================================================================================ == == TresGrep Version 1.23.2021.0604 (C) 2017-2021 hnx8(H.Takahashi) == http://hp.vector.co.jp/authors/VA055804/TresGrep/ == https://hnx8.hatenablog.com/ == ================================================================================ 【1】TresGrepについて TresGrepは、Windows向けファイル・テキスト検索ソフト(いわゆるgrepツール)です。 ※作者が以前作っていたHNXgrepというgrepツールの刷新改善バージョンです。 ストレスなく日常的に使い込むことができる操作性・検索能力・機能を備えたツール となるよう、いろいろこだわって作りこんでいます。 <主な機能> ・リアルタイム検索(いわゆるインクリメンタルサーチ)、ON/Off切り替えも可能 ONなら検索条件を1文字入力するつど検索結果をリアルタイムで表示更新、 入力した検索条件に誤りがあればただちにエラー表示 ・検索対象とするフォルダ/ファイルを複数指定可 ・検索対象ファイルについて、ファイル名以外に「サイズ」「更新日付」「隠し属性」 やWinMergeフィルタの条件を指定して絞り込み可、 ファイル名条件も正規表現・全角半角あいまい検索、階層パス条件指定が可能 ・検索キーワードは、英大文字小文字・全角半角・空白改行のあいまい検索が可能 正規表現・ワイルドカード[*][?]・or[|]/and[&]が使用でき、これらの併用も可能 入力欄を切り替えて複数行の(Tabや改行を含む)検索キーワードも指定可 ・検索結果は「検索対象となったファイルとそのファイル内のマッチ件数等」 「検索マッチした行の詳細内容」の2タブでそれぞれの内容を一覧表示 ・検索したファイル(マッチした箇所)は画面下段または右側のプレビュー欄で閲覧可。 マッチ箇所を強調表示。ファイル全体表示も可、テキストビューアとしても利用可能 ・検索結果を、テキストやExcel向けTSV形式でコピー/ファイル出力可能 (検索結果内容を証跡として保存したり加工利用するのが容易) ・検索したファイルをテキスト/バイナリエディタ等の外部ビューアで内容表示可能 (Windows「送る」メニューの設定を自動取り込み。 逆に「送る」メニューへの外部アプリケーション追加などのメンテナンスも可能) ・Unicodeベース。「𠮷野家」の「𠮷」のようなサロゲートペア文字も対応可 ・多数の文字エンコーディングに対応、テキストファイルの文字コードを自動判別 対象言語切替により日本語以外(欧米各国・中国語等)のファイルも判別・検索可 テキストファイル以外(画像・バイナリ等)もおおまかに種類判別/検索可能 ・Pdf/Word/Excel/PowerPointファイル等の検索も可能 ※要xdoc2txt.exe ・豊富な検索・探索モード 「鬼雲」の正規表現による検索も可能 ※要bregonig.dll(Ver.3以降) モード切替で複数行にまたがるテキストの検索も可能 ・以下のようなテキストの検索を行わないおまけモードあり。 [ファイル探索] ⇒XPエクスプローラ風ファイル探索、テキスト/画像ビューアとしても利用可 [改行インデント検査] ⇒ファイルの文字改行コード・インデント文字一括チェックツールとして利用可 [ハッシュ算出] ⇒MD5/SHA等のハッシュ一括算出ツールとして利用可 ・検索結果の一括置換も可能 置換前後のファイル内容全行プレビュー表示や、 置換実行後に検索時点の状態へロールバックするような操作も可能。 (検索モード「行集約検索」指定時は、検索マッチした行の削除が可能) ・テキストファイルの文字エンコーディング/改行コード/インデント一括変換も可能 検索処理のパフォーマンスはかなり神経質にチューニングしています。 また画面デザインについても、省スペースと高機能を両立させかつ使い勝手を損なわず、 高いユーザビリティを確保しているつもりです。 お使いの環境(メモリ量/SSD有無)にもよりますが、基本的には「リアルタイム検索」 および「即」「全行表示」を常時ONにして使用することを推奨します。 【2】動作環境 Windows7以降、.NET Framework 4.5.1以降がインストールされている環境で動作します。 