Windows 2000のコンソール

はじめに

Windows 2000では、ちょっとだけコンソールが使いやすくなりました。そのTipsを少々。

なお、NT4.0のコンソールでもすでに実現されているTipsについては、こちらをご覧ください。

インテリマウス

実はNT4のときにどうであったか記憶が定かではないのですが、ホイールによる通常のスクロールに加え、Shift+ホイールで、ページ単位のスクロールができます。 はるかかなたのバッファの内容を見たいときには 結構便利です。

スクロール

ちょっとした改良ですが、NT5のスクロールバーに機能追加がなされています。Shiftキーを押しながらスクロールバーをクリックすると、ダイレクトにクリックした位置へスクロールされます。

コンソールのスクリーンバッファでもこの機能が有効になっています。はるか過去の出力を見たいとき、スクロールバーをShift+マウスクリックすると、ダイレクトにその位置へジャンプできます。

文字列の検索

スクリーンバッファ中の文字列の検索ができます。

検索コマンドは、システムメニューのEditサブメニューから起動できます。ただし、検索ダイアログではIMEは使えません。仕様ということです。コピー＆ペーストは使えるので、エディタなりスクリーンバッファからペー ストしてください。

ダブルクリック

簡易編集モードにしておくと(設定方法は、NT4のページを見てください)、ダブルクリックで単語の選択ができるようになりました。

コンソールIMEを無効にする

コンソールでIMEを全く使わないとすると、コンソール用IMEは単なる無駄でしかありません。 コンソール用のIMEを無効にするには、以下のレジストリを設定します。
HKEY_CURRENT_USER\Consoleの、 LoadConImeを、0にします。
値を書き換えたら、ログオンしなおしてください。

キーカスタマイズ

Windows 2000では、Ctrl+ほにゃらら のキーに対して機能を割り当てることができるようになりました。

設定できる機能は、次の通り。

空白文字の指定

ダブルクリック、キーカスタマイズで認識する空白文字を指定できるようになりました。

キーカスタマイズツールで変更できます。
(ご入用の向きは、 メール でお尋ねください)
…と思っていたら。 こんなところに落ちている…！？ いいのか？ とりあえずリンクを張ってみたりして 。 むむ。remapkey も落ちているなぁ。 どういうサイト？
…さらに他のサイトも発見。 というか、上のサイトもダウンロード先はここになっている模様。 どうなっているのだ？