【札楽亭】Vectorの登録方法 & オンラインストレージなど
バックアップ方法紹介
まだご覧になっていない方は、本編もぜひご覧ください。
本編 - 「その後」の備え(1/4)で書いた通り、作品の保管場所は多いほど完全消滅の危険が減ります。
一方、多いほど手間がかかる、管理が甘くなる、利用者がどこからDLすれば良いか迷うなど欠点もあります。
Vector ライブラリサービスへの登録のしかた
最も消え難そうで、探されやすいのはVectorです。ギルドで見つからない作品は、まずVectorで探してみるという方も多いのではないでしょうか。
登録は、意外と簡単です。
特徴
CardWirthの専用カテゴリがあり、シナリオ、ツール、イラスト集(など?)が登録されています。素材の登録は見た事が無く、素材の保管には向かないかもしれません。
- Vectorの専用カテゴリは、2016年7月下旬頃(?)、WindowsMe/98/95とWindows10/8/7/Vista/XP/2000/NTに分かれました。
これは、これまで考慮さていなかった「掲載希望ディレクトリ」の設定が反映された形です。 - シナリオの対応OSは対応エンジンに依存するため、どちらに登録するか迷うかも。
- 例えば、同じCW1.50対応のシナリオでも、「WindowsMe/98/95」に登録されているものと「Windows10/8/7/Vista/XP/2000/NT」に登録されているものがあります。
恐らく対応エンジンの下限が反映されているものと思います(CW1.30でも遊べたらMe/98/95、など)。 - 現在(2016年7月)は、本家groupAskのスタートパックと同じ「WindowsMe/98/95」を選んでいる人が圧倒的に多数派のようです。
- 例えば、同じCW1.50対応のシナリオでも、「WindowsMe/98/95」に登録されているものと「Windows10/8/7/Vista/XP/2000/NT」に登録されているものがあります。
登録に必要なもの
- 本名(非公開可)
- 連絡が取れるメールアドレス
かつて必須だった住所、郵便番号、電話番号は2014年7月31日に削除され、登録のハードルが下がりました。
ダウンロードページなど公開される場所には、本名とは別に設定したハンドルネームを表示できます。
登録手順
サイトトップからは場所が分かり辛いですが、ライブラリ作者TOPが登録入口です。- 「ライブラリ作者規約」を良く読み、同意できたら「作者・作品登録」に移動します。
以降の各種手続きは「作者・作品登録」が起点になります。ここでブックマークしておくと後が楽です。 - 作者・作品登録ページから、「ライブラリ作者登録」に移動。
フォームに必要事項を入力して送信すると、ライブラリ作者番号が発行されます。
(1〜2営業日以内にメールで送られてきます。) - 作者番号が届いたら、「ライブラリ作者パスワード発行」でパスワードの発行を受けます。
(サイトに記述はありませんが、私の時は数時間程度で届きました。) - パスワードが届いたら、「ライブラリ作品登録」へ。
ライブラリ作者番号とパスワードでログインし、シナリオなどのアップロードと情報の登録を行います。
オンラインストレージ、アップローダ、その他
この記事を書いている時点で、CW界隈でそこそこ使われていそうなサービスの紹介です。昔からある大手だけなので、あなたが読んでいる時点の最新サービスも探してみることをお勧めします。
一定期間アクセスやアップロードをしないとサービスの停止やデータの削除が行われるものもあり、注意が必要です。
また、ここに掲載されている情報が古くなっている可能性もあります。使える容量は減り、データ削除までの期限は短縮される傾向です。各サービスの規約やガイドラインなどで最新の情報を確認してください。
(以下、2021年2月4日現在)
Googleドライブ
フォルダ分け可能。フォルダごと、アイテムごとに共有レベルの設定ができます。- 【登録】
- Google アカウントの作成が必要。
- 【容量】
- Googleドライブ、Gmail、Google フォト共通で15GBまで無料。有料で最大2TBまで利用可能。
- 【期限】
- 保存期限なし?(不明)
- アカウント無効化管理ツールを有効にしている場合、設定内容によってはタイムアウト期間が過ぎるとアカウントが削除される。
OneDrive
フォルダ分け可能。フォルダごと、アイテムごとに共有レベルの設定ができます。- 【登録】
- Microsoft アカウントの作成が必要。
- 【容量】
- 無料で5GB。有料で最大1TBまで利用可能。
- 【期限】
- 1年間サインインしないとOneDriveが停止される。また、5年間サインインしないと保存したデータが削除される可能性あり。(→サービス規約)
- 以前は無料で15GB使えたが、2016年前半に無料で使える容量が15GB→5GBに減った。
→TechNet Blogs, OneDrive ストレージの変更 - 日本語のサービス規約は、いまいち分かり辛い。原文を読んだ方が良いかも。
年に一度のサインインは、Outlook.comの受信トレイとOneDriveの両方について行う必要がある。
Dropbox
フォルダ分け可能。フォルダごと、アイテムごとに共有レベルの設定ができます。- 【登録】
- アカウントの作成が必要。
- 【容量】
- 無料で2GB。個人向けプランでは有料で最大3TBまで利用できるほか、知人の紹介などで無料追加も可能。
- 【期限】
- 12か月連続でアクセスしていない場合、アカウントは「休止中」とみなされ、一定期間をおいて削除される。(→サービス規約/休止中アカウントに関するヘルプ)
- 最初に専用クライアントソフトのインストールを求められるが、インストールはしてもしなくても良い。
クライアントソフトがなくても、WebブラウザーでDropboxのサイトにログインして利用できる。また、インストールは後からでも可能。
uploader.jp
レンタルアップローダ。ファイルごとにDLパスワードを設定できるほか、アップローダ自体にも閲覧パスワードを設定可能です。
- 【登録】
- 無料の会員登録が必要。
- 【容量】
- 1アップローダにつき1,000MBまで。
- 【期限】
- 保存期限なし?
- 1ファイル100MBまで。
- 1アカウントで10個までアップローダをレンタル可能。(→1アカウント10,000MB≒10GBまで保存可能)
各種ブログやホームページサービス
継続的に利用できそうか、サービス提供元を良く確認した方が良いです。ただ、過去に終了したInfoseek isweb(楽天)やYahoo!ジオシティーズのような例もあり、大手だから安心というわけでもありません。
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