Windows7/8.1/10(DPI100%/125%/150%)で動作確認しています。 (ただしWindows8.1のPer-MonitorDPI環境では画面のにじみが生じます) 【3】インストール・バージョンアップ・アンインストール 特にインストール作業は不要です。 ダウンロードしたファイルを解凍し、TresGrep.exeを適当なフォルダに置いて 実行してください。 ※Windows10で260文字以上の長いファイルパスを検索対象としたい場合は、 解凍ファイル内のTresGrep.exe.configも同じフォルダに置いてください。 TresGrepの設定ウィンドウから、デスクトップ/スタートメニュー/送るメニュー などに起動ショートカットを作成することも出来ます。 バージョンアップは、新しいバージョンのTresGrep.exeを 古いバージョンのTresGrep.exeが置かれているフォルダに上書きするだけでOKです。 旧バージョンでの設定内容も自動的に引き継がれます。 アンインストール時は、TresGrep.exeを削除してください。 設定ファイル等は[ C:\Users\(ユーザ名)\AppData\Local\TresGrep ]に保存されます。 レジストリは、拡張子(*.tgcond/*.tgprj)を関連付けると以下のキーが登録されますが、 設定画面から拡張子の関連付けを解除することで元どおりに抹消されます。 HKEY_CLASSES_ROOT\.tgcond HKEY_CLASSES_ROOT\TresGrep.CondFile HKEY_CLASSES_ROOT\.tgprj HKEY_CLASSES_ROOT\TresGrep.ProjectFile 【4】起動方法 TresGrep.exe(またはそのショートカット)をダブルクリックし起動してください。 設定オプション「起動時にクリップボードから検索語取込」をONにしている場合、 あるいは、Ctrlキーを押しながらTresGrepを起動した場合は、 クリップボードにコピーされている文字列がそのまま検索キーワードとなります。 フォルダ/ファイルを選択してTresGrep.exe(またはショートカット)へDrag&Dropして 起動した場合は、そのフォルダ/ファイルが検索対象パスとなります。 (Windowsの「送る」メニューにTresGrepを登録し、「送る」メニューから起動した 場合も、そのフォルダ/ファイルが検索対象パスとなります) ただし、拡張子*.tgcond/*.tgprjのファイルを選択して起動した場合は、 その.tgcondファイルの検索条件/.tgprjファイルの検索プロジェクトが再開されます。 (拡張子*.tgcond/*.tgprjを関連付けしてある場合は、 *.tgcond/*.tgprjファイルのダブルクリックでもTresGrepを起動できます) 【5】基本的な使い方 (1) TresGrep.exe を起動します。 (2) 検索条件欄1行目「検索対象パス」コンボボックスに、 検索対象とするフォルダ/ファイルを指定します。 対象とするファイルの条件(サブフォルダの検索要否や、ファイルのサイズ・ 日時・隠し属性、ファイル名についての絞り込み条件等)があれば、 検索条件欄1~2行目の各項目でそれぞれ条件を指定します。 (3) 検索条件欄3行目「検索モード」プルダウンで、ファイルの検索方法を選択します。 太字の検索モードは、検索する文字列を指定し、ファイル内の文字列を探します。 細字の検索モードは、ファイル内の文字列検索は行わないモードです。 ※「鬼雲」から始まる名前の検索モードはbregonig.dll(Ver3以降/x86)が必要です。 bregonig.dll公式ページ http://k-takata.o.oo7.jp/mysoft/bregonig.html より 最新バージョンzipをダウンロード・解凍のうえ、TresGrep.exeと同じフォルダに 32bit版bregonig.dll(x64ではないほうのファイル)を配置してください。 (4) 検索条件欄3行目「検索キーワード」コンボボックス(入力欄を縦に広げた場合は テキストボックス)に、検索する文字列を指定します。 ツールボタンにて、大文字小文字・全角半角文字を区別するか否か、正規表現や ワイルドカード等を使用するかを指定できます(併用も可)。 ※バイナリファイルも検索する場合は、「Bin」メニューを開いて指定します。 ※Excel/Word/Pdfファイル等も検索する場合は、「xdoc」チェックをONにします。 (xdoc2txt.exeというツールの入手・配置が必要になります。 画面の指示にしたがって設定してください) ※日本語以外のテキストファイルを検索する場合は、検索条件欄2行目右側 「判別対象言語」プルダウンを切り替えます。 (5) 「検索実行」ボタンをクリックします。 (もしくは、「リアルタイム検索」チェックボックスをONにします) ⇒「ファイル」タブに、検索対象となったファイルの一覧が表示されます。 ⇒「マッチ箇所」タブに、見つかった検索結果の行内容が一覧表示されます。 ※検索結果件数が膨大になった場合は、一定件数(初期値50,000件)で検索処理が 強制中断されます。検索打ち切り上限件数は設定画面でカスタマイズできます。 ※一定サイズ以上(初期値50MByte)のファイルは、検索対象外の巨大ファイルとして 扱われます。サイズ上限は「サイズ」プルダウンからカスタマイズできます。 (6) 一覧タブに表示されている検索結果の内容を確認・操作します。 一覧表示されている行を選択すると、画面下段「プレビュー表示欄」に 選択行のマッチ箇所の行内容等が表示されます。 「全行表示」をクリック(もしくは「全行表示」チェックをONに)すると、 その行のファイル内容がプレビュー表示欄に全行表示されます 一覧表示欄右クリックメニューなどから検索結果に対する各種操作が行えます。 一覧リストは、Ctrl/Shiftキーを押しながら操作すると複数行選択できます。 ・検索結果をテキスト内容としてコピーできます。 テキストエディタやExcel等に貼り付けのうえ、加工して利用してください。 ・検索されたファイルについて、外部ビューアを起動して内容表示できます。 ・検索結果の表示内容は、ソート順変更、表示列の追加削除並べ替えもできます。 ・一覧表示欄右クリックメニュー「選択行を置換」をクリックすると、 一括置換画面が表示されます。 置換する文字列を指定、対象行を選択して「置換実行」をクリックすると、 ファイルの内容を一括で修正できます。 画面左下「結果出力」メニューから 検索結果内容のテキストファイル等への出力も可能です。 ※実行結果ではなく実行した検索条件を保存しておく場合は、 「対象パス(F)」-「検索条件を保存(S)」からできます。 また、「検索プロジェクト」を用いると検索条件を履歴込みで別管理できます。 ※対象パス/サイズ条件/日時条件/ファイルマスク/キーワードは、よく使う条件を 「お気に入り」としてプルダウン固定履歴に登録しておくことができます。 (登録はCtrl+Dでできます。登録した固定履歴は青字表示されるようになります) 各項目の操作説明は、マウスカーソルをその項目に合わせると表示されます。 (補足説明がある項目は、Ctrlキーを押しながらマウスカーソルを合わせると その詳細内容もすべて表示されます。 表示内容は「設定/ヘルプ(H)」の「ツールヒント表示設定」で変更できます) 「設定/ヘルプ(H)」-「項目説明一括表示(D)」で、全項目の操作説明が表示されます。 また、「キーボードショートカット一覧(K)」で、キー割当の一覧が表示されます。 (テキストファイルへ出力⇒テキストエディタでの閲覧もできます) ※いまのところヘルプファイルや使い方説明のWebページ等は用意されておりません。 そのうち作成するかもしれませんが、あまり期待しないでください。 正規表現検索に関するヘルプについては簡単に整備しました。 Windowsの「送る」メニューに登録されているアプリケーションが、 既定の外部ビューアとして利用できます。 外部ビューアの設定は、 外部ビューアアイコン(プレビュー表示エリア左上)の プルダウンメニューでメンテナンスできます。 (外部ビューアの追加、ならびに「送る」メニューへの登録も可能です) 「設定/ヘルプ(H)」-「その他詳細設定(O)」で、設定オプション画面が起動します。 送るメニュー/スタートメニュー/デスクトップ等へのショートカット作成、 および拡張子*.tgcond/*.tgprjの関連付けは、設定画面2タブ目「その他」タブで できるようになっています。 【6】コマンドラインオプション DOSプロンプトやバッチファイル/ショートカットファイルからの起動時は、 以下のコマンドラインオプションが指定できます。大文字小文字どちらでもOKです。 『<コマンドスイッチなしでフォルダ/ファイルをフルパス指定>』 →検索対象パスを指定して起動。(複数指定あればすべて対象パスとする) →ただし、検索条件ファイル(*.tgcond)/検索プロジェクトファイル(*.tgprj)を 1ファイルのみ指定している場合は、その検索条件・検索プロジェクト内容を 読み込んで起動 『<コマンドスイッチなしでフォルダ/ファイル以外の内容を指定>』 →その内容を検索キーワードに指定して起動。