修行者
ソフトウェア
スペルを入力します。
意味をコピペ or 入力します。
追加/更新ボタンをクリックします。
Windowsプログラミングの練習を兼ねて作成した単語帳です。
主に、オンライン辞書などで単語を調べた際のメモ的な使い方を想定しています。
辞書ファイルはCSV形式で保存/読み込みされますので、Excel等での編集や印刷、
他のソフトで作成した単語リストの読み込みが可能です。
必死に辞書を引きつつ英文を読んでいると、「ついさっき調べた単語なんだけど意味が思い出せない…」っていうの多いですよね?
で、後で復習しようとメモ帳なんかにコピペもいいんですが、調べた事自体忘れていて、同じ単語を何度もコピペしてしまうことも多々。
もちろん、賢い(重い)ソフトを使えばもっとスマートにできると思いますが。
ということで、単純にコピペだけで単語帳を作ってくれるソフトです。主な機能としては、
- (当然ながら)単語登録/削除
- スペル最初の数文字入力で候補表示、補完
- 意味から単語を検索
- 単語の読み上げ
- 忘却曲線を用いた暗記モード(スペル→意味/意味→スペル)
- 忘却曲線のグラフ、半減期(習熟度)のヒストグラム表示
- 邪魔にならないサイズ、最前面、半透明表示
- リスト上でポップアップ表示
- CSV形式の辞書
- 外部辞書ファイルを追加読み込み
基本的にこれ以上の機能はありませんが、辞書ファイルはcsv形式(コンマ区切りのテキスト)なので、一般的な表計算ソフト等で読み込み、編集が可能です。
後は煮るなり焼くなりご自由に
意味を確認
どれか一つの単語が選択されます。
まず意味を思い浮かべてみて、解答ボタンをクリックで確認です。
覚えていたら「○」ボタン、忘れていたら「×」ボタンをクリックです。
スペル選択
意味が表示されるので、左のリストから答えを選択します。
マウスの場合はダブルクリック、
キーボードの場合は数字キーで選択、Enter/スペースで決定します。
スペル入力
意味が表示されるので、対応する単語をスペル入力欄に入力します。
スペース / Tab / Enter キーで、入力をショートカットできます。
例えば正解が"apple"なら"app"のように先頭の一部分だけの入力でも構いません。
出題のしくみ
いわゆる忘却曲線を意識しています。
最も忘れている可能性の高い単語を最優先で出題します。
適宜忘却率を補正していくので、使い込むほどに的確な単語が
出題されるようになるはずです。
逆に、適当にクリックしていると適当な出題になってしまいます。
- 選択した単語の情報
-
- 太い曲線
-
現在選択している単語の忘却曲線です。
X方向が経過時間、Y方向が記憶率です。
ただし登録直後の単語などは、記憶率が固定(水平)になっています。
- 赤い縦線
-
この単語を前回出題してからの経過時間です。
前回の出題から時間が経つほどに、右に移動します。
- 赤い横線
-
この単語の現在の記憶率です。
暗記モードでは、これが最も低い単語から出題していきます。
- 黒い縦線
-
この単語の半減期(半分忘れるまでの時間)です。
これが右にある単語ほど、よく覚えていることになります。
- 黒い横線
-
記憶率1/2の座標です。
経過時間は最も半減期の長い単語を基準にした相対座標、記憶率は0〜1です。
- 半減期の分布
-
- 棒グラフ
-
登録単語全ての半減期のヒストグラムです。
左に山がある→覚えていない単語が多い。
右に山がある→覚えた単語が多い。
経過時間は忘却曲線と同じ座標、高さは最も頻度の高い部分を基準にした相対座標です。
SAPIのインストール
ランタイム付属版に同梱のSAPI51TTS.msiを実行します。
デフォルト音声の選択
コントロールパネル→音声認識(またはスピーチ)から、音声を選択できます。
Microsoft Maryがオススメです。
CSV形式(コンマ区切りのテキスト)です。
大抵の表計算ソフト等で読み込めます。
各フィールドは、
{スペル},{意味},{最後に出題した日付(秒単位まで)},{半減期(秒単位)}
の順で書き込まれています。
外部ファイルの読み込みに関しては、
{スペル},{意味}
のような形式でOKです。アルファベット順に並んでいる必要はありません。
とりあえずスペルが存在していれば読み込みます。
文字列中にコンマ、改行などを含めるには、文字列を「"」で囲みます。
「"」自体は、「""」で表します。
例
ant,アリ
bear,"熊
〜を運ぶ
〜に耐える、〜を支える"
cat,猫
double quotation mark,"二重引用符("")"
- 0.1 2005/04/26
- 0.1a 2005/05/10
- ウィンドウ最大化時にコントロールがリサイズされないのを修正
- 最下段にある単語が、候補選択時に隠れてしまう事があるのを修正
- 実行ファイルのアイコンを変更
- 0.1b 2005/05/14
- 候補選択時、スペル前後のスペースを無視するようにした
- csvファイルの行区切りをCRLFに変更
- 更新アイコンの位置が微妙にずれるのを修正
- 0.2 2005/05/20
- 検索機能を付けた
- ツールチップを付けた
- スペル入力欄、単語一覧でIMEをOFFにするようにした
- 候補検索を改良
- マルチバイト文字の扱いを慎重にした
- 小さいサイズのアイコンを修正
- 0.2a 2005/05/21
- 大/小文字違いの単語があると、表示と内部での不一致が起こる事があるのを修正
- 0.2b 2005/05/27
- 検索ボックスのスタイル関連の修正。
- 検索用スピンコントロールを付けた。
- 0.3 2005/06/01
- 暗記モードを付けた。
- 辞書ファイルの項目を追加。
- iniファイルを作成するようにした。
- 0.31 2005/06/05
- 0.4 2005/06/09
- 単語読み上げ機能を付けた。
- キーボードでの入力がやりにくくなっていたのを修正。
- 辞書ファイルのバックアップ手順を丁寧にした。
- 0.4a 2005/06/17
- 0.5 2005/06/22
- 辞書ファイルを柔軟に読み込めるようにした。
- 辞書のマージ機能を付けた。
- 忘却率周りの調整。
- 0.5a 2005/06/25
- 定着率廃止。単語ごとに半減期を設定する方式にした。
※以前の辞書ファイルは、定着率部分の解釈が変になるかと思います。
- INIファイルも無くした。
- 0.51 2005/06/26
- 半減期の表示がクリアされない場合があるのを修正。
- スペル暗記モードで、解答の前にも記憶率などを表示するようにした。
- 0.59 2005/06/28
- グラフ表示機能を付けた。
- 忘却率周りの調整。
- 暗記モードでは、単純に最も記憶率の低い単語から出題するようにした。
- 0.59a 2005/06/30
- グラフ上で単語数と経過時間をツールチップ表示するようにした。
- 0.6 2005/07/01
- 0.6a 2005/07/03
- レイアウトマネージャを変更。
- 半透明化機能を付けた。
- 0.62 2005/09/07
- グラフ上のツールチップでの秒単位表示を復活。
- 意味欄でのツールチップ表示。
- 0.63 2005/11/27
- 暗記モードでの辞書ボタン、ツールチップの挙動の修正など。
- スペル入力欄などでそれぞれIMEのON/OFF状態を保持するようにした。
- 初出題の単語をランダムに選ぶようにした。
- 0.64 2005/12/04
- 0.7 2005/12/31
- スペル入力暗記モードを追加。
- 暗記モードでの正誤アイコンを追加。
旧バージョン一覧