第44期名人戦第5局
朝日新聞,2019/11/07 ~ 2019/11/21
 白 挑戦者 芝野虎丸(3勝 1 敗)
 黒 名人  張栩(1 勝3敗)
 (6目半コミ出し)
第44期囲碁名人戦七番勝負 第5局第 1 譜 (2019/11/07 掲載)
新名人誕生の譜
 10月8日, 午後7時7分。名人が投了を告げ,七番勝負の幕は閉じた。同時に襖が開けられ,報道陣が殺到する。
 10年前と同じ光景だなと思う。あのときは 20 歳の挑戦者 井山裕太が張栩名人を破り,新時代到来を印象づけた。ただしカメラは今回の方が多く,両対局者の感想はシャッター音に掻き消されてよく聞き取れない。19 歳名人のインパクトの方が大きいのだろう。
 対局前々日から話を進めよう。名人は京都で行なわれた全日本早碁オープン戦の決勝に勝って気分をよくし,翌日つまり対局前日に新幹線で京都から熱海へ移動する過密日程。それでも疲労の色は全く感じられず,関係者が揃った夕食会では,よく食べ,大いに歓談した。崖っぷちに追い込まれた焦りのようなものは全く感じられなかった。
 一日目は曇り空。"あたみ石亭" 自慢の庭に,季節外れのサツキの花が美しい。対局者の目に入ったかどうか。宿の人に聞くと,秋になってからの暑さで咲き出したという。朝9時ちょうど,石田芳夫立会人の "時間になりました" の声で戦いが始まった。
 解説担当の河野臨九段は "最新流行の布石です" と語る。白6のダイレクト三々のことかと思ったら,下辺白 12 のハサミも黒 13 のツメも昨今の風潮らしい (春秋子)。
 消費 黒 14 分
    白 5分
 (持時間各8時間)
 第5局第2譜 (13~24) 2019/11/08 掲載
 "和" と "栩"
   
 今期の七番勝負を記念して作られ,関係者に配られた扇子がしゃれている。挑戦者は 「和」, 名人は 「栩」 の一字。「和」 は和やか あるいは 和むの意か。「栩」 は一字で使われることは殆ど無く,漢和辞典には『荘子』の "栩栩然胡蝶也 (くくぜんとして胡蝶なり)" の用例がある。ヒラヒラと楽しそうに舞う蝶。和も栩も意味が近いのかもしれない。
 盤上に戻ろう。黒 13 とツメ,白が 14 と狭くツメるのが最新流という。続いて参考図の黒 1 と三々に入り,9までの定石ができたとする。このとき▲と△の交換は,黒の働きと見るのが昭和から平成にかけての常識だった。しかし "白が厚くなり,腹は立たない ・・・ と現在は判断が変わりました" と河野解説者。
 名人は黒 15 のダイレクト三々を急ぎ,右上とは白黒逆の形ができた。先手は白に回り,20 の三々が好点。あとは黒が 21 から 23 と左辺でくつろぎ,白は 24 の割り打ちと,思い思いの大場を占め,和やかな進行だ。
 しかし,和はここまで。次譜で一挙に激しくなる (春秋子)。
 消費 黒 28 分
    白 23 分
 第5局第3譜 (24 ~ 37) 2019/11/09 掲載
 激動の予感
      
