ワールドカップを見ていて考えたこと ■サッカーについて考え始めたけど そもそもサッカーに限らず、CardWirthシナリオ中でスポーツを見かけることは意外と少ない。 時代考証をしたわけでなく単に私のイメージだけで物を言うと、 中世ヨーロッパならテニスや各種フットボールぐらいあってもいい気がする。 生活に余裕のある富裕層にしか普及していないのかも知れないけど、 レシェさんの『キャッチボール』(http://reshe.cside.com/shinario4.html) のような前例もあるし、庶民のスポーツがあってもおかしくはないと思う。 とすると、必要な道具や設備の少ないドッジボール、サッカー、バスケ辺りが妥当か。 この辺はオリジナルのスポーツを捏造してしまったほうが融通が利いて良いかも。 ■CardWirthでスポーツゲーム CardWirthではアクション要素を表現できないから、スポーツそのもののゲーム性に焦点を当てるのは難しい。 采配を振るう(=コマンド入力で表現する)ゲームなら一応不可能ではない……のかな。 イメージとしてはこんな感じ。 http://livedoor.2.blogimg.jp/gamekoryaku/imgs/8/2/824d2ec3.JPG http://nonen.sakura.ne.jp/toppp/sakimori01.gif ところで、冒険者=選手として扱うなら種目ごとの選手人数も問題になってくる。 冒険者6人+お助けNPC1〜2人で収まる種目が理想。野球だとぎりぎりアウトになってしまう。 これもスポーツ捏造してしまったほうが融通が利いて良い。 ■良い負け方について CardWirthであまり好かれない負けバトルも、しっかりお膳立てしておけば 良い負け方が出来るのではないかと思う。 負けても仕方の無い状況設定(CardWirthで言うなら、逃げる選択肢がなく負けてもゲームオーバーにはならない) →下馬評の時点で相手が格上 ただし確実に負けるほどの相手ではない →粘って運否天賦の勝負にまで持ち込ませる →運悪く敗因となった人物もそれまでの健闘があるから誰も責められない →負けてなお満足できる成績 ざっとこんな感じか。図らずもこれだけ揃ってしまった日本代表は凄い。 ■他に考えたこととか 国別対抗という状況設定はプレースタイルや応援にまで民族性のようなカラーが滲み出て面白い。 CardWirthで考えると街シナリオの雰囲気作りに活かせなくも無い。 蛸の占いに世界中が一喜一憂するのが面白い。 未来予知の出来る動物はファンタジー世界だと普通にありそう。 決勝戦審判のように普段クローズアップされない立場の人にスポットが当たるのも大舞台ならではで面白い。 ■要するに 1ヶ月間楽しかったねということです。スペインおめでとう。 2010/07/19