シリアルチップ(8251)制御テクニック
★モード(A),(B)レジスタ★
モード(A),(B)レジスタの概要
I/Oアドレス:32h
方向:出力
出力:8251動作モード設定
モード(A)は非同期.モード(B)は同期の場合です. 同期か非同期かは,最下位の2ビットで決定します.
モード(A)レジスタ
説明
非同期の場合の8251の動作モード設定を行ないます. 以下にモード(A)レジスタの各ビットとその意味を示します.
7
6
5
4
3
2
1
0
*1
*2
*3
*4
*5
モード(A)レジスタの各ビット
(*1)S2,S1(ストップビット数)
0,0:無効
0,1:1ビット
1,0:1.5ビット
1,1:2ビット
(*2)EP(パリティの種類)
0:奇数
1:偶数
(*3)PEN(パリティイネーブル)
0:パリティなし
1:パリティあり
(*4)L2,L1(キャラクタ長)
0,0:5ビット
0,1:6ビット
1,0:7ビット
1,1:8ビット
(*5)B2,B1(通信速度)
0,0:同期モード
0,1:×1モード
1,0:×16モード
1,1:×64モード
注意
得になし.
例
以下に通信パラメータを,8ビット,パリティなし,ストップビット1に設定する例を示します.
mov dx,32h mov al,01001110b out dx,al
モード(B)レジスタ
説明
同期の場合の8251の動作モード設定を行ないます. 以下にモード(B)レジスタの各ビットとその意味を示します.
7
6
5
4
3
2
1
0
*1
*2
*3
*4
*5
0
0
モード(B)レジスタの各ビット
(*1)SCS(単一キャラクタ同期)
0:ダブルSYNCキャラクタ
1:単一SYNCキャラクタ
(*2)SED(外部同期入力)
0:SYNDETは出力
1:SYNDETは入力
(*3)EP(パリティの種類)
0:奇数
1:偶数
(*4)PEN(パリティイネーブル)
0:パリティなし
1:パリティあり
(*5)L2,L1(キャラクタ長)
0,0:5ビット
0,1:6ビット
1,0:7ビット
1,1:8ビット
注意
得になし.
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