 「あたみ石亭」の対局室はこれまでと同じ離れだが,検討室が対局室から遠くなった。接近していると,検討陣の声が対局者に届くかもしれない。そんな心配が無くなり,対局室の窓側の障子が開かれた。庭の松や池が眺められ,目の保養になったのではないか。
 黒 25 とツメ寄って,白を攻めんかなの態勢だ。しかし挑戦者は予想していたらしく,4分の少考で白 26 を利かし,2分で 28 と肩を突く。名人の決断も速かった。4分で黒 29 の押し。河野解説者は "激動を予感させます" と言う。黒 29 で 32 に受ければ白Aのツケ。これなら激しいことにはならないけれど, 相手の注文通りなのが気に入らない。
 解説者 "白 30 が用意周到。黒 31 と換わって白 33 や 34 を絶対の利きにしたのです"
 白 32 のオサエ。来るべきものが来た。名人は黒 33, 35 の切り取り。2目の頭は見ずハネよと言う。参考図の黒 1 とハネてはいけないのだろうか。"白2, 4のハネツギから8まで。これは白が一杯に頑張った形です" と解説者。
 逆に白 36 と2目の頭をハネさせてから黒 37 と切る。激動の予感が現実のものとなった (春秋子)。
 消費 黒 51 分
    白 41 分
 第5局第4譜 (37 ~ 51) 2019/11/10 掲載
 戦う意思表示
      
 2日制対局も大きく様変わりした。かつては一日目の午前中といえば,おだやかな布石に終始したのに,今はいきなり石がぶつかって勝負どころを迎える。とくにこの二人の場合はそうだ。
 開始から 1 時間半で黒 37 と切り,正面衝突である。この戦いが延々と続き,一応の決着を見るのは 50 手ほど経過してからだった。
 白 38 と下をハネ,黒 39 とトバれた場面。挑戦者は "迷った" と正直に語る。参考図の白 1 とノビ込むのも打ってみたい手だ。黒2とノビ,白3以下と出切って 11 まで,ほぼ一本道という。
 河野解説者 "判断が難しい。左上の黒は好形でも,左下一帯の白地も大きい。これはこれで一局でしょう。"
 図と違って白 40 のノビは徹底的に戦う決意の表れか。ただし黒 41 とオサえられ,俗な白 42 のアテを余儀なくされた。白 42 で 44 にツグのは,黒 42 にノビられて窮屈だ。
 以心伝心。挑戦者の決意は名人にも伝わる。2分考えただけの黒 51 も,敢えて簡明策を選ばず,徹底的に戦う意思表示だろう (春秋子)。
 消費 黒 1 時間12分
    白 1 時間7分

 第5局第5譜 (51 ~ 69) 2019/11/12 掲載
  狙いが実現
      
 黒 51 は検討陣の予想に殆ど無かった。有力候補とされたのは,参考図の黒 1 の利かしである。白2と出る一手に黒3から5と備え,どちらかといえば穏やかな進行。河野解説者は "立派な図です。一局の碁でしょう" と語る。
 しかし,名人には別の狙いがあった。すぐ後に実現する黒 61 だ。 黒 53,さらに 55 以下も 61 のための準備工作だった。この戦い,名人が主導したようで,挑戦者が誘ったと見られなくもない。白が正面衝突を嫌うなら,56 で 58 にハネる変化も十分考えられたからである。
 一日目午前は 58 まで進んだ。再開後,黒 59 は当然の決めとして 名人は本局最長の 53 分を費やし 61 とツイだ。どんな読みが隠されていたのか 頭の中を覗きたいものだ。検討陣は俄かに騒々しい。 "ぱっと見は白が苦しそうだ","早く終わるかも" ・・・ 。
 左辺下の黒が安全でない今が黒 61 のチャンス。白は 62 と切って迎え撃つしかない。黒 69 までバタバタと進み, シチョウは黒有利。 確かに白が苦しく見える (春秋子)。
 消費 黒 2時間31分
    白 1 時間52分
 第5局第6譜 (69 ~ 89)
 大振りかわり
      
