================================================================================ TresGrep 画面項目一覧 (Version 1.23.2021.0604) ================================================================================ ※ツールヒントを非表示にした場合でも、Ctrlキーを押しながらマウスを乗せると その項目のツールヒントが詳細表示されます(項目説明の内容を確認できます) ------------------------------------------------------------ ≪1.メイン画面≫ 検索条件入力・検索結果表示を行う画面です。 ■検索対象パス入力欄 検索対象とするフォルダ/ファイル名をフルパスで入力します。 複数のパスは「;」区切りで、「C:\data;C:\work」などと指定できます。 同一フォルダの複数ファイルは「|」区切りで、「C:\test\abc.txt|def.txt」などと指定できます。 パス入力時はワイルドカード「*」「?」も指定可能です。(入力後、自動的に展開されます) Ctrl+Dキーで、入力しているパスをプルダウン固定履歴に追加できます。 プルダウン表示中は、選択しているプルダウン履歴をDeleteキーで個別削除できます。 フォルダ等のDrag&Dropでも検索対象パスを指定できます(Ctrl同時押しの場合は検索対象に追加) 保存した検索条件ファイル(*.tgcond)をDrag&Dropすると、その検索条件が復元されます。 保存したプロジェクトファイル(*.tgprj)をDrag&Dropすると、そのプロジェクトが開かれます。 *.tgprjファイルを複数まとめてDrag&Dropすると、プロジェクト一覧(切り替えメニュー)へ一括登録されます。 ■【サブフォルダ】サブフォルダ探索階層 検索対象フォルダ配下のサブフォルダも探索対象とするか指定します。 ■対象パス指定ウィンドウ起動ボタン 検索対象パス追加・変更画面を開き、対象フォルダ/ファイルを一覧表示して指定します。 ---------- ■【サイズ】ファイルサイズ条件 ファイルの大きさによる絞り込み条件を指定します。 TresGrepでは、検索パフォーマンス向上のため、巨大ファイルは検索対象外としています。 巨大ファイルと判定する境界値は、 「絞込なし」-「検索ファイルサイズ上限変更」メニューより変更できます。 条件の履歴は右クリックするとメンテナンスサブメニューが表示されます。 ■【日時条件】タイムスタンプ条件 ファイルの更新日時等による絞り込み条件を指定します。 条件の履歴は右クリックするとメンテナンスサブメニューが表示されます。 ■【隠し】隠しファイル条件 隠しファイルなどを探索対象とするか指定します。 ■【フィルタ】フィルタ適用 探索対象フォルダ/ファイルを限定するフィルタを指定します。 フィルタは複数指定できます。 組み込みフィルタ「gitignore対象をSkip」が利用できます。(要gitインストール) カスタムのフィルタも設定できます。(WinMergeを常用している人向けの機能です) カスタムフィルタの仕様はWinMergeのファイルフィルタと同一です。 WinMergeのフィルタ設定ファイル(*.flt)を取り込んで利用できます。 登録したフィルタを右クリックすると、メンテナンスサブメニューが表示されます。 ■【ファイル名絞込:】ファイルマスク適用 チェックすると、条件に合う名前のファイルのみ探索対象とします。 ■検索ファイル名入力欄 ファイル名の条件を指定します。 ワイルドカード『*』『?』、区切り文字『|』『;』も使用できます。 指定例:「abc.txt」「*.??proj」、部分一致で「2017」 複数指定例:「*.cs|*.cpp」「*.txt;*.log」(パイプ/セミコロンとも意味はほぼ同じ) Ctrl+Dキーで、入力している条件をプルダウン固定履歴に追加できます。 プルダウン表示中は、選択しているプルダウン履歴をDeleteキーで個別削除できます。 ■【以外】該当ファイルを対象外 チェックすると、条件を満たしたファイル名のファイルを探索対象から除外します。 ■【部分】ファイル名部分一致探索 チェックあり=部分一致(ファイル名の一部に指定文字列が含まれていればOK) チェックなし=完全一致(ファイル名が指定文字列と等しければOK)で判定します。 ■【階層】ファイル名階層パス指定 チェックすると、「サブフォルダ\ファイル名」の絞り込み条件を指定できます。 