キー入力に関する雑感

ー入力に関する雑感

(キー入力言いたい放題)



このファイルは筆者がこれまで AZIKの開発を通して感じてきたキー入力についての雑感をアト・ランダムに述べたものです。(行き着くところAZIKの宣伝?かな)

お暇なときにでも読んでいただけると幸いです。

目次

タッチタイプの秘訣
カナ入力か、ローマ字入力かについて
ローマ字入力における綴りの問題
綴りの呪縛からの解放
もう一つの盲点
QWERTYはAZIKのためにあった?
AZIKのさらなる拡張(隠し機能?)
Windows95でのAZIK
理想のキー配列とは?

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タッチタイプの秘訣


キー入力は連続した指の動きのイメージが大切。

中学生のころ早稲田速記をやっていて、その勉強会でプロの速記者の速記を目の当たりに見たことがあります。驚いたのは、必死に忙しそうに速記しているように見えませんでした。話を聞くと、耳から音が入った瞬間に書き取るのではなく、あるまとまりを聞いてからそのまとまりを一気に速記するのだそうです。

キー入力に関しても同じだと思います。一つ一つのキーを速く叩くというより、ひとまとまりを滑らかに打つことが大事だと思うのです。

 そう考えると、多くのキーボード練習ソフトに付属する、もぐら叩きのような、反射神経を必要とするようなゲームはあまりいいトレーニング法とは言えないと思います。
 キートレーニング法としては、増田の「キーボードを3時間でマスターする法」や岩波書店から出ているビデオとソフトが一緒になった「TUTタッチタイピング」のなかで使われている、メトロノームに合わせて打鍵するトレーニングがお勧めです。
忙しそうに見えるタイピングより、ゆっくり打っているように見えて、実は速い、というのがかっこいいですね。

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カナ入力か、ローマ字入力かについて


キーボードの練習を始めるにあたって多くの人はカナかローマ字か、と悩みます。いまだに多くのワープロ教室ではカナを教えているところが多いようですね。これは、カナの方が結局は速く打てるということと、タッチタイプに至らないうちは、キーボード上の印刷をみれば何とかその日のうちに日本語が打てるようになるだろうという一種の逃げの心理があるように思います。

一方、ローマ字については、