有料シナリオは可能か? 現在公開されているCardWirthシナリオは、大昔に存在したごくごく一部の例外を除きほぼ全てフリーウェアです。 これは善意の製作物であるということと同時に、バグ修正などユーザーサポートが多少おろそかでも 問題にされないということを意味します。 普通はそれで作者プレイヤーの双方が円滑に何の問題も無くやっていますが、金銭を介したやりとりが 成り立つものかどうか色々と考えてみました。 シナリオ作者の製作報酬について一石、とはいかずとも砂の二、三粒ぐらいは投じてみます。 ■シェアウェアを作るなら ユーザーサポートは当然万全にする。 出来ることなら利益はなるべく素材屋さんに還元したい。 1シナリオの値段は数百円が上限。ただ、プレイヤーにとっては値段よりも購入する手間がネックか。 そもそも私自身シェアウェアを購入したことがない。また、多少なりとも個人情報のやり取りになるだろうから 大手企業が相手ならともかく、個人を相手にそういうことをしたくない人は多いと思う。 以上と、これまでの自作品のダウンロード数から予想される販売数は100未満と考えられる。 また、購入した作品をアップローダーでばら撒かれることは目に見えている。 その場合私は泣き寝入りすればいいとしても、素材作者さんの二次配布禁止ルールに抵触してしまう恐れがある。 そういった悪質な購入者を追跡、特定するシステムもあるだろうが そこまでどろどろしたことを趣味に持ち込みたくない。 ■GoogleAdSenseを利用するなら 基本的に私はサイトに表示される広告が嫌い。専用のページを別に用意してWeb拍手かお金の要らない投げ銭感覚で 閲覧者にクリックするようお願いする方式を取る方式なら邪魔にならずにすむ。 あまり長く設置していても仕方が無いので、シナリオ公開直後から数ヶ月間だけ設置。 広告料は1クリックあたり7円〜1万円超まであるらしいが、恐らく個人の小規模サイトでは数十円が限度のはず。 ただのお礼クリックなので広告内容をサイト内容に合わせる必要が無いのは利点。 予想されるクリック数は1シナリオあたり数百回。 同一人物が連続して数百〜数千回クリックし続け、規約違反に追い込む悪戯(AdSense狩り)があるらしい。 これに狙われるとAdSenseアカウントを停止させられたり、とても厄介。どろどろしたことで頭を悩ませるのは煩わしい。 ■Amazonアフィリエイトを利用するなら 前述のように私はウェブ広告が嫌いだけど、記事内容が購入レビューなど商品と関係のある場合は嫌いではない。 むしろ商品の見た目などが把握できるのは記事を読む際に分かりやすい。 でも私にはネットで物を買う習慣があまりないのでリンク先をクリックするだけ。購入はしない。 リンクから購入された金額の最大7%が配当となるらしいが、私は購買意欲を刺激するような記事を書くつもりが ないので、配当は殆ど見込めない。 作った場合は、自分で使うためのAmazonリンクになるだろうけど、それはそれで構わない。 ■CardWirth関係に時間を使うのを一切やめてアルバイトする 本来と趣旨変わってるけど、比較対象として。 以上のどれよりも楽に、確実に儲かる。お金が目的ならこれが一番。 2009/07/09 # 書きかけで放置していたテキストを放出。ほぼ箇条書き。 # アイデアは積極的に消費していったほうが新しい発想が出てくると思うので。 # ちゃんとした結論を出したかったけど、これ以上考える気も起きない。