使い方
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ル
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コマンドの形式は以下の通りです。
zen2han [-d] [-a] [-c] [-tDefFile]
filename ...
filename で指定されたテキストファイルの内容を
節で記述した通りに変換します。変換した結果は同じファイ
ルに対して書き込みます。変換前のファイルは拡張子を ``bak'' に変換
して保存します。従って拡張子が ``bak'' のファイルに対しては変換作
業を行う事は出来ません。filename の指定は UNIX ライクなワイルドカー
ドを使用する事が出来ます。例えば, ファイル名に数字が含まれているファイル
を対象にする場合には
zen2han *[0-9]*
等と指定します。詳しくは他の文献を参考にして下さい。また, オプ
ションスイッチを指定する事によって, 変換の方法を制御するする事が出来ます。
使用出来るオプションスイッチは以下の通りです。
- -d
- カタカナの長音記号「ー」とマイナス記号「−」の推論訂正
を行いません。意図的にこれらの記号を入れ換えて使用している時
などに指定して下さい。
- -a
- ASCII 文字と漢字の間にスペースが無い場合でもスペースを
挿入しません。デフォルトでは私の好みでスペースが一個挿入され
ます。
- -c
- ``,''(Comma) の次の文字スペースでない場合でもスペー
スを挿入しません。デフォルトでは ``,'' の後には一個の
スペースが挿入されます。 ファイルに対して実行すると,
マクロの引数のセパレータの ``,'' の後ろにスペースが挿
入されてしまい, 都合が悪くなる場合があります。
- -tDef
- Def で指定されたファイルを全角変換定義ファ
イルとして使用します。定義ファイルを複数個持っていて, 用途に
よって使い分ける時等に指定します。尚, -t と Def
の間にはスペースを入れないで指定して下さい。
``test.txt'' というファイルをコピーしてコピーしたファイ
ルに対してzen2han を実行してみる事によって概ねの動作を理解して頂けると思
います。
Sun Jan 26 14:21:02 1997