 黒 69 から 89 までをざっと追っていただく。なんとも派手な振りかわりが完成したものである。黒は白 13 子を取り込み,白は外側の黒4子を制した上 2子もカス石にした。
 多くの読者は黒の実利に軍配を上げるのでは ・・・ と察する。記者もそうだった。ところがプロの評価は違う。
 "みごとです。限りなく互角に近いでしょう" ・・・ と言う河野解説者から 白の厚みがやや優るとの意見まで,さまざまだった。実戦のコースを黒が避けることはできた。黒 71 と逃げず,参考図の黒 1 にツグ。白2から8までポン抜いたとき,黒9と置く好手があり,15 までと取り込むことになる。ただし,後に 白a,黒b,白c,黒d に 白e と寄せコウを狙う味がうるさく,本譜の進行より黒が優るとは言えない ・・・ と解説者。
 外側の捨て石をふやした実戦は,黒 83 のハネが打てるのが "うれしいポイント"。名人が黒 71 以下を選んだ理由でもあった。
 早く終わりそう ・・・ との外野席の声は吹き飛んだ。長期戦の様相である。ここからがまた難しい (春秋子)。
 消費 黒 2時間48分
    白 2時間9分

 第5局第7譜 (89 ~ 107) 2019/11/14 掲載
 音を立てない
   
      <参考図 1 >       <参考図2>
 黒 89 を打つと同時におやつの果物やお茶が運ばれる。しかし挑戦者は手を出そうとせず,名人が席を外したときだけ口にする。あとで理由を尋ねると,"音を立てて相手に迷惑をかけてはいけないから" と言う。音を立てないのは着手のときだけではなかった。
 白 90, 92 は約束された利かし。地だけの問題なら黒 93 は A が優るが,名人は後の黒 105 からさらに B とブツカる狙いを大切にしたのだろう。
 右上白 94 の攻めに回って新たな戦いに入った。黒 95 に白 96, 98 のハネツギが機敏。黒 99 で単に 101 にツゲば,白 99 にノビて,黒はいっぺんに眼形が乏しくなってしまう。
 白 100 については,挑戦者の反省があった。参考図 1 の白 1 と切るべきだったかという。黒2, 4に白5とカケ,大きく攻める。 "なるほど,こちらが優ったようです" と河野解説者。
 なお,白 102 で参考図2の白 1 とアテるのは黒2とアテ返され,10 まで整形されてさっぱりである (春秋子)。
 消費 黒 3時間35分
    白 2時間59分
 第5局第8譜 (107 ~ 123) 2019/11/15 掲載
 絶妙の様子見
      
 午後4時半,小雨が降り始めた。名人の黒7ツメに白8とは手堅い。ただし挑戦者の手堅さは常に反撃を秘めている。その対象は右上の黒だ。
 黒9とカケられ,挑戦者は横に置いた腕時計をちらりと見る。どうやら次を封じ手にするらしい。38 分を費やしたのは今後の方針を決めるためと時間調整だろう。外に出ると,雨は本降りだった。
 二日目,雨は朝早くに止み,青空が広がった。封じ手は予想通り白 10。黒 11と備えてAの押しとBのトビを見合い,当面は心配のない形だ。
 先手を得た挑戦者は白 12 とツケる。黒 13 でCにノビれば白14, 黒 16, 白Dとカケツぎ,コウが強い形なので黒は手に負えまい。黒 13 なら白 14, 16 から 18 のカドが好手筋。続いて黒 22 の抜きには白 21 とワタって十分だろう。
 河野解説者 "黒 19 が絶妙の様子見。白 20 は 23 との比較が難しい。挑戦者は2目近い損を嫌って白 20 とオサえたのですが, 23 にブツカれば無難でした」
 なお隅の白 22 に続いて参考図の黒 1 とノビるのは,白2から4でよい。黒5と出て取られても,白 16 まで,十分すぎる分かれだ。
 黒 23 の切り。これは何ものか (春秋子)。
 消費 黒 5時間10分
    白 4時間38分
 第5局第9譜 (123 ~ 144) 2019/11/16 掲載
 名人の読み
      