複数指定可 『/D:<検索対象パス>』『/D <検索対象パス>』 または『/path:<検索対象パス>』『/path <検索対象パス>』 →検索対象パスを指定して起動。(複数指定あればすべて対象パスとする) 『/C:<検索キーワード>』『/C <検索キーワード>』 または『/keyword:<検索キーワード>』『/keyword <検索キーワード>』 →その内容を検索キーワードに指定して起動。複数キーワード指定可 『/I』 →検索キーワードの英大文字小文字を区別なし(「英」ボタンをON)にして起動 『/R』 →検索キーワードの正規表現をONにして起動 『/L』 →検索キーワードの正規表現をOFFにして起動 『/tgcond:<保存した検索条件ファイル>』 →その検索条件の内容を復元して起動 『/tgprj:<保存した検索プロジェクトファイル>』 →その検索プロジェクトを開いて起動 『/start』 →画面起動したらただちに検索実行する 『/console』 →画面を起動せずに検索を実行、結果を標準出力へテキスト形式で出力 『/console:<出力ファイル>』 →画面を起動せずに検索を実行、結果を指定されたファイルへ出力 出力ファイルの拡張子が.tsvならTSV形式、でなければテキスト形式で保存される 『/exportall』 →consoleの出力内容を全量(概要・ファイル一覧・マッチ箇所すべて)にする 『/reset』 →TresGrepの設定を初期化し、クリーンな状態で起動 TresGrepにはGUI画面を起動せずDOSコマンドとして検索を実行する「コンソールモード」 があり、「/console」オプションを指定して起動するとコンソールモードになります。 ただし検索結果を標準出力で受け取ったり検索終了を待つ場合には、 DOSの「call」コマンドを介して呼び出してください。 callコマンド付きのコンソールモード起動用バッチファイル「TresGrepC.bat」を用意して あります。コンソールモードでの検索時はこちらのbatを利用してください。 【7】自動判別対象の文字エンコード/ファイル種類 TresGrepは、自作の文字エンコード自動判別ライブラリ 「ReadJEnc」( https://github.com/hnx8/ReadJEnc ) の最新版を使用しています。以下の文字エンコードを自動判別します。 (1)BOMつきUnicode(UTF-8bom/UTF-16/UTF-16B/UTF-32/UTF-32B) (2)BOMなしUnicode(UTF-8N、およびASCII文字始まりのUTF-16BE/UTF-16LE) (3)ASCII : 漢字等の非ASCII文字が1文字も登場しないテキストファイル (4)ANSI1252 : 欧米版Windows既定文字コードのISO-8859-1(CP1252) (5)ShiftJIS : MS版(CP932) (6)EUCJP : MS版(CP51932)/0x8F補助漢字ありEUC(CP20932相当)の2種類を識別 (7)JIS : MS版(CP50221/CP50222)/JIS90補助漢字(CP20932相当)にも対応 (8)ISO-2022-KR(CP50225) (9)判別対象言語を日本語以外に切り替えた場合、 ShiftJIS/EUC-JPの代わりに以下の文字エンコードについて判別 ・[欧文(西欧)]: (UTF/ASCII/ANSI/ISO2022の判定のみ行い、ShiftJIS/EUC等は無視) ・[繁体字中国語]: Big5(CP950)/EUC-TW(CP20000) ・[簡体字中国語]: GB18030(CP54936) ・[ハングル] : UHC(CP949) ・[中欧東欧言語]: CP1250(=ISO-8859-2) ※ANSIは判定しなくなります ・[キリル言語] : CP1251 ※ISO-8859-5/KOI-8は未対応 ・[ギリシャ語] : CP1253(=ISO-8859-7) ・[トルコ語] : CP1254(=ISO-8859-9) ※ANSIは判定しなくなります ・[ヘブライ語] : CP1255(=ISO-8859-8) ・[アラビア語] : CP1256 ※ISO-8859-6/ASMO-449は未対応 ・[バルト言語] : CP1257(=ISO-8859-13)※ANSIは判定しなくなります ・[ベトナム語] : CP1258(=TCVN-5712) ※ANSIは判定しなくなります。