Readme

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[  ソフト名  ] MakeFileVerifier
[ バージョン ] Ver.1.00
[Architecture] x86
[CharacterSet] Unicode
[    種別    ] フリーウェア
[   対応OS   ] Windows 2000/XP/Vista/7 以降
[必要ランタイム 等] 特になし
[  動作確認  ] Windows 2000/XP/7
[   開発者   ] 冬野 善文
[  Web Site  ] http://hp.vector.co.jp/authors/VA052754/
[   メール   ] WebSiteのトップページか、同梱版Readmeをご覧ください。
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■はじめに
ダウンロードしていただきありがとうございます。

MakeFileVerifier は、 GNU Coreutils (md5sum / sha1sum) 形式のハッシュファイルを
、単体で動作する チェックツール (exe ファイル) に変換するソフトウェアです。

生成した チェックツール (FileVerifier.exe) は極小で、最小 7.5 KiB です。

生成した チェックツール (FileVerifier.exe) が対応しているハッシュ関数は、
( MD2, MD4, MD5, SHA-1, SHA-256, SHA-384, SHA-512 )
の全7種です。

・その他の特徴
 * Multilingualization (Unicode Support)
 * 複数の 文字コード/改行コード と、 相対パス/絶対パス に両対応


MakeFileVerifier, FileVerifier 共にレジストリは使用しません。
USBメモリなどに入れて持ち運びできるポータブルソフトでもあります。

■動作環境
・Windows 2000/XP/Vista/7 以降

■インストール
適当なフォルダに展開してください。

■アンインストール
・設定ファイルなどはないので、フォルダごと削除すれば完了です。

・レジストリは使用していません。

■使用方法
拙作ソフトウェアの HashSum には本ソフトとの連携機能があるので、 HashSum を使用
すると便利かと思います。


 GNU Coreutils Format で UTF-16LE 形式の SHA1SUM ファイルがあったとすると、
コマンドプロンプトなどから
MakeFileVerifier.exe -u < SHA1SUM
と実行することでカレントディレクトリに チェックツール (exe ファイル) が生成され
ます。

-o オプションを使っていない場合のデフォルトファイル名は FileVerifier.exe です。

標準入力から入力する場合、既存ファイルがあれば上書きするかどうか聞いてきます。


GNU Coreutils (md5sum / sha1sum) や OpenSSL と連携する場合は、
openssl sha1 -r [file]... | MakeFileVerifier.exe
などとしてください。


Unicode ファイル名のファイルがある場合は、 -u オプションとリダイレクトを使用し
てください。
 -u オプションを使用しない場合は、入力が ANSI であるものとみなします。
この場合は当然 Unicode ファイル名は扱えません。


・戻り値
正常終了なら 0 。何らかのエラーが発生した場合 0 以外が返ります。


・コマンドラインオプション
Usage: MakeFileVerifier.exe [OPTION]...

Options:
-o file
       出力ファイルパス。ファイル名のみ指定した場合カレントディレクトリに保存。
-w
       既存ファイルがあれば上書き


-u
       入力を UTF-16LE とする。
       ( UTF-16LE なので、当然ですが BOM が存在してはいけません。 )
-a n
       入力ハッシュファイルのハッシュ関数を指定。MD2, MD4 以外ではハッシュ長か
       ら自動判定するので入力する必要はありません。
       1  MD2
       2  MD4


-ri file
       exe ファイルのアイコン。 ico ファイルのパス
-rm
       exe ファイルに asInvoker の manifest を埋め込む。 UAC の仮想化無効となる
-rfv n,n,n,n
       exe ファイルのバージョン情報。 FileVersion
-rpv n,n,n,n
       exe ファイルのバージョン情報。 ProductVersion
-rfd string
       exe ファイルのバージョン情報。 FileDescription
-rcn string
       exe ファイルのバージョン情報。 CompanyName
-rof string
       exe ファイルのバージョン情報。 OriginalFilename
-rpn string
       exe ファイルのバージョン情報。 ProductName
-rin string
       exe ファイルのバージョン情報。 InternalName
-rlc string
       exe ファイルのバージョン情報。 LegalCopyright

