海外渡航・留学前に書類を作成したい場合

  1. 渡航先の国で必要な免疫,感染症対策を調べます。現在の流行状況も調べておきましょう。

  2. 渡航に必要な診断書や免疫記録証明書などの書類があれば,内容を確認します。また,渡航先の施設で指定された感染症の予防接種記録などがないか確認します。
  3. 過去の記録をすべて揃えましょう。海外渡航など急ぎの場合は,渡航先に必要な感染症の記録を最優先に準備しましょう。(母子手帳,麻疹や風疹の抗体価検査結果,予防接種証明書,過去に海外渡航した際に作成したImmunization recordなど)記録物は氏名が入った表紙なども含め,すべて写し(コピー)をとっておくと便利です。

  4. 接種していないワクチンがあれば,予防接種ができる医療機関で接種します。その際は,免疫手帳に記録してもらいましょう。黄熱予防接種証明書「イエローカード」が必要な国の場合は,一時通過を含めて,全ての旅行者に対して国際保健規則に従って要求されます。免疫手帳とは別に準備が必要です。

    施設に提出するなどで,別途「予防接種証明」が必要な場合があります。フォーマットを持っていない医療機関で接種した場合には,免疫手帳の裏表紙に予防接種証明書のフォーマットがありますので,コピーした用紙に,医療機関で証明を受けてもらうと便利です。

  5. 渡航に必要な診断書や免疫記録証明書など書類があれば,過去の記録,予防接種記録,免疫手帳を準備して,医療機関で記載してもらいましょう。作成した書類は重要な証明書になります。提出する前に,必ず,写しをとっておきましょう。
  6. 【渡航前に,記録の整備をしておきましょう:自分で書き写してから,医療機関で転記の証明をもらう場合】感染症ごとに,「抗体価検査」「予防接種」「罹患歴」に分けて,記録をメモします。記録を西暦でメモして,順番に並び替えてから,免疫手帳に書き写すと整理しやすいです(パソコンが使える人は,エクセル免疫手帳で整理すると便利です)。月日がよくわからない場合には,わかる範囲で記録しますが,罹患歴など,ご家族に伺ってわかる場合には,年月だけでも記録しましょう。元の記録の写し,メモの写しを持参して,転記した内容に間違いがないか,医療機関で確認してもらいましょう。(有料の場合があります)
  7. 【渡航前に,記録の整備をしておきましょう:医療機関で転記してもらう場合】感染症ごとに,「抗体価検査」「予防接種」「罹患歴」に分けて,記録をメモします。記録を西暦でメモして,順番に並び替えてから,元の記録類を合わせて,医療機関で転記してもらいましょう。転記してもらえるか,費用などは最寄の医療機関にお問い合わせください。(有料の場合があります)
  8. 過去の検査結果や,治療について,問合せをすることがありますので,医療機関の連絡先も記録しておきましょう。
  9. 今後,抗体価検査や予防接種をした際には,検査先や予防接種を受けた医療機関で,手帳に記載してもらうとよいでしょう。日本語と英語を併記しておくと便利です。