 黒 23 の考慮時間は 28 分。その中に隠された名人の読みがすごい。白 24 ではなく,25 のところに応じられたらどうするか。
 興味のある読者は参考図を追っていただこう。白 1 に黒2とアテ, 4とポン抜いてしまう。白5にも黒6の切りがいい。白7の割り込みから手順と手筋を駆使して中央に狙いをつける。以下白 19 とアテたとき,いったん黒 20 (7のところ) にツギ,白 27 までと取らせる。死んだ石が甦る大変化だが,外側で黒は2つポン抜き,28 で隅も制した分かれは "黒がいいかな" と名人。挑戦者も同じ判断だった。
 挑戦者が 14 分考えて白 24 と自重すれば,黒 25 から 27,さらに 37 も先手。右下は白 42 までと大きく生きられたものの,下辺が攻め取りになり,中央の厚みも地がつきそうな状況。検討陣は形勢判断に大忙しだが, 誰に尋ねても "細かい" としか返ってこなかった。
 黒 43 は 15 目見当の実利。ようやく大ヨセに入った。ここからがまた長い (春秋子)。
 消費 黒 6時間7分
    白 5時間56分

 第5局第 10 譜 (144 ~ 167) 2019/11/17 掲載
 次の一手は?
      
 右辺白 44 に 20 分, 46 に 39 分考え,挑戦者の消費時間は名人を上回った。黒 47 で, できれば A にアテて白にツガせたいが, コウ材自慢の白は 47 と切ってコウを挑んでくる。これは黒が不安だろう。
 河野解説者 "白 48 に黒 49 は なるほどと思いました。続いて白Bのハネには黒Cと切ることが可能です。ただし黒 49 とBのどちらがよかったかは微妙です"
 左辺白 50 がそろそろ大きい。もう一つ解説者の指摘がある。右下に移っての黒 53 だ。参考図の黒 1 にアテたいと言う。▲の良さを強調して,次に黒 a のハネ出しがきつい。白2でそれを防げば黒3とケイマして,なお白の眼形を脅かす。中央の黒地のつき具合が勝負になりそうだ。
 黒 53 は 57 から 59,さらに 61 の先手に惚れたのである。しかし,名人は同じ先手の黒 55 を激しく後悔した。白 56 と交換してコウダテを失ったからだ。何も打たなければ,黒Dからの一手一手がコウダテになる。将来生じるかもしれないコウを考えた場合,強い味方だ。
 白 58 とツケ,黒 67 とハネたところで,白の次の一手を考えていただこう。
 検討陣の誰もが気づかなかった手だ (春秋子)。
 消費 黒 6時間46分
    白 7時間23分
 第5局第 11 譜 (167 ~ 175) 2019/11/18 掲載
 名手が出た
      
 速報などでご存じの読者が多いと察する。黒 67 のハネに白 68 とハネ返したのが次の一手だった。これが挑戦者の名手 (めいしゅ) である。
 好手とか強手と呼ぶのは平凡だ。妙手でも響きが弱い。名人にふさわしいとの意味を込めて名手と言いたい。検討陣は一人として気づかなかった。名人もウッカリしたのではないか。それを挑戦者はわずか2分の少考で放った。恐るべし,芝野虎丸。
 白 68 で,誰でも打てるのは 72 のノビだろう。しかし黒 68 に押して小さくない黒地がつき,たちまち黒有望だ。そこで白 68。危ないように見えて,上下の黒の欠陥をみごとに咎めている。
 名人は頭を抱えるシーンが多くなった。黒 69 は利かしとして,71 に 31 分の長考を余儀なくされた。無事を期すなら参考図の黒 1 ツギだが,白2とハネる調子がいい。黒3の切りには白4のアテから6とツギ,8のノビ切りまで。黒の中地が霧散して,はっきり白良しだ。
 黒 71 で名人は覚悟を決めたのだと思う (春秋子)。
 消費 黒 7時間28分
    白 7時間40分

