文字列変換ツール【TextConvertor】

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目次
  1. はじめに
  2. 動作環境
  3. インストール
  4. アンインストール
  5. 画面説明
  6. 基本操作
  7. 注意事項
  8. 連絡事項
  9. 更新履歴
1.はじめに

 このツールは、文字列(ASCII)を2進,8進,10進,16進に変換するツールである。
 また、各進数同士での相互変換にも対応している。
 文字列としてではなく、数値として進数変換することもできるようにしている。
 変換する文字列は、ファイルから読み込みことが出来、変換結果をファイルに書き出すことも出来る。


2.動作環境

 ●対応OS
   日本語版 Windows 2000/XPに対応。
   その他環境につきましては、動作確認をしていないため、動作の保証はしない。
   対応環境以外での使用については、使用者の責任の下、行うこととする。


3.インストール

 ●本体
   本ツールが格納されているフォルダを取得し、そのフォルダごと、任意の場所に格納してから使用すること。
   レジストリへの書き込み等を全く行わないため、そのまま使用可能。
   ただし、フォルダ内のファイルを削除または移動した場合、動作の保証はしない。

 ●.Net Framework 1.1
   本ツールは、.Net Framework 1.1 の協力の下、作成している。
   そのため、本ツール使用の際には、.Net Framework 1.1 が必須となる。
   .Net Framework 1.1 をインストールしていない場合は、以下より取得し、インストールすること。
    Microsoft .NET Framework Version 1.1 再頒布可能パッケージ


4.アンインストール

 ●本体
   インストール時に任意の場所に格納したフォルダを丸ごと削除するだけ。

 ●.Net Framework 1.1
   .Net Framework 1.1 については、インストールしていても問題ない。
   気になる場合は、[アプリケーションの追加と削除]より削除すること。

    (1) <スタート>ボタン →[設定]→[コントロールパネル]を選択
    (2) [アプリケーションの追加と削除]を選択
    (3) .Net Framework 1.1 を選択し、<削除>ボタンを押下


5.画面説明

 ●初期画面
初期画面    テキストボックス
   変換する文字列を入力(コピペも可能)。
   また、変換後の文字列の表示も行う。
   ファイルから読み込む場合は、下記の2通りで行うことが出来る。
    ・ [ファイル]→[新規作成]→ ファイルを選択
    ・ テキストボックスにファイルをドラッグ&ドロップ
 変換
   変換する形式の選択。
   テキストボックス内の文字列を、チェックした形式に変換する。
   選択直後に実行される。
 区切り
   ASCII文字1文字分に対する、各形式の表示形式の選択。
   各形式は、設定画面で設定した桁毎に、区切りを変えることが出来る。
   選択直後に実行される。
 <CLEAR>ボタン
   テキストボックスの表示を白紙にする。
 文字変換:チェックボックス
   チェック有:文字変換として、各処理を行う。
   チェック無:数値変換として、各処理を行う。
 詳細:チェックボックス
   ASCII文字列表示時で、特殊文字とされる文字について、可視状態にする。
   ※ [ヘルプ]→[ASCII特殊文字一覧]にて確認することが出来る。
 ヘルプ
   [ヘルプ]→[ヘルプ]にて、本ドキュメントを表示。
 バージョン情報
   [ヘルプ]→[バージョン情報]にて、バージョンを確認することが出来る。


 ●桁設定画面
桁設定画面    桁設定画面の表示
   初期画面より、[表示]→[オプション]で表示。


 [桁数]
  桁数:2進数(BIN)
    2進数(BIN)のASCII1文字分の桁数を設定。
     ※ 最小値:8
  桁数:8進数(OCT)
    8進数(OCT)のASCII1文字分の桁数を設定。
     ※ 最小値:4
  桁数:10進数(DEC)
    10進数(DEC)のASCII1文字分の桁数を設定。
     ※ 最小値:4
  桁数:16進数(HEX)
    16進数(HEX)のASCII1文字分の桁数を設定。
     ※ 最小値:2
  <表記OFF/ON>ボタン
    数値の前に表記文字を付加する or しない。
  <初期値>ボタン
    各桁数を初期状態(最小桁数)に設定。

 [表記]
  表記:2進数(BIN)
    2進数(BIN)の前につける標記文字を設定。
     ※ 初期値:0b
  桁数:8進数(OCT)
    8進数(OCT)の前につける標記文字を設定。
     ※ 初期値:0o
  桁数:10進数(DEC)
    10進数(DEC)の前につける標記文字を設定。
     ※ 初期値:0d
  桁数:16進数(HEX)
    16進数(HEX)の前につける標記文字を設定。
     ※ 初期値:0h
  <初期値>ボタン
    各桁数を初期状態(最小桁数)に設定。
  <表記OFF/ON>ボタン
    数値の前に表記文字を付加する or しない。
  <CLEAR>ボタン
    各項目を消去する。

