【お題】 主人公過去:逆創造 主人公現在:節度 主人公未来:逆生命 援助者  :変化 敵対者  :公式 結末・目的:逆勇気 【追加条件:中世ファンタジーで】 主人公は堕落した貴族の息子。だが、領民から徴収した税を貪るだけの暮らしをしていた家族(逆創造)とは違い 彼は腐敗した政治を立て直すという使命感に燃えている。(節度) 彼は志を同じくする者(変化)を部下として集め、貴族社会(公式)からの革命を計画する。 幾度と無く戦いを繰り返した結果、革命は見事成功し、元貴族達は散り散りに亡命していく。(逆勇気) しかしそこまで進んだところで主人公の腹心の部下の一人が反逆を起こし、再び領地は戦乱の状態(逆生命)と戻ってしまう。 【感想・考察】 所要時間22分。「逆生命」とか言われるとすぐ「死ぬ」ことを思い浮かべるけど、何でもかんでも殺してたらきりが無いのでこういう収め方でいいと思う。 「逆創造」も「壊す」よりは「無駄に消費する」方向で解釈。 【追加条件:CW風にしてみる】 冒険者は革命のための義勇軍に参加する。褒章目当ての者もいれば名を上げるための者もいる。 冒険者達の活躍によって反乱勢力は勝利を収め、貴族の支配が幕を閉じる。 だが、革命に成功した主人公は共和制という名の下に自分の独裁を始めてしまう。 冒険者達は意を決して彼に戦いを挑み、独裁政治に終止符を打つ。 だが彼の死後も残った部下達による領土争いが続き、領民の暮らしは少しも良くならない。 冒険者はこれで良かったのかと自問する。 【感想・考察】 所要時間9分。あえて主人公を殺してみた。シナリオ中の経過時間が長い(数年単位)ので多分シナリオには不向き。 ラストで冒険者が領土争いに参加せず、冒険者家稼業に戻るだけの十分な理由が欲しい。 2009/01/06