検索結果の格納と起動

検索結果の格納について

FileDiverは、検索結果を自動的に格納して起動時読み込みを行います。格納するされるファイルは、バイナリー形式のタグファイルです。FileDiverのインストールフォルダに"_auto_.tax"というファイル名で作成されます。このタグファイルには、検索結果が得られたときの検索条件も含まれており、この条件も自動的に読み込まれます。

検索結果の別名保存

検索結果はいつでもタグファイルとしてメニューの[ファイル-名前をつけて保存...]を選ぶことにより別名保存することが出来ます。また再度検索した内容を保存するときはメニューの[ファイル-上書き保存]を選んでください。

 

保存してあるタグファイルは、メニューの[ファイル-開く]を選ぶことにより検索結果を表示することが出来ます。
良く使う検索条件を含むタグファイルを作成しディスクトップ等に置いておいて、それをダブルクリックして呼び出すことができます。

 

起動オプション

予め解っている検索条件でのルーチンワークについて、使用者はファイルダイバーのショートカットにパラメータを指定することにより、起動直後に検索を自動開始する事が可能です。

この機能はアプリケーションからの連携にも役立ちます。アプリケーション開発者は、マクロ等でWINDOWS API - WinExec()のパラメータとして指定してコールする事ができます。

FDiver.exe [-...] [filename]

[-]
-G:起動直後にダイビングダイアログを表示(-Dと排他)
-D:起動直後自動的に検索を開始する(-Gと排他)
-K:string:検索するキーワードを指定
-F:string:検索するファイルスペックを指定

-P:string:検索するエリア(絶対パス)を指定
-T[0,1,2..]:検索手法のエントリー番号を指定(0〜)
-C[0/1]:圧縮ファイルを検索するか否か(0:OFF/1:ON)
-S[0/1]:サブディレクトリを検索するか否か(0:OFF/1:ON)
-M[0/1]:正規表現を使用するか否か(0:OFF/1:ON)

[filename]
以下の2種類をサポートします。

A)拡張タグファイル(*.tax)の場合
起動直後にオープンするものを指定、デフォルトでは _auto_.taxを自動ロードし、ファイルダイバーの前回終了時状態になります。拡張タグファイルには、検索条件も含まれていますので、検索条件も読み込まれます。
B)その他のファイル
_auto_.tax をオープンした上に、検索パスのみを指定ファイルにします。

検索条件パラメータの優先順位
検索条件は、ファイルによる設定よりもスイッチでの指定が優先されます。   

起動パラメータ使用例

A)FDiver -D
 前回検索した条件で自動検索する
B)FDiver -G abc.tax
 abc.taxの検索条件で起動直後、ダイビングダイアログを表示する
C)FDiver -D -K:def abc.tax
 abc.taxの検索条件にキーワードを"def"にして自動検索する
D)FDiver -D -K:abc -F:*.txt -P:c:\windows -T0 -C1 -S1 -M1
 "abc"キーワードを、c:\windows\*.txt のファイル以下サブディレクトリに対して、検索手法一番目で、圧縮ファイル検索付き、正規表現付きで検索する E) FDiver -D foo.tax
 foo.taxを読み込んでその条件で自動検索する。