VISCIIは未対応 ・[タイ語] : TIS-620(CP874) (10)非テキストファイル(以下のものを識別) ・画像ファイル(BMP/GIF/JPEG/PNG/TIFF/ICON) ・圧縮ファイル(ZIP/GZIP/7z/RAR/CAB/BZIP2/Z) ・PDFファイル ・Javaバイナリ(classファイル) ・Windowsバイナリ(exe,dll等) ・Windowsショートカットファイル ・上記いずれにも該当しない非テキストファイル ・空ファイル、巨大ファイル、読み出しエラーとなったファイル ※ReadJEncの文字エンコード識別アルゴリズムは自作ですが、テキストへのデコードには Windows(.NET Framework)標準のエンコーディングをそのまま使用しています。 MS互換ではないShiftJIS,EUC,JIS(csShiftJIS,IBM版CP932など)は、 正しくマッピングされないことがあります。 ※ShiftJIS,EUC,JISの方言を識別する機能は備わっておりません。 ※不当な文字コードが混入していないかの最終的なチェックも、 Windows(.NET Framework)標準のエンコーディングに一任しています。 文字コードとしておかしいにもかかわらずWindowsの仕様としてデコードできるなら、 妥当な文字コードであるとみなしてしまいます。 ※日本語以外の文字エンコードについてはあまりテストが行えておらず、 判別精度が低いかもしれません。 なおxdoc2txtを使用するよう設定した場合は、 検索対象ファイル拡張子設定画面で指定した拡張子(pdf/xlsx/docx等)のファイルは xdoc2txtで抽出したテキスト内容に対して検索等を行います。 【8】著作権・使用規定 本ソフトTresGrepの著作権は、作者である私、hnx8(H.Takahashi)が有しています。 このソフトはフリーウェアです。ご自由にお使いください。 (企業内での使用についても特に制約はありません) 本ソフトを使用することで発生したいかなる損害についても作者はその責を負いません。 複写・再配布も自由です。 ただし、インターネット上のWebサイトへのバイナリ転載ないしそれに類する行為に ついては、事前に作者へ許可を求めてください。 【9】サポート・連絡先 連絡、ご意見ご感想、要望や不具合報告については、 作者が開設しているBLOG( https://hnx8.hatenablog.com/ )にて コメント等いただければと思います。 TresGrepに関する情報は、下記ページにて提供・・するかもしれません。 http://hp.vector.co.jp/authors/VA055804/TresGrep/ あまり期待しないでください。 本ソフトはフリーソフトで無償で利用できますが寄付も受け付けています。 (2017年9月時点ではVectorシェアレジから送金ができます) 寄付してやろうという奇特な方がいらっしゃいましたら、Vectorダウンロードページ等 から寄付していただけると作者が喜びます。 【10】謝辞 TresGrepは以下のアプリケーション/ライブラリを使用可能です。 (TresGrepには同梱されていません。別途ダウンロードする必要があります) ・xdoc2txt http://ebstudio.info/home/xdoc2txt.html PDF,WORD,EXCEL,一太郎などの各種バイナリ文書からテキストを抽出するフィルタ hishida様( http://ebstudio.info/ )作成 ・bregonig.dll http://k-takata.o.oo7.jp/mysoft/bregonig.html 正規表現エンジン「鬼雲」を使用したBregexp.dll互換正規表現ライブラリ K.Takata様( http://k-takata.o.oo7.jp/ )作成 またTresGrepのフィルタ機能では、WinMerge のフィルタファイル(.flt)の仕様および フィルタ機能の挙動を大いに参考にさせていただきました。 http://manual.winmerge.org/Filters.html#Filters_FileFilter WinMerge本家 http://winmerge.org/ 日本語版 https://winmergejp.bitbucket.io/ いずれも大変素晴らしいアプリケーション/ライブラリです。 自由に利用できるように公開されている皆様に感謝します。 TresGrepでもありがたく使用させていただいております。 