第7回鈍色の箱考察 今回のネタは初の3桁得票が出現した鈍色の箱(http://sn.kokage.cc/nibu6/poll/)について。 幾つか感じたことをメモしておきます。 ■得票数グラフ 棒4つで10票。2.5で割って四捨五入。 アゼリナ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||| 108 ヤシャ |||||||| 21 早馬  |||||||| 19 雪山巨人||||||| 17 薄紫  |||||| 16 おおきな|||||| 14 猿省察 |||||| 14 鬼獣帝 |||||| 14 パレンケ|||| 11 命   |||| 11 ■雑感 第4回に並ぶイレギュラーな回。アゼリナが投票数の50%という想像を遥かに超える得票数を獲得した。 その結果2位以下が僅差で団子状態となった。2〜4(5)位は同率2位の印象。そう考えると順位はほぼ順当か。 投票者数の5〜6%で10位入賞は前回に続き例年通りの基準に見えるが、 第5、6回の投票者数約130人が今回200人に増えたことからアゼリナ単独票の層が およそ2〜3割程度存在すると推測できる。これを加味すると例年通り〜やや厳しめかも知れない。 ■個々の作品に関して 1位『アゼリナを翔る者達』は内容以前に、圧倒的な物量とABCさんのネームバリューもあるので 相当伸びると考えていたが、それに加えて前述の単独層の新規開拓があったため予想を大幅に上回る結果となった。 また4位『雪山の巨人』、6位『おおきな王子様』の2合作がランクイン。 過去の『冒険活劇三部作』を鑑みても、合作であることの話題性はプレイヤー数増加に繋がり、 そのため得票数に多少貢献することが伺える。 何も足さず何も引かない正統派冒険シナリオの雪山は完成度が高く、もっと伸びても良かったかも知れない。 6位『彷徨いの迷宮の鬼獣帝』が奮わなかったのは最短距離でクリアした人が続出したためと推測できる。 マルチルートによるイベントスルーという問題点は『アゼリナ』でも同じだが、 後者はそれを補って余りある物量という解答を示している。 ちなみに、私の投票した作品はアゼリナ、ヤシャ、雪山の3作品。次点で早馬と鬼獣帝。 やっちんはなんとも言えない雰囲気の良さと新規参入のjimさんを応援するつもりで。 2009/08/21