・2つの作業様式{ @ペイント、A輪郭トレース }で、指定した画像領域の面積を求めます。
・両様式とも画素(ピクセル)を単位とし、集計結果は、@は整数、Aは小数点以下第1位までの実数表現、で纏められます。
・@ペイント様式
(1)マウスの動きと連動した塗装ブラシ(正方形)により、ペンキ塗装の感覚で目的の領域を確定(ペイント)します。
(2)塗料の色は、検索作業の中でブラシ内画素のRGB平均色として定義され、同じ塗料で塗装された領域の集合が一つの領域として認識されます。
(3)上記領域には固有の番号が付与され、領域番号毎に面積が集計され、結果ファイルに出力されます。
(4)各領域には塗装密度を設定する事が可能で、集計結果に反映されます。
(5)(2)のRGB平均色が既存領域の色と一致する場合は、その領域を改修する事も可能です。
(6)領域毎に定義された”色”と”密度”は、個別に表示する事も、見映えを考慮して全体を纏めて表現する事も可能です。
・A輪郭トレース様式
(1)領域確定には、マウス・クリックでポリゴン(多角形)の頂点を指定する方式と、手書き感覚で輪郭をなぞる方式が有ります。
(2)面積は”ヘロンの式[1]”で求めた各三角形面積を左回りと右回りで集計して算出しています。
[脚注]
1.S=√s(s-a)(s-b)(s-c)
s=(a+b+c)/2