自習した記録を集めて編集する

児童が学習した記録を先生が集めて編集し、指導に役立てます。
学習記録が集められれば、どのような方法でも構いませんが、 一番簡単そうなskyDriveを使って集めることとします。

skyDriveの取得とarithでの利用のための設定

SkyDriveのファイル共有機能を使って記録を集めます。
そのため、クラス用のmicrosoftアカウントをひとつ取得し、先生とクラス全員で共用します。
先生と児童は、arithを使うPCに、 このmicrosoftアカウントを使うための専用のarith用ユーザを登録します。
使用目的はarith用と限定せず、クラス用としてもかまいません。 この専用ユーザにarithをインストールし、 microsoftアカウントを使ってskyDriveを使えるようにします。
arithの記録を共有するためのディレクトリを定め、skyDriveに作成します。

児童のarithの設定

児童のarithでは、arith.cfgに児童のid、児童の氏名、共有ディレクトリのエントリを登録します。
次に例を示します。
# 児童のid
id = ak14
# 児童の氏名
name = 刈谷 令子
# クラスの共有ディレクトリ
share = c:/users/joji/SkyDrive/arithak

先生のarithの設定

先生のarithでは、arith.cfgに、共有ディレクトリ、レポートディレクトリ、 名簿のエントリを登録します。idのエントリを作成しないように注意してください。
次に例を示します。
# クラスの共有ディレクトリ
share = c:/users/joji/SkyDrive/arithak
# reportをまとめるディレクトリ
report = report
# 児童の名簿
list = names.txt

名簿のフォーマット

名簿は一人1行で、各行に児童のidと氏名をTABで区切ってください。
文字コードはUTF-8にしてください。
idはファイル名としても使うため、英数字だけ使用してください。