Examples:
openssl sha1 -r [file]... | MakeFileVerifier.exe
sha256sum -b [file]... | MakeFileVerifier.exe
openssl md4 -r [file]... | MakeFileVerifier.exe -a 2
start "" /WAIT /MIN HashSum.exe -as -ae -HF md5 -ow -oc 2 -ob -sp "%TEMP%\HASHSUM" [file]... & MakeFileVerifier.exe -u -w -o "C:\HASH\FileVerifier.exe" < "%TEMP%\HASHSUM"
for /r %i in (*.md5) do MakeFileVerifier.exe -u -w -o "%~dpni.exe"


■生成された exe ファイルについて
生成された exe ファイルは、エンジン部分のみ、本ドキュメント記載の
「■著作権・使用条件・免責など」の 1., 4., 6. が適用されますが、
使用・配布はご自由にどうぞ。
(ロイヤリティフリーであり、謝辞は入れていただければ幸いですが、必須ではありま
 せん。)


生成された exe ファイルのファイル名は自由に変更可能であり、単体で動作します。


・戻り値
正常終了なら 0 。何らかのエラーが発生した場合 0 以外が返ります。


・生成した チェックツール (exe ファイル) のコマンドラインオプション
Usage: FileVerifier.exe [OPTION]...

Options:
-e
       チェックツールがチェックするファイル群を
        GNU Coreutils (md5sum / sha1sum) 形式で表示します。

-e オプションの出力内容をファイルに出力したい場合は、コマンドプロンプトから
FileVerifier.exe -e > HASH.txt
などと実行することで可能です。


通常、チェック終了後に一時停止しますが、バッチファイルなどで戻り値のみチェック
したい場合は、
FileVerifier.exe > nul
とすると一時停止しなくなります。


リダイレクトした場合は、 UTF-16LE で出力されます。


・Tips
生成された チェックツール (exe ファイル) の実行時のログを取りたい場合は、リダイ
レクトすることで可能です。

ハッシュが一致,不一致などの通常のメッセージは標準出力に出力されます。
このログをファイルに出力するには、コマンドプロンプトから
FileVerifier.exe > LOG.txt
と実行します。

ハッシュが異なるファイルが存在した場合の最後の WARNING 文 や致命的なエラーが
あった際のメッセージは標準エラー出力に出力します。
このログをファイルに出力するには、コマンドプロンプトから
FileVerifier.exe 2> LOG.txt
と実行します。

標準出力および標準エラー出力を同じファイルに出力するには、
コマンドプロンプトから
FileVerifier.exe > LOG.txt 2>&1
と実行します。


・注意事項
生成した チェックツール (exe ファイル) で SHA-2 (SHA-256, SHA-384, SHA-512) 
をチェックするには、チェックツールを Windows XP SP3 以降 で実行する必要がありま
す。 XP SP2 以前の OS では、エラーが表示されます。


生成した チェックツール (exe ファイル) は Windows 2000 以前では動作しません。


簡易改ざんチェック機能があるので、生成した exe ファイルをリソースエディタなどで
編集したりしないでください。実行できなくなります。


生成された exe ファイルは、 x64 環境上で実行した場合のファイルシステムリダイレ
クタの影響を受けないようにしてあります。
よって、 %windir%\System32 ディレクトリを 32 bit のハッシュ算出ソフトで出力した
ハッシュファイルを用いてチェックツールを生成し、それを x64 環境上で実行した場合
、ハッシュ値が合わなくなる可能性があります。

これを回避するには、ハッシュファイルの作成に、 64 bit のハッシュ算出ソフトを使
用するか、 x64 環境上のファイルシステムリダイレクタの影響を考慮してあるハッシュ
算出ソフトを使用してください。
ちなみに、拙作ソフトウェアの HashSum には 64 bit 版があります。


■著作権・使用条件・免責など
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 る 冬野 善文 が保有しています。
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 あります。
6.本ソフトウェアを使用して発生したいかなる損害にも、作者は責任を負いません。
 また、作者はバージョンアップやサポートなど、一切義務を負わないものとします。

■開発履歴
Ver.1.00 - 2012-05-20
・初回公開。

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