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 g3an が開発しましたソフトウェアを公開しています。


cmdr ― スクリーンリーダーで読み上げられるコマンドプロンプト
1.概要
 スクリーンリーダーでコマンドプロンプトの出力結果を読み上げられるようにするためのソフトウェアです。
 本ソフトウェアはフリーソフトウェアです。無償でご利用いただけます。
 なお、プロセス間のリダイレクト機能を使用しており、コマンドプロンプト本体と比べると機能に制限があります。


2.動作環境
 以下の環境での動作を確認しています。
 ・Microsoft Windows XP Professional (SP2)
 ・Microsoft Windows XP Professional (SP3)

 CPU・メモリは、OSが動いていれば何でも問題ないと思います。

 なお、本ソフトウェアの実行には、「Microsoft Visual C++ 2008 再頒布可能パッケージ (x86)」が必要となります。実行の際にエラーメッセージが表示される場合は、再頒布可能パッケージをインストールしてください。


3.ダウンロード
Vectorからダウンロードできます。
cmdrのダウンロードページへ


4.操作方法
 本ソフトウェアの画面は、下図のように、次の2つのエディットボックスで構成されています。
 ・コマンドプロンプトの出力を表示するエディットボックス(以降、出力ボックス)
 ・コマンドプロンプトへのコマンドの入力用のエディットボックス(以降、入力ボックス)



 起動時には入力ボックスにフォーカスがあります。入力ボックスでコマンドを入力して、Enterキーを押すとコマンドを実行できます。コマンドを実行したら、出力ボックスに出力が表示され、キーのフォーカスが出力ボックスに移動します。

 出力ボックスでは、上下左右キーでカーソルを移動できます。Shiftキーを押しながらカーソルを移動させれば、文字列を選択できます。選択した文字列は、Ctrl+Cでクリップボードにコピーすることができます。
 キー入力をすると、今入力したキーが入力ボックスに送られるとともに、キーのフォーカスも移動します。なお、入力ボックスのIMEがオンになっている場合は、キーは送られず、フォーカスのみ移動します。

 入力ボックス・出力ボックスのキーフォーカスは、Tabキーで切り替えられます。カーソルは最後に移動します。

 clsコマンドを入力すると、出力ボックスの内容がクリアされます。
 exitコマンドを入力すると、本ソフトウェアが終了します。
 Alt+F4を押しても終了することができます。


5.更新履歴
・2010/12/16 (1.00)
 バージョン 1.00 を公開しました。



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