任意形フレーム応力解析 MATRIX の履歴概要 Version NO. がついたのは V2.0 からで、以下は作者のいいかげんな記憶による V1.00 1985/03 新規作成 ( PC-8801 N88-BASIC Disk Version ) 節点数 20 程度が限界 V1.10 1985/07 節点座標の入力にデジタイザ(MUTO Bit-Pad oneのみ)が使えるよ うにした。(現在はキーボードのみ(^^; ) V1.20 1985/09 渡辺測器(現GRAPHTEC)のプロッタWX4363(だったかな)に変位図と 応力図を出力できるようにした。 V1.30 1986/02 MS-DOS版N88-BASIC(コンパイラ)に移植した。 解析速度が4倍程度になった。 1986/07 支持点にバネを入力できる MATRIX-S を作成した。 V1.40 1986/08 MAT-GENE(ビルもの専用データジェネレータ)作成とともにデータ フォーマットを変更した。 V1.50 1986/09 MAT-CNTL(MATRIXデータ管理)を作成した。 プログラムサイズを 64KB より小さくするために、画面等に出力 する文字データをファイルに持つようにした。 1986/10 大きなモデルでも解析できるように、剛性マトリクスの配列を2 個に分割した MATRIX-L を作成した。 1987/09 解析部分の変数を倍精度にした MATRIX#, MATRIX#S,MATRIX#L を 作成した。 1987/11 MAT-GENEに、格子梁のデータ生成機能を追加した。 V1.60 1988/06 入出力デバイス等の情報を変数で持つようにし、MAT-CNTL で管理 するようにした。 V2.00 1988/10 荷重タイプを節点荷重と等分布荷重の2種類から節点荷重・等変 分布荷重・部材集中荷重・台形分布荷重の4種類とした。 V2.10 1989/02 荷重タイプにCMQ追加荷重を追加した。 V2.20 1990/05 応力図の部材の色を軸力に応じて変えるようにした。 V2.30 1992/06 せん断変形を考慮できるようにデータフォーマットを変更した。 V2.40 1994/07 強制変位を与えられるようにデータフォーマットを変更し、結果 をファイルにも出力できるようにした。 V2.42 1996/04 Windows上でも稼動できる暫定版を作成した。(F-BASIC V3.1) V2.50 1996/11 F-BASIC V4.1 に移植するとともに、プリント出力、プロット出力 をファイルのみとし、事実上使えなかったデジタイザ入力を削除 した。プロット出力は、ESC/Page,HP-GL,LIPS3 をサポートした。 このバージョンから MATRIX-S を統合した。 また、配列の上限がなくなったので MATRIX-L は不要になった。 V2.52 1997/03 全体の見直しとバグ修正を行った。 V2.53 1997/10 支持点バネの入力部分を改良した。 V2.54 1999/01 環境変数の取得方法を改良し、WindowsNT上でも実行可能とした。 V2.55 1999/02 環境変数取得ルーチンを見直し、起動時の高速化を図った。 V2.56 1999/03 支持点バネと強制変位の排他制御を行うようにし、データフォーマ ットを変更した。 V2.57 2000/01 プロット出力に JW_CAD タイプを追加し、SI単位出力を設けた。 V2.58 2000/03 荷重データの入力方法を「部材の断面性能の入力」と同様にした。 ディスクアクセス時のエラートラップルーチンを復活させた。 内部のルーチンの見直しを行った。 V2.59 2007/01 WindowsVistaでの使用を考慮し、MATRIX.INIのディフォルト保存先 と WORK エリアのサーチ方法を変更した。 V2.60 2009/05 部材温度伸縮荷重を追加するとともに、データフォーマットを変更 し、エディタによるデータ変更を容易にした。 また、「組合せ応力」を求める際に、節点変位も出力するようにし た。つまり「解析結果の組合せ」が出来るようにした。 V2.61 2009/06 「解析結果の組合せ」をプロットする機能を追加した V2.62 2016/06 荷重成分合計を算出し、計算誤差指標(下記)の出力を追加した 計算誤差指標(RAT)=(Σ荷重+Σ反力)/最大反力 V2.63 2017/06 プロット出力に DXF タイプを追加した V2.64 2019/02 コマンドラインでのバッチ処理機能を追加した