  <OK>ボタン
    設定した内容を反映させ、初期画面に遷移。
  <キャンセル>ボタン
    設定した内容を破棄し、初期画面に遷移。


 ●ASCII特殊文字一覧
ASCII特殊文字一覧    ASCII特殊文字一覧の表示
   初期画面より、[ヘルプ]→[ASCII特殊文字一覧]で表示。


 ●バージョン情報画面
バージョン情報    バージョン情報の表示
   初期画面より、[ヘルプ]→[バージョン情報]で表示。


6.基本操作

●変換

 1.文字変換
   (1) 本ツールを起動し、「初期画面」を表示。
   (2) 「文字変換」チェックがついていることを確認。
   (3) 変換する文字列の形式を「変換」欄にて選択。
   (4) 変換する文字列をテキストボックスに入力。
   (5) 変換したい形式を「変換」欄にて選択。
   (6) 変換した結果の表示方法を「区切り」欄にて選択。


 2.数値変換
   (1) 本ツールを起動し、「初期画面」を表示。
   (2) 「文字変換」にチェックが外れていることを確認。
   (3) 変換する文字列の形式を「変換」欄にて選択。
   (4) 変換する文字列をテキストボックスに入力。
   (5) 変換したい形式を「変換」欄にて選択。
   (6) 変換した結果の表示方法を「区切り」欄にて選択。


●各処理のショートカット
  「変換」および「区切り」操作については、全てキーボードで実行できるようになっている。
  各ショートカットキーについては、「初期画面」のメニューを参照すること


7.注意事項

●文字列変換
 ◆桁について
   各形式にて設定した桁と合っていない文字列は、変換されない。
   そのため、上位桁に0を入れて桁を合わせるか、桁設定で合わせること。
   桁数の異なる文字列が混在している場合は、変換できない。


 ◆文字列について
   変換対象の文字列は、半角英数文字のみとなる。
   そのため、日本語文字列を変換した場合、変換結果は保証できない。


●数値変換
 ◆上限値について
   数値変換において、各形式ごとに上限がある。
   そのため、大き過ぎる値を変換するとエラーとなる。


●設定ファイル
  初期起動時以降に、本体が格納されているフォルダに設定ファイルが作成される。
  これは、終了時の設定情報を格納しているファイルのため、削除・変更等は行わないこと。


●各種エラーについて
  各種エラーは、全てダイアログにて表示される。
  エラー内容をダイアログより確認し、操作を調整すること。


●起動時エラー発生
  下記エラーダイアログが表示される場合、.Net Framework 1.1がインストールされていないために発生する。

    エラーダイアログ

  上記 .Net Framework 1.1 関連を見てください。


8.連絡事項

  ●本ソフトウェアは現在フリーウェアです。各自の責任において、ご自由にお使い下さい。

  ●転載および再頒布は自由です。(転載後でも結構ですので連絡をもらえるとうれしいです)

  ●このソフトウェア「TextConvertor」の著作権は「ぷち」が有します(含リソース)。

  ●このソフトウェアを使用することによって生じた、いかなる損益についても、
   作者は責任を負いかねますのであらかじめ御了承下さい。
   使用者の自己責任の下、このソフトウェアを使用してください。
   なんらか弊害が発生する場合は、ただちに使用を取り止めてください。

  ●正常に結果が得られない場合、作成データや結果データを疑う前に、このソフトウェアを疑ってください。
   Bugはないと思われますが、可能性は0ではないことを認識して下さい。

  ●このソフトウェアを使用方法がわからない、不明な場合、この説明書から読み取ってください。
   それでも理解できない場合、ソフトウェアを操作しまくって使用者自身で理解してください。

  ●このソフトウェア自体は、作成者の都合により勝手にバージョンアップします。
   その際の連絡・通知はないので、定期的に取得元よりバージョンを確認して下さい。

  ●その他、追加要望,不具合情報がありましたら、メールもしくはHP掲示板にて連絡して下さい。
   対応するかどうかは微妙ですが。。。


9.更新履歴

●ver.1.00

製作

ぷち開発室
ぷち
soft_puchi[at]yahoo.co.jp
http://hp.vector.co.jp/authors/VA042874/
以上