データファイルにはフォント作成に必要な記述の他に METAFONT の起動方法,フォ
ントの作成ディレクトリ等の指定が出来ます。また,
"+#
" 以降は行末まで, コメントと認識されます。
データファイルにはキーワードがあります。
尚, このキーワードは省略出来ません。MF virmf &plain \mode:=
MF mf \mode=
例: GATHER_DIR a:\tex\pkfont
TARGET_DIR c:\ptex\texmf\fonts\pk
のように使用します。
\mode
と解像度の関係を記述しま
す。例えばMEFAFONT の \mode
で bitgraph を指定すると 118dpi
のフォントを意味しますので
118 bitgraph
と指定します。添付されている fonts.dat には更に
が既に定義されていますが, この指定はあくまで, 私の METAFONT の 環境の場合です。個々に環境が異なる場合がありますので(というよ, 確実に私が作成したものが含まれています。), 注意して下さい。72 mactrue
85 sun
118 bitgraph
160 itoh
180 nec
200 FAX
240 canonlbp
300 cx
360 bjtenex
400 nexthi
600 canonex
cmr 10 10m0.5 12 10m2
このように記述すると, cmr10, cmr10(magstep0.5), cmr12,
cmr10(magstep2)に展開されます。さらに
cmcsc 10*0.9
は cmcsc10(mag0.9) に展開されます。また, 中にはポイントを示す
数字がファイル名に含まれていない場合もあります。その場合は以下
のように指定して下さい。
ascgrp *1
これでascgrpをmag=1で起動します。つまり, m は magstep を意味し,
* は mag を意味します。
fonts.dat というサンプルデータを添付しておきましたので, 詳しくはそちらを 参照して下さい。fonts.dat には LaTeX , texinfo, SliTeX, LaTeX2e, ASCII の ascgrp のフォントデータ, を記述しています。