指定例「src\*\model\*test.cs」:*ワイルドカードはフォルダをまたがない範囲で有効 指定例「/data/**/2017????.txt」:**で任意の複数フォルダ階層を表現可 複数指定例「/*view/**/*.xaml;/*func/*.cs」:セミコロン区切りで複数階層パス指定 複数指定例「/*doc/**/*.docx|*一覧.xlsx」:「|」区切りで同一フォルダ内の複数ファイルを指定 部分一致での指定例「form」:サブフォルダ名またはファイル名にformが含まれているファイルすべてを対象 ※フォルダ区切りは「\」「/」どちらでも可、正規表現モードでは「/」を使うと入力が楽です。 ■【全】ファイル名の全角/半角を区別しない チェックすると、半角ファイル名/全角ファイル名を区別せず探索します。 ■【正規】ファイル名正規表現探索 チェックすると、探索ファイル名を正規表現パターンで指定できます。 (右クリック・ダブルクリックまたはShift同時押しで、正規表現をエスケープ/解除します) ■判別対象言語 非Unicodeテキストファイルの文字エンコード判別対象とする言語を選択します。 非Unicodeテキストファイルは、以下の文字エンコードで読み込みを試みます。  日本語:ShiftJIS,EUC-JP,ANSI1252  欧文(西欧):ANSI1252のみ  繁体字中国語:Big5,EUC-TW,ANSI1252  簡体字中国語:GB18030,ANSI1252  ハングル:UHC,ANSI1252  中央東欧言語:CP1250  キリル言語:CP1251,ANSI1252  ギリシャ語:CP1253,ANSI1252  トルコ語:CP1254  ヘブライ語:CP1255,ANSI1252  アラビア語:CP1256,ANSI1252  バルト言語:CP1257  ベトナム語:CP1258  タイ語:TIS620,ANSI1252 ■【Bin】バイナリ検索要否 テキストファイル以外も検索対象とするか、検索する際の解読対象文字エンコード等を指定します。 ■【xdoc】xdoc2txtでテキスト抽出検索 チェックすると、Excel/Word/PDFファイルなども検索対象とします。 ※xdoc2txt.exeが必要です。 xdoc2txtを呼び出して文書ファイルからテキストを抽出し、検索を行うようになります。 右クリック・ダブルクリックまたはShift+クリックで、xdoc2txt詳細設定画面を表示します。 ---------- ■検索モード テキスト検索の方法をプルダウンリストで指定します。 通常検索:ファイル内のテキスト各行ごとに文字列を検索し、マッチ箇所をすべて表示します。 行集約検索:同一行に複数マッチ箇所があっても1件に集約して表示します。マッチした行数=検索結果件数になります。 行またぎ検索:複数行にまたがる(改行を含む)文字列も検索対象とします。 ※検索が遅くなります 行またぎ厳密検索:複数行にまたがる文字列も検索対象としますが、ワイルドカードは改行にマッチしません。 鬼雲検索:正規表現ライブラリ「鬼雲」を用いて検索します。※bregonig.dll(32bit版)が必要です。 (鬼雲検索R:正規表現オプションRを適用し、LFに加えCRLFも改行として扱います。ワイルドカード等に影響します) 探索のみ:ファイル内容は読み出さず、ファイル名等の一覧表示のみ行います。 ※高速です 改行インデント検査:ファイル内の改行コード・TABインデント異常箇所を検出します。 ハッシュ算出:ファイル一覧タブに各ファイルのハッシュ値を一括算出して表示します。 ■検索キーワード入力欄 検索対象とする文字列を入力します。 Ctrl+Dキーで、入力している検索文字列をキーワード固定履歴に追加できます。 プルダウン表示中は、選択しているプルダウン履歴をDeleteキーで個別削除できます。 入力欄下の境界線をドラッグすると、入力欄の高さを複数行に広げられます。 ■検索キーワード複数行入力欄 検索対象とする文字列を複数行で入力します。 通常検索・行集約検索では、検索キーワードを改行区切りで複数指定できます。 行またぎ検索では、改行も検索対象文字列の一部となります。 (入力した複数行のテキスト塊がそのまま検索条件となります) Tabキーも入力を受け付け、検索対象文字として扱います。 Ctrl+Dキーで、入力している検索文字列をキーワード固定履歴に追加できます。 ■入力モード切替/履歴メニュー 検索キーワード欄について、複数行入力等のモード切り替えや 入力履歴からの検索キーワードの選択を行います。 入力履歴を右クリックすると、メンテナンスサブメニューが表示されます。 ■[入力モード]複数行入力 チェックすると、検索キーワードを複数行テキストボックスで入力できます。 入力欄の縦幅は、テキストボックス下端をマウスで上下にドラッグして変更できます。 ■[入力モード]横スクロールバー表示 チェックすると、複数行テキストボックスは右端で折り返さなくなります。 ■[入力モード]入力欄右クリックで正規表現挿入 チェックありの場合、正規表現ONなら キーワード入力欄の右クリックメニューが「よく使う正規表現の一覧」になります。 表示されたメニュー項目をクリックすると、入力欄にその正規表現が挿入されます。 TresGrepで利用可能な正規表現については、「正規表現検索について」の説明を参照してください。 ■[入力モード]履歴のワイルドカード等も復元 チェックありの場合、プルダウンから履歴を選択した際に そのキーワードとともに指定されていたワイルドカードオプション指定等も復元します。 ■【英】英大文字/小文字あいまい検索 チェックすると、アルファベットの大文字小文字を区別せず検索します。 ■【全】全角/半角あいまい検索 チェックすると、半角文字/全角文字を区別せず検索します。 検索結果を置換する際には、正規表現置換はできなくなります。 ■【空】空白あいまい検索 チェックすると、検索対象ファイルの空白文字類(スペース等)を読み飛ばして検索します。 例:検索キーワード「あいう」⇒「あ い う」と文字間にスペースがあってもマッチします。 (行またぎ検索の場合は、「あ い<改行>う」と途中で改行されていてもマッチします) 正規表現との併用はできません。 ■【正規】正規表現で検索 チェックすると、検索文字列を正規表現パターンで指定できます。 (右クリック・ダブルクリックまたはShift同時押しで、正規表現をエスケープ/解除します) ■【+】正規表現+ワイルドカード併用 チェックすると、正規表現パターン/ワイルドカードを併用できます。 ■【?】ワイルドカード「?」使用 チェックすると、『?』で任意の一文字を条件指定できます。 ■【*】ワイルドカード「*」使用 チェックすると、『*』で任意の文字列(0文字以上)を条件指定できます。 文字として「*」を検索する場合は、『**』と2文字重ねて入力します。 ■【&】AND検索条件「&」使用 チェックすると、『&』区切りのすべての文字列を含む箇所を検索します。※検索が遅くなります 文字として「&」を検索する場合は、『&&』と2文字重ねて入力します。 ※総当たりのOR条件正規表現に展開されます。(例:『A&B』⇒『A.*?B|B.*?A』)   AND条件個数が増えると組み合わせが膨大になりパフォーマンスが極端に悪化します。 ■【|】OR検索条件「|」使用 チェックすると、『|』区切りのいずれかの文字列が含まれる箇所を検索します。 文字として「|」を検索する場合は、『||』と2文字重ねて入力します。 AND/OR条件両方を有効にした場合は、『&』のほうが先に解釈されます。 (例:「A&B|C」⇒「A&B」または「C」と解釈) 正規表現併用時は、カッコ『(』『)』でAnd/Orの優先順位指定もできます。 (例:「A&(B|C)」⇒「A&B」または「A&C」と解釈) ■【語】単語検索 チェックすると、キーワードが単語としてマッチするもののみ対象にします。 例「fix」で検索:単語検索ONだと「prefix」はマッチしなくなります。 (単語境界の正規表現「\b」が適用されます) ■【#】正規表現コメント使用 チェックすると、検索文字列に正規表現コメントが記述できます。 検索キーワード各行で『#』以降に記載された内容はコメントとして無視されます。 また空白文字も検索キーワードとみなされなくなります。 (.NETFramework正規表現のIgnorePatternWhitespace/鬼雲オプションxが適用されます) ■【鬼a】鬼雲正規表現オプションaを適用 チェックあり:鬼雲検索時に正規表現オプションa(ASCII)を適用します。 チェックなし:鬼雲検索時に正規表現オプションu(Unicode)を適用します。 チェックすると、\d,\s,\wなどが非ASCII文字にはマッチしなくなります。 鬼雲検索時のみ有効となります。 通常の.NET Frameworkによる検索時には常時オフ(uオプション相当の動作)となります。 ---------- ■リアルタイム検索チェックボックス チェックすると、インクリメンタルサーチを有効にします。 検索条件欄のキー押下・マウス操作(検索条件変更)でただちに検索を開始します。 検索実行ボタンを押さなくとも検索実行されるようになります。 