありませんね」 レーザーだったら焼けちゃうでしょ^^ 「一度だけ、先っちょから、カメラを入れられましてね、あれは痛かった」 うわ〜 「婦人科にあるような、足を開いて座るベッド、あれに何もはかずに寝かされて、そのまま30分ほど待たされてね、看護婦がこっち見てクスクス笑ってましたよ、縮こまってたし」 ひぇ〜 「そしたらね、ボールペンぐらいの太さのカメラ、入れられてね、3日ほどトイレが痛かった」 ぎゃ〜〜〜〜 そんなの、絶対入らない〜 日々、不安が募ります・・・