 第5局第 12 譜 (175 ~ 184) 2019/11/19 掲載
 コウが決め手
      
 二日目午後の戦いで名人は上着を脱ぎ,腕まくりして臨んだ。ワイシャツもネクタイも黒なので,前かがみに考え込む姿は 黒豹が獲物に跳びかかる寸前のようだ。挑戦者は虎。現状は虎が徐々に追い詰めているところである。
 黒 75 のオサエはやむを得ない。参考図の黒 1, 3 と出れば白3子を置き去りにして,右辺から中央にかけて巨大な黒地ができるが,白4, 6でこちらが助からず,負けを早めてしまう。
 挑戦者がそつなく白 76, 78 を決めようとしたとき,名人は 21 分考えて,残り 10 分の秒読みに入った。
 河野解説者 "黒 79 で 83 が利けば,勝負は分かりません。しかし白Aとポン抜かれ,まだコウが残るので黒は争えないでしょう。"
 白 80 と切り,黒 81 から 83 とアテられ,挑戦者も秒読みに入った。白 84 で大コウだ。問題となるのが下辺▲と△の交換である。黒のコウ材を少なくして,名人反省の一手だった。挑戦者はそこを巧みに突いたのだ。
 結果的にコウが黒の命取りになった。"コウをやらなければ 勝負は分からなかったのでは" ・・・ との声も。明日の譜でそれを検証しよう (春秋子)。
 消費 黒 7時間50分
    白 7時間51分
 第5局第 13 譜 (183 ~ 234) 2019/11/20 掲載
 白の勝利確定
      
 黒 83 を再掲する。コウを誘って結果的に黒の負けを決定づけた。 コウをやらなかったらどうなるか。
 83 で参考図の黒 1 とツグ。白はすかさず2から8を決め,10 にカケツぐ。黒 11 の切りには白 12 とカケて何の心配も無い。 "この図は, 半目勝負の匂いがする" との声が検討陣の中にあったが,名人は "細かいながら黒の負け" と語り,河野解説者も "白やや良しです" と言う。
 細かくても帰結がはっきりしていれば,勝負に行くのが棋士の本能だ。しかし黒のコウダテが足りないと,検討陣の結論は出ていた。
 名人の溜息が続く中,終に黒のコウダテが尽きた。白 132 とコウを解消され,代償が黒 131, 133 の2子取りでは比較になるまい。
 勝利確定後も,挑戦者の顔色と音を立てない着手は変化が無かった (春秋子)。
 88 コウ取る (85 の下), 91 (85), 94, 97, 100, 103, 106, 109, 112, 115, 118, 121, 124, 127, 130 各同。
 消費 黒 7時間53分
    白 7時間51分

 第5局第 14 譜 (1 ~ 252) 2019/11/21 掲載
 新時代到来
 【白中押し勝ち】252 手完
 "おそろしくレベルが高い" ・・・ と,河野臨解説者は名人交代の一局を評した。
 石が激しくぶつかって,限りなく互角に近い大振りかわりが実現した黒 89 (9の十二) までを前半のハイライトとすれば,後半のそれは白 168 (13 の十一) の名手だ。意外性,効果,そして大舞台と三拍子そろったのだから文句なし。
 細碁だけに,小さな過失が明暗を分けた。黒のコウ材を少なくした黒 155 (10 の十八) と白 156 (6の十八) の交換である。しかし,小さな過失から細い糸を手繰り寄せ,名手に結びつけた手腕は,いくら称賛しても称賛しすぎることはあるまい。
 "力は出し切れたと思う。芝野さんが強かった" ・・・ と名人が素直に語ったのは立派だった。 インタビューの最後にこれからの目標を問われた新名人が "井山先生のようにどんどんタイトルを取れる棋士になりたい" と答えたのも頼もしい。 その言葉どおり,名人になってからの 1ヵ月は勝ちまくり,王座戦では井山への挑戦者になった。新時代到来を思わせる新名人の登場だ (春秋子)。
188 コウ取る (144), 191 同 (185), 194 同, 195 アテる (115), 196 取る (3), 197 コウ取る (185), 200 同 (144), 203, 206, 209, 212, 215, 218, 221, 224, 227, 230 各同。
 消費 黒 7時間54分
    白 7時間52分