『CW作品を公開しよう(仮題)』のための下準備

(2014/11/09 00:03 投稿)

【前置き】

11/8深夜、某所。かつてCardWirth界で活躍されていた方のサイトから関連記事が消えているという話から、シナリオの保存方法へと話題が発展しました。
CWでの、或いはネットでの活動をやめた方のシナリオが入手できなくなってしまう事は、残念ながら珍しくありません。ご本人が消したくて消去したなら良いのですが、例えば今まで使っていたブログを解約するのでやむなくとか、知らない間に保管場所がサービス終了していたなど、ご本人の意思によらない場合もあるでしょう。

既に消失したシナリオを第三者が代理配布したいと思っても、なかなか難しいのが現状です。
CWのシナリオで、100%自作はまずありません。シナリオ本体の作者、素材の作者、カードをインポートした場合はそのインポート元シナリオの作者と、関わった全員に許可をもらって代理配布に漕ぎつけるまでに、たいていどこかで挫折します。実際やろうとしてみて分かりましたが、それはもう大変です。
添付テキストの記述でシナリオ本体の作者さん以外に誰が関わっているのか確定できない場合は、挫折以前にお手上げです。誰から許可を取れば良いのか分からないものは、触らずそっとしておくしかありません。

……で。

消失後に第三者が代理配布を試みても難しいなら、ご本人が気軽に残せる環境があれば良いのじゃないか?
基本残したい場合に、どうしたら安全に長く残せるのか──

撤退する方向けの預かり所(アップローダ)なんて話も出たのですが、

> ゆう : まぁ、Vectorや藤野亭のほか、OneDriveやGoogleドライブなど個人で借りられるアップロードスペースも今は多彩で、選択肢は色々あります。残したいと思えば、方法はいくらでも。 ◆u4f4EvQPBc 2014/11/08 23:44
> ゆう : 残す方法紹介みたいな記事でも書いてみますかね。 ◆u4f4EvQPBc 2014/11/08 23:49
> マッキー : それは良さそうですね。むしろシナリオを公開するにはどうするかに+して残す場合は、でしょうか。意思表示をしっかり、という分が入っていれば満足です。。 ◆S5vPa.mLIY 2014/11/08 23:49
> ゆう: なるほど、最初から撤退前提にしなくても良いですね。日曜を利用して書いてみます。 ◆u4f4EvQPBc 2014/11/08 23:50

そして、ここに至る。書く前に、情報整理するための準備スペースです。
ま、前置きが長かったー……。

【書くこと】

【保管場所として何があるか】

◎個人でアカウントを取得して使うもの

◎Vectorへの登録のしかた
少し分かり辛いが、ここが入口。
必要なのは、本名(非公開可)と、連絡が取れるメールアドレスのみ。
ダウンロードページなどには、別に設定したハンドルネームを表示できる。
(かつて必須だった住所や電話番号は、今はソフトライブラリ登録だけなら必要ない。)

以下、上のリンク先から行ける「作者・作品登録」を起点として:
  1. 「ライブラリ作者登録」のリンクからフォームに進む。
    必要事項を入力して送信すると、ライブラリ作者番号が発行される。(1〜2営業日以内に到着)
  2. 作者番号を記載したメールが届いたら、「ライブラリ作者パスワード発行」でパスワードの発行を受ける。(数時間以内?に到着)
  3. パスワードが届いたら、「ライブラリ作品登録」へ。
    ライブラリ作者番号とパスワードでログインし、シナリオなどのアップロードと情報の登録を行う。

◎CardWirth関連サイト

【長く安全に残すには】

1か所だとサービス終了で丸ごと消失の可能性があるので、複数のサービスで同期を取るとより安心。ただし、うっかり複数のうち1か所だけ更新忘れといったような事が起こり得るし、管理の手間も増える。
または、Vectorのような比較的消えにくいと思われるサービスを利用する。

どんな方法を使うにせよ、普通に活動が出来ている間に準備をしておくのが重要。
CWやネットから撤退するのはどういう時? →他のジャンルに興味が移った、生活環境が変わって活動継続ができなくなったなど、そこから何かの作業をするのは難しい状態が予想できる。
だから、CW絡みで動くエネルギーがある間に、しっかりやれる事をやっておいた方が良いと思う。



(後刻追記)
これは、テンプレ計画とセットで公開した方が良さそうですね。
ハードディスクを漁っていたら数か月前に書きかけていたシナリオ作りの前提解説みたいなテキストが出てきたので、それも合わせて編集中です。

(11/12追記)
作品公開しようとテンプレ計画、シナリオ作成の予備知識を一緒にして「シナリオ公開される方へ」みたいなものに作り上げようと思ったら、進めるうちにやはりシナリオ作りと保守は別々の扱いの方が良いような気がしてきました。それに、配布されるものはシナリオだけとは限りません。
長く安全に残すにはを含めて「自作品の保守と活用促進を両立させるために」をメインテーマとし、補助的なツールとしてテンプレ計画を挿入する形を目指します。

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