【11】更新履歴 ■Ver 1.23(2021.06.04) ・ファイル名絞込で「*.c;*.cpp」「*.cs;*.cshtml」のような条件を指定した際に セミコロンより後ろ側で指定したファイル名が検索対象とならない不具合を修正 ・プロジェクトファイル起動→検索時に結果出力メニューが操作できない不具合を修正 ・全角半角あいまい検索でアイヌ語カタカナ(ㇼなど)が検索できない不具合を修正 ・ファイル置換・改行変換・インデント変換時、処理前後でテキスト内容が同一ならば 変更なしと判定しファイルを上書きしないよう仕様変更 ■Ver 1.22(2020.07.02) ・フィルタを複数指定できるように修正 ・コマンドラインオプション/d,/cを空白区切りでも値指定できるよう修正 ・一覧表示列名「実質行」「空白行」を、「実行数」「空行数」に修正 ・一覧表示列の説明に、xdoc2txtファイルの文字コード、特殊改行・特殊空白を記述 ・その他アプリアイコン調整・不具合修正等 (Xdocボタンが時々隠れる、高DPI環境でComboBoxが潰れる、等) ■Ver 1.21(2020.03.15) ・コンボボックス等直近履歴表示数が0だった場合の挙動修正 ・キーワード欄へのショートカットキー割り当て修正(Escape追加、Alt+Sトグル停止) ・TresGrep起動時、キーワード複数行入力ONの入力欄縦幅が復元されない不具合を修正 ・改行コード変換、NEL(U+0085)/LS(U+2028)/PS(U+2029)への変換に対応 ■Ver 1.20(2019.12.14) ・設定オプション「アプリ起動時にウィンドウ位置復元」追加 ・設定オプション「ウィンドウ起動時もリアルタイム検索有効」追加(既定値ON) ・コンボボックス等直近履歴表示数の下限を1⇒0に変更 ・フォントサイズの上限を24⇒72に拡大 ・高DPI環境での画面表示乱れ修正(一括置換画面/Altアクセスキーの表示など) ・Windows10・DPI変更後の起動で画面レイアウトが乱れる問題を回避するよう対処 ■Ver 1.19(2019.10.16) ・文字エンコーディング/改行コード/インデント一括変換機能を追加 ・改行インデント検査機能に、特殊空白文字使用箇所検出機能を追加 ■Ver 1.18(2019.10.02) ・「選択ファイルをさらにGrep」が機能しなくなっていた不具合を修正 ■Ver 1.17(2019.09.20) ・一覧表示列に関するヘルプをメニュー項目として整備。ヘルプテキスト内容改善 ・検索対象パス入力欄の字数制限を大幅に緩和 ・Altアクセスキー表示改善(一定時間経過で勝手に表示されるのを取りやめ) ■Ver 1.16(2019.07.11) ・リアルタイム検索ONで鬼雲検索を行うとTresGrepが強制終了する不具合を修正 ・画面項目説明などのテキスト内容改善(設定画面、一覧表示列の説明内容も整備) ■Ver 1.15(2019.06.07) ・クリップボードからのテキスト等取得失敗時にエラーとなる不具合を修正 ・フィルタ「gitignore対象をスキップ」に「gitignore判定をリフレッシュ」を追加、 (一定時間ごとにgitignore判定を破棄して判定しなおしていた挙動を取りやめ) ■Ver 1.14(2019.03.03) ・Altアクセスキー表示改善 ・一括置換画面の表示改善(置換完了の応答表示高速化、高DPI環境のCheckBox、等) ・ビューア種類<非表示>とした外部ビューアはShiftキー押下時のみ表示するよう修正 ■Ver 1.13(2019.02.02) ・組み込みフィルタ「gitignore対象をスキップ」を追加 ・キーヒントの表示色を変更&表示パフォーマンスを改善 ・操作不可グレーアウトのボタンに他項目のツールヒント表示が出てしまう不具合を解消 ■Ver 1.12(2019.01.15) ・キーヒント表示機能を大幅修正、キーヒント表示が解除されずに残る不具合を解消 ・空白あいまい検索ONで検索キーワードが複数行だと正しく検索できない不具合を修正 ・鬼雲検索で閉じ括弧のない正規表現キーワードを入力すると異常終了する不具合を修正 ・鬼雲行またぎ検索でCR,LF以外の特殊改行文字が正しく検索できない不具合を修正 ・一括置換時に他アプリでの改変ファイルが置換できないと異常終了する不具合を修正 ・改行含む文字列で一括置換すると置換箇所の改行が必ずCRLFになる不具合を修正 ・プレビュー表示のTab幅が不揃い(3px過大)になっていた不具合を修正 ・URLを最新化 ■Ver 