inu goya - 一覧 - kmswx32 ( 紹介 - 履歴 - その他 )

■説明書に載せていない重要でないこと(ご覧になるほどの内容はありません)

◆昔はABCモード (30秒) で 14 Key/s出たんですが、 今は12 Key/s しかでません。 1995年秋、 KMS98を開発しながら学校の仲間内で競っていたらいつのまにか速くなっていました。 同じくらいの実力がある競争相手がいると速くなります。 なんだか、それを見ていた先生が「俺も負けん」といっていたような。
◆1995年当時は高速で入力することに執念を燃やしていましたが、 そのおかげで思いついたことがそのままエディタ上で入力できるようになりました。 画面を見たまま入力 (ブラインドタッチ?) ができると考えながら開発が進みました。 現在は Linuxのコンソールを触ることも多いので意外とキーボードから離れられないです。 ※GUI OSが主流になったらマウスでほとんどクリックして設定できると思っていました
◆移植開始から2年半かかってDOS版の全機能を搭載しました。 2012年に v3としてやっとkmswx.comを追い越しました(履歴頁に詳細)。 ※2012年11月にkmswx32 v3をkmswx.comに移植したv3 DOS版を公開しました
◆1997年から1999年にかけてDOS版と並行開発だったのでkmswx32の移植中にkmswxにも反映させている機能もありました。 Windows版の開発は非常に困難だったと思います。 当初キーボード入力の処理や画面の単一化およびデータの保存はどうやって良いかわかりません。 OSの仕組みも知らないので一つ機能を増やのに何ヶ月もかかりました。 その2年半の間に、別のソフトウェアを開発しながら そこで得たヒントをもとに追加するということを繰り返していました (アセンブラプログラマだったのでコンパイラ言語は不得意です) 。
◆画面の背景が黒色なのは当時のDOS版を可能な限り再現しようという試みでした。 あまりにもDOS版に近づけたためにGUI OS対応の意味がなくなってしまいました。
◆v3開発の時にv2の英文や単語を使用しようとしましたが、内容が薄く何回か練習すると暗記できる量でした。 コナンドイルの小説が好きなので版権が切れている書籍をオンラインで探したら見つかったので、そのpdfを見ながら辞書用データを作成しました。 テキストエディタで一週間以上かかりました。スペルチェックは常時作動させていたのですが、入力ミスはあるかもしれません。既存の製作されているテキストデータをそのまま使えば短時間に作成できたのですが、  英文の最後によくわからない権利関係のことが書いてあったので残念ながら使用を断念しました。 また、 英単語についてはこれも著作権保護期間が終了した辞書の単語から太字になっていたものを拾い出して入力しました。 単語に著作権はないらしいのですが、 念のためこれを手で入力をしました。
◆カナ駅名は 好きな路線の駅名と首都圏の駅名を入力して作成しました。 たぶん著作権はないと思います。  カナ文章は昔製作していたシナリオ2本を収録しています。 これは t.w. に著作権があります。 1996年の御蔵入りだった文章を再構成して組み込んでいます。
◆当初英文にC言語のソースやアセンブラのプログラムを入れていたのですが、  練習と言うより命令の暗記になってしまうので辞書の連結から外しました。 (テスト版辞書で練習したら苦しい) 辞書を作成できるツールを作成したので本来は自分で好きな英文やカナ文章を作ってもらえば良いのですが、業務用に近いツールなので一般向けとはいえないインターフェース等のことから非公開です。
◆説明書から削除したのですが、 v2開発時に市販のリサイズコンポーネントを試用したら実行後クラッシュするという残念な結果になりました。 たぶんv2がめちゃくちゃなタイミングで初期化を行なっていたためリサイズコンポーネントが「試用版です」みたいな表示をするために停止させたの が原因で はないかと。 そのためせっかく買おうかと思っていたコンポーネントを諦め、 自分でリサイズプログラムを開発しなければならない状況になりました。 画面の解像度を切り替えて640x480にしてしまうという手もあったのですが、 ハードウェアに負担をかけることは極力したくなかったのでフォントや画像を計算で求めるというめんどうな方法を使っています。
◆v3開発に合わせて、 音が出るようにしていたのですが学校や会社等で使用するときに回りに迷惑がかかると思ったので削除しました。 音が出ると言っても押したキーにあわせてmidiデータをwindowsに渡すだけでのシンプルなやつですが。
