シナリオ内降水確率 梅雨らしい天気が続いていてふと考えたこと。 シナリオ中で雨が降ると高確率で洪水が起きて橋が流れる気がする。 それはちょっと言い過ぎとしても、雨が冒険者の進路を妨害する以外に使われているのを見ることは少ない。 でも小道具としての雨はもっと多様な使い道があると思うのです。例えば ・火が使えない  紙切れ程度なら発火の呪文で燃やせるとしても、夜間の光源として松明が使えないのは大きい。 ・地面に残った足跡や匂いを消す  雨は逃亡者の有利に働く。逃亡者は雨天時を狙うかもしれないし、追跡者は雨が降らないうちにと焦るかもしれない。 ・暗い心中描写と連動させる  古典的手法。その後で日差しの回復と心境の変化を連動させることも多い。 ・日付の経過を感じさせる  台詞パターンを日に応じて頻繁に変えるのは大変なので、雨の日でも作ってリピート感を軽減する。 私はこれ以上は思いつかないけど、まだまだいろんな使い道があるに違いない。 けど「この雨の演出効果は…」とかそんな深いことはあまり考えなくていいと思う。 もっと軽い気持ちで何となく雨を降らせた方が絶対いい。だって現実の雨ってそういうものだし。 とりあえず降らせてみてから、雑談のネタにするなり雨らしいミニイベントを加えるなりすればいいじゃない。 2009/07/09 # 書きかけテキスト放出シリーズ。 # 時間をかけて練りこんでいると梅雨が明けてしまいそうなので早めに見切り。