1.11(2018.10.18) ・キーヒント表示機能の動作がぎこちなかったのを是正 ■Ver 1.10(2018.10.14) ・検索モード「鬼雲行またぎ検索R」2種追加 ・鬼雲検索時のみキーワードオプション「鬼雲正規表現オプションaを適用」を追加 ・キーヒント表示機能を追加 ・ツールヒント表示設定「Altキーでアクセスキーを表示」を追加 ■Ver 1.09(2018.10.06) ・正規表現ライブラリbregonig.dllによる鬼雲正規表現置換にも対応 ・複数行キーワード入力欄Ctrl+Dで履歴追加ができない不具合を修正 ■Ver 1.08(2018.10.05) ※Ver1.07は不具合発覚のため欠番 ・外部ビューアの行・列位置指定オプションに桁位置指定を追加(MIFES/秀丸等向け) ■Ver 1.06(2018.09.30) ※Ver1.05は不具合発覚のため欠番 ・正規表現ライブラリbregonig.dllに対応(鬼雲の正規表現による検索が利用可能)、 検索モードに「鬼雲検索」など4種追加 ■Ver 1.04(2018.09.23) ・画面項目説明一覧に、メイン画面以外の各画面の項目説明も出力するよう対応 (zipにTresGrep_ScreenDescription.txt/TresGrep_ShortcutKey.txtも同梱するよう変更) ■Ver 1.03(2018.09.15) ・長さゼロの検索マッチ箇所は検索結果にリストアップしないよう修正 ・検索キーワード欄でキー連打時に異常終了することがある不具合を修正 ・検索キーワードを履歴メニューから選択した際に「履歴のワイルドカード等も復元」 が常に適用されていた不具合を修正 ・透過画像ファイルプレビュー時、マウスを乗せたときに透過が視認できるよう改善 ■Ver 1.02(2018.09.02) ・検索モード名是正:行内テキスト全検索⇒「通常検索」 行検索⇒「行集約検索」、等 ・検索キーワードオプション「空白あいまい検索」を追加 ・外部ビューア種類「非表示」を追加(送るメニュー等に表示しない) ・全行プレビュー上限超過ファイルは、プレビュー表示時「設定変更」リンクを表示 ・プレビュー「表示内容を検索」で半角スペースが検索できない不具合を部分的に修正 ・設定ダイアログのレイアウト改善 ・その他、項目名/項目説明等のテキスト内容改善、細かい挙動改善 ■Ver 1.01(2018.08.18) ・一括置換実行後、置換済ファイルを他アプリで更新すると異常終了する不具合を修正 ・「エクスプローラで選択」を外部ビューア一覧メニューに常時表示するよう改善 ・ヘルプメニューに表示する項目名を是正。項目の順序も是正 ■Ver 1.00(2018.08.08) 正式バージョン ・全体的な画面デザインをフラットな見た目となるよう是正、見た目各種改善 ・一括置換画面から「ベータ版」の文言を除去、画面レイアウト改善 ・「タブ・改行記号」表示色を設定画面でカスタマイズできるよう対応、 複数行入力テキストボックスは常にタブ改行表示ありに変更。 ・プレビュー欄の表示改善(ファイル情報表示領域を常時表示化、Tab記号表示を改善) ・設定オプション「起動時にクリップボードから検索語取込」を追加 ・検索キーワードについて、入力モード切替等メニューからも履歴を選択できるよう改善 ・検索開始時にプレビュー欄がエラーを発して異常終了することがある不具合を修正、 プレビュー表示欄の挙動(ショートカットキー・内容検索ダイアログ起動等)を改善 ・Windows10(1607以降)については、260文字以上の長いパスに対応、 PerMonitorDPI環境での画面のにじみを解消(ただしスケーリングはされません) ・その他、項目説明等のテキスト内容を改善、検索結果概要表示内容を是正 ■Ver 0.99(2018.06.22) ・ファイル最終行のテキスト内容を置換するとエラーになることがある不具合を修正 ・検索/置換キーワード複数行入力テキストボックスの挙動/不具合を改善 ・UTF-8(BOMつき)の文字コード表記を「UTF-8」⇒「UTF-8bom」に変更 ・ファイル名絞込条件に「以外」ボタンを追加、ボタン順序を一部並び替え ・「改行インデント検査」のファイル一覧表示列に「検出箇所」を追加 ・その他項目説明等の内容を改善 ■Ver 0.98(2018.04.29) ・正規表現置換の不具合を修正(改行が抽出対象となる検索正規表現で行内検索を行い、 正規表現置換すると、$0,$1等が次行以降を含む文字列になってしまうことがあった) ・その他細かな修正 ・一括置換画面のレイアウトを微調整、「検索条件に戻す」操作可否制御を見直し ・即プレビュー表示ONで「検索実行」ボタンから検索した場合(Enterキー操作時含む)、 マッチ箇所が見つかればただちに一覧部へフォーカスを移動するよう挙動改善 ・プレビュー欄テキスト検索の改善 ・ショートカットキー割り当ての改善 ・ReadJEnc最新版(v1.3.1.2)を取り込み ■Ver 0.97(2018.04.14) ・即全行表示ONでリアルタイム検索すると異常終了することがある不具合を修正 ・全角半角あいまい検索時、<位置><検索><備考>キャプチャ内容が半角になる不具合を修正 ■Ver 0.96(2017.10.11) ・プロジェクト作成/検索条件保存が最新の検索条件入力内容で保存されない不具合を修正 ・複数行入力テキストボックスで改行に加えTab入力もマーク表示できるよう対応 ・その他こまごまとした修正・改善(游書体の不具合等) ■Ver 0.95(2017.10.04) ・一括置換画面(ベータ版)提供開始。置換文字列指定/行削除モードを提供。 ・一覧メニューにも「一覧・プレビュー欄分割」を追加 ・コンソール起動用バッチファイル名を「TresGrep.bat」⇒「TresGrepC.bat」に変更 ・その他こまごまとした修正・改善(ComboBoxホイール、複数行入力メニュー、等) ■Ver 0.93(2017.09.28) ・ファイル名絞込「一致」トグルボタン(完全一致指定)の文言・挙動を 「部分」(部分一致指定)に変更 ・ファイル名絞込「階層」について、「|」「;」を含む複雑な対象パス指定でファイルが 正しく抽出されない不具合を修正、ツールヒント説明も改善 ・その他こまごまとした修正・改善(画面最大化状態・検索後改変ファイルの表示等) ■Ver 0.92(2017.09.25) ・起動オプション「/start」を追加 ・一覧並べ替えメニュー「ソート順を記憶・維持」追加、ソート指定の復元に対応 ・プレビュー表示欄メニュー「表示内容を検索」を追加、テキスト内検索に対応 ・プレビュー表示を改善(空行や文字長ゼロのマッチ箇所を視認できるよう対応、等) マッチ箇所が多すぎる場合の全行プレビュー抑止機能・しきい値設定を追加 ・複数行テキスト入力欄の改行表示を改善(フォーカス中でも改行表示するよう対応) ・exe起動時の処理速度改善、また起動時に一覧表示部が一瞬ちらつく不具合を解消 ・その他バグ修正(新規外部ビューア登録エラー・Alt+[→]・フィルタのTooltip、等) ・一括置換画面(開発途上版)を組み込み ■Ver 0.91(2017.09.18) ・検索処理並列化による速度改善 ・ツールヒント表示の改善(Ctrlキーを押すだけで詳細表示へ移行) ・Alt+[←]/[→]キー押下挙動を改善(検索条件欄にフォーカスがある場合でも移動可) ・その他こまごまとしたバグ修正 ■Ver 0.90(2017.09.14) ・正規表現挿入メニューカスタマイズ可能化 ・入力モード切替「プルダウン履歴でワイルドカード等も復元」オプション化 ・その他バグ修正(「位置」等)、機能改善 ■Ver 0.89(2017.09.13) ・送るメニューに「ごみ箱」を追加 ・検索実行後に書き換えられたファイルの検出・警告表示機能を追加 ・その他こまごまとしたバグ修正(日本語以外文字化け・高DPI等)、機能改善 ■Ver 0.88(2017.09.05) ・コンソールモード(バッチ実行モード)追加 ・検索打ち切り上限件数設定機能追加 ・ファイル一覧表示対象切り替えコンボボックス追加 ・正規表現検索に関するツールヒント/ヘルプ整備 ・その他こまごまとしたバグ修正各種 ■Ver 0.85(2017.08.29) ・「即プレビュー表示」ボタン機能追加 ・キーワード正規表現に関する挙動改善 ・探索されたフォルダ・削除されたファイルについて、一覧表示・外部ビューア連携仕様全般整理 ・ツールヒント表示内容整備、画面の文言等改善、その他こまごまとしたバグ修正各種 ■Ver 0.81(2017.08.23) ・ファイル拡張子*.tgcond/*.tgprjの関連付け機能(UAC昇格)を追加 ・その他こまごまとしたバグ修正各種 ■Ver 0.80(2017.08.21) ・初公開バージョン(基本機能ひととおり完成) □2017年 TresGrep本格開発着手 □2014年頃 HNXgrep(Ver1.4)/ReadJEnc(Ver1.0/1.1/1.2)リリース、 このころからTresGrepの構想検討開始 □2013年頃 HNXgrep(Ver1.2/Ver1.3)リリース □2012年頃 HNXgrep(Ver1.0)リリース