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Windows 2000のための追記はこちら。
英語版Windows NT 4.0で、106キーボードを使うためのヒントです。なお、筆者はすでにNT4.0を全廃しているため、実際の確認は取れません。あくまでもヒントです。それから、ここで述べる方法により、予期しない不具合 が発生することがあるかもしれません。また、カナキー入力や漢字キーなどは多分使えません。あくまでも各人の責任において実行してください。筆者は責任を取れません。
また、ここで述べる方法はレジストリの書き換えを必要とします。レジストリってなに?とか、レジストリのバックアップ、修復ディスクの作り方使い方がわからない方には絶対にお勧めしません。
テスト用のユーザを作ってそのアカウントで実験してから実際のユーザに適用することをお勧めします。
ファイルの用意 |
日本語Windows NT 4.0から、kbd106.dllを取得します。ライセンスの問題は各自でクリアしてください。 kbd106.dllは、%WINDIR%\system32にコピーしてください。 なお、以下の操作を始める前に、コントロールパネルが開いていたら、閉じてください。
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レジストリの設定その1 |
regeditでもregedt32のどちらを使っても構いません。次のキーを開いてください。 HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Keyboard Layouts ずらずらと、8桁の16進数が並んでいると思います。これは、システムにインストールされているキーボードレイアウトです。 この直下に、次のキーを作成します。 00000411 無事に作成できたら、作ったばかりのこのキーを開いてください。regeditの場合には、(Default)という名前の、タイプがREG_SZのデータだけが存在するはずです。 ここに、次のデータを作成します。
regeditでexportしてみると、こんな感じになるでしょう。 Windows Registry Editor Version 4.00 ここまでで、106キーボードに対応したキーボードレイアウトが作成できました。まずは第1段階の終了です。
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ユーザ側の設定 |
次に、各ユーザのインプットロケールの設定を行います。 まず、次のキーを開いてください。 HKEY_CURRENT_USER\Keyboard Layout\Substitutes ここに、次のようにデータを新規作成します。
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再ログオン |
以上で準備は整いました。新しい設定を有効にするためには、再ログオンが必要です。 いったんログアウトして、再度ログオンしてください。どうですか。新しい設定が有効になっていますか?
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ログオン時の設定 |
以上がうまくいったら、ログオン時のキーボードレイアウトも変えてしまいましょう。ログオン時のインプットロケールの設定は、 HKEY_USERS\.DEFAULT\Keyboard Layout\Substitutesにあります。ここを、各ユーザのインプットロケールと同様に書き換えます。 |
多国語をサポートするといわれているWindows 2000(NT5)にバージョンアップするときには、これらの設定は元に戻しておいたほうが無難です。
Windows 2000 (NT5) は、多国語対応のオペレーティングシステムとなっていて、英語版のWindows 2000であっても、日本語に対応したキーボードレイアウトやIMEを使うことが出来ます。 デバイスマネージャから設定できます。 ただし、106キーボードレイアウトがサポートされるのは、入力ロケールに日本語を選んだときだけです。 Shift+Alt、またはタスクトレイの入力ロケール切り替えアイコンから、日本語の入力ロケールを選んでください。
レジストリで言うと、日本語入力ロケールで使われるキーボードレイアウトは、
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\i8042prt\Parameters
の
REG_SZ "LayerDriver JPN"
で指定されています。
ここを好きなように書き換えると、標準ではサポートされないキーボードレイアウトを使って日本語入力が出来るようになります。例えば、"LayerDriver JPN"の値を"kbdge.dll"に書き換えると、ドイツのキーボードレイア
ウトになります。
ただし、これはMicrosoftのサポート対象外ですので、ご自分のリスクで行うようお願いします。
# 例えば、Alt+~でのIMEオン・オフが出来ません。拙作 imekey を使えば、ドイツのレイアウトでサポートされているキーにIMEオン・オフ機能を設定することはできます。
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