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◆kmswx32を今頃になってなぜ公開したのか。 1990年代後半ならともかく今となっては製品やフリーソフトでも十分練習できるものが手に入るのに、 類似のものをわざわざ公開しているのは単にこの分野への挑戦だけです。 このままv3を製作せずにv2のまま外部未公開でもよかったのですが、  どこかで一度kmswxというソフトウェアを世の中に堂々と送り出したかったのです。 そのために権利関係をクリアする準備からはじめました。 v2は一部グレーな部分があったので これらをすべてクリーンにする必要がありました。 この作業だけで4ヶ月かかっています。 kmswxmin というバージョンが一度だけ製作しているのはこのグレー部分を削除しているためです。
◆私 (t.w.) は単なるオペレーターなのでプログラムの作成は非常に遅いです。 たぶん本職の人は一ヶ月でできることを2年くらいかかってしまいます。昔はソフト会社への就職を目指していたのですが、アセンブラプログラマは需要が無いようなので開発と関係ない仕事についています。 主にプログラムできるのは8086(DOS用)とZ80(ROM用)が専門(1995年当時)でした。Z80が世の中から少なくなったころからはH8/3664Fを趣味の開発で使っています。 Z80に比べてH8/3664Fは開発が容易なので今までの苦労は何だったのかと思いました。 雑誌の付録にSH2が付いた時にもその開発のしやすさを感心しました。現在のマイコン開発はROMライターがなくてもソフトウェアから制御して消去書きこみができ時間の短縮になります。 自立型ハードを作成していた時代にそんな環境があったらもっと盛り込みたいセンサーがあったと思い返していました。
◆kmswx32の構成は昔のゲーム風にわざとしています。もともとDOS版もブランド名からタイトル画面になり一定時間経過のたびにベスト10の得点表示になります。DOS版のv1系の時は得点も下からスクロールしてくるようなアーケードゲームを意識した表示だったのですが、表示に数秒かかるのがいらい らするので瞬間に表示するように途中から変更しました。所々カーソルのようなものがアニメーションしたりしているのもその名残です。DOS版のやつは本気 でゲームソフトを意識して製作していたので当時は無駄なエネルギーを注いでいたなと思い返すのでした。
シャドールームの2012年7月14日で紹介して頂きました(悠木さんありがとうございます)。
◆2012年12月に入って時間ができたのでv3.1を開発しています。無限時間とブランドロゴを変更する機能を搭載していますが、タイマー処理を大幅に 改造しているので動作検証中です。v3.1ではゲーム中にF3キーを押すとk/sのON/OFF、F4キーを押すとキーボード出力をON/OFFできま す。あと、カタカナ文章が誤っている部分が多数あったので修正しました。もともと漢字混じりの文章をIMEの再変換機能で無理やりひらがなにしているため そのようなことが起こっています。あと、画面のチラツキが発生している部分はdoublebuffered=trueにして抑制しました。その分メモリを 多く使用するようなので256MBのXPマシンで心配だったのですが動作に影響はありませんでした。問題が発生しなければ公開依頼を出してみます。あと、 TOTAL時間が遅れることに気がついたので時々OSの起動時間を見ながら補正するようにしました。
◆v3.1の説明書にも記載しているのですが、無限時間機能を追加して動作検証していたときに一日で65535キー(本日合計goodキー)を入力したら次の日右手指の関節が痛くなりました。それで、2・3日キーボード練習をやめました。
◆2012年12月27日 v3.1公開開始(Vectorさん年末の忙しい時期に迅速な登録ありがとう)
◆どれくらい前のバージョンか忘れたのですが、初期のkmsには基本練習モードはありませんでした。誰かのリクエストで基本位置練習がないとダメだ、ということになって追加したと思います。何年か過ぎて研修会でキーボード練習をしてもらうためにkms98を提供したのですが、基本練習モードは好評で他の モードは使いませんでした。これはひょっとすると初心者向けには基本練習モードだけで良いのかと。それを考えたら現在のkmsは初心者向けではないのかも しれん。
◆配布制限がほとんどない理由は、昔から金儲けのことを考えていろんなことを失敗したのでそのへんのところは商売が上手い人に譲ることにしたのです。それと、フリーソフトウェアにしろ商用ソフトウェアにしろ配布制限が厳しかったり認証することが使用者に不安を与えているような気がしたからです。
◆2013年5月、テスト用にWindows8ノートPCが1台導入されたので早速動作確認してみました。8の感想ですがたしかに操作性が全く違うので当初は戸惑いましたが、インターネットのニュースを見るときにはとても効果的に作動しているような気がしました。ただ、仕事に使うのは少し不便のような。
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[20230409]
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