アマミアオガエル

うちの子

[写真]  うちの子(笑)はアマミアオガエルで、性別は良く鳴くのでたぶん男の子。体長は約4cm。専門店で売られていたのを購入しました。3匹購入したのですが、結局、餌付いたのは現在残っている1匹だけです。あとの2匹はどうしてもエサを取ってくれず、結果的に私が殺したことになります。反省。
 購入した時は、変態してすぐのチビガエルだったのですが、今では良く鳴く立派なオトナになりました。緑色の瞳がとってもキュート(^^;

分類

 アマミアオガエル(Amami Green Tree Frog)の学名はRhacophorus viridis amamiensis。オキナワアオガエルRhacophorus viridis viridisの亜種である。この2亜種は『日本カエル図鑑』によると、太腿の模様で区別できるらしいが、私には良くわからない。でも『蛙の合唱(CD付き書籍)』の声を聞くと、確かにうちの子はアマミアオガエルのような感じがする。アマミアオガエルは奄美大島・徳之島に、オキナワアオガエルは沖縄本島・伊平屋島に分布する。
 日本にはアオガエル科アオガエル属のカエルは、本州にはモリアオガエル、シュレーゲルアオガエルが、奄美・沖縄・石垣・西表島にはオキナワアオガエル、アマミアオガエル、ヤエヤマアオガエルが分布している。北海道にはアオガエル科のカエルは分布していない。オキナワアオガエル・アマミアオガエル・ヤエヤマアオガエルは上記の分布域ではごく普通に見られるカエルらしい。

飼い方

 私はニホンアマガエルと同居させている。ただ、ニホンアマガエルほど乾燥には適応していないようで、しばしば水容器に入っているのを見かけるので、体が入るくらいの水容器が必須だろう。あとは20℃以上の温度を通年確保すれば、問題なく飼えるようだ。
 ただ、何より問題なのが、とにかく憶病なところ。今となってはだいぶ慣れて、コロコロ鳴いたり(ハードディスクの回転音に反応するような気がする)、人のいる前でもウロウロしたりしてますが…初めのうちはちょっとでも近づくと、物かげに隠れて出てこないし、おまけにエサも取らない;_; 個体差や、状態の差もあるのでしょうけど、ニホンアマガエルのように物おじしないカエルに慣れてたので驚きました。どちらかと言うと、飼育には向かない種なのかもしれません。
 エサはニホンアマガエルと同様に、コオロギやショウジョウバエなど。
 詳しい飼い方は、ニホンアマガエルのページも参照してください。
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