半チェック(■表示)の場合は、検索対象となるファイルの探索のみを行い、検索は行いません。 入力した検索条件は「検索実行」ボタンから検索を行わないと履歴に記録されません。 ■検索実行 指定した検索条件でファイルの検索を行います。 検索完了後、入力した検索条件がプルダウンなどの検索履歴に反映されます。 ■検索中断 実行中の検索を強制停止します。 ---------- ■ファイル一覧タブ 検索対象となったファイルが一覧表示されます。 ■マッチ箇所一覧タブ 検索条件にマッチした箇所が一覧表示されます。 ■ファイル一覧表示対象 マッチ箇所なしのファイル等をファイル一覧に表示するか切り替えます。 ファイル一覧タブ表示中、かつ検索結果にマッチ箇所ありの場合のみ表示されます。 ---------- ■プレビュー表示内容エリア 一覧タブで選択したファイルの内容などが表示されます。 ■外部ビューア起動ボタン 表示中のファイルについて、外部ビューアを起動して表示します。 初期状態では、Windows「送る」メニューに登録されているアプリケーションが外部ビューアとして利用できます。 ボタンクリックで、アイコン画像の(ファイルの種類に応じた)アプリケーションが起動します。 プルダウンには、利用可能なビューアの一覧/新規ビューア追加メニューが表示されます。 (Shiftキーを押しながらプルダウンを開くと、ビューア種類を<非表示>にしたビューアも表示されます) プルダウンのビューアをクリックすると、現在選択中のファイルをそのビューアで開きます。 プルダウンの各項目を右クリックすると、ビューアの設定変更等を行うためのサブメニューが表示されます。 右クリックで「テキスト既定ビューア」にすると、テキストファイルは常に指定したアプリケーションで開かれます。 ■外部ビューア一覧メニュー 外部ビューア起動ボタンの右側▼ボタンをクリックすると、外部ビューアの一覧が表示されます。 プルダウンの各項目を右クリックすると設定変更ができます。 ■[外部ビューア一覧]エクスプローラーで選択 エクスプローラーを起動し、そのファイルを選択状態にします。 ■[外部ビューア一覧]外部ビューア追加 外部ビューアとして使用するアプリケーションを追加します。 (設定ダイアログを開きます) ■プレビュー表示ファイル名 一覧タブで選択したファイルの名前などが表示されます。 ■【≪】先頭へ 最初のマッチ箇所へ移動します。 ■【≫】末尾へ 最後のマッチ箇所へ移動します。 ※「≫」の後の数字はマッチ箇所の件数です。 ■【即】即プレビュー表示 チェックすると、検索実行で最初に見つかったファイルを 自動的に一覧タブで選択・プレビュー表示します。 ■【全行表示】プレビュー全行表示 一覧タブで選択したファイルの内容をプレビュー欄に全行表示します。 またチェックをONにすると、選択行のファイル内容が常に全行表示されるようになります。 チェックOFFの場合、このボタンをクリックするまではマッチ行など最小限の内容が表示されます。 一定サイズ以上のファイルはチェックONでも自動全行表示にはなりません。 (サイズのしきい値は設定画面にて変更できます) ---------- ■検索結果出力メニュー 検索結果をファイルやクリップボードに出力します。 ■[結果出力]タブ区切りで結果全件コピー 検索結果をクリップボードにコピーします。 ■[結果出力]UnixGrep形式で結果全件コピー 検索結果をクリップボードにコピーします。 ■[結果出力]ファイルに保存 検索結果をテキストファイルに出力します。 ■[結果出力]検索結果概要を表示 検索条件・検索結果のサマリを表示します。 ■[結果出力]検索結果をクリア 検索結果の一覧表示内容を破棄します。 ---------- ■一覧メニュー 一覧表示内容を操作します。 ■[一覧]コピー 検索結果選択行をクリップボードにコピーします。 ■[一覧]コピー形式変更 クリップボードへコピーされるテキストの内容を切り替えます。 Tab区切り:一覧表示内容をそのままExcel等に貼り付けられるTSV形式でコピーします。 UnixGrep風:「ファイル名(行,列):検索結果行」形式のテキストでコピーします。 ファイル名(パスなし):検索結果選択行のファイルの名前をコピーします。 ファイル・フルパス:検索結果選択行のファイルそのものとフルパスファイル名をコピーします。 ■[一覧]・一部Htmlタグを「<」⇒「≪」に置換 チェックすると、Excelに貼り付けできない特定のHtmlタグを加工してコピーします。 Excelの仕様不具合を回避するための設定です。 htmlファイル等の検索結果が貼り付けられない場合に使用してください。 置換対象のタグは、