axpdt10 version 0.01 document 1.これは何ですか? susie のプラグインです。ビジュアルアーツの PDT10 形式画像ファイル (拡張子は pdt)に対応しています。 他の PDT10 用プラグインと違うのは、画像ファイルを書庫ファイルに見立てて 画像データとマスクパターンデータを個別に取り出せるようにしている点。 たんなる画像閲覧目的には不向きです。 2.インストール プラグインを使うアプリケーション側の指示に従ってください。 susie で使う場合は、ほかのプラグインが入っているフォルダに axpdt10.spi を コピーし、susie を起動、設定メニューを開いて「プラグイン」を選択し、 プラグインの設定をします。というか、axpdt10 には設定項目が何もありませんが、 PDT 形式に対応したその他のプラグインを無効にしておく必要があります。 3.動作 axpdt10 は、PDT10 形式の画像ファイルを、一種の書庫ファイルとみなします。 画像ファイルを susie だとかで開くと、3つ(もしくは2つ)の bmp ファイルが 見えるはずです。 F.BMP 画像ビットマップ A.BMP 画像部分と透過部分を示すマスクビットマップ P.BMP 透明色部分を緑色 (0,255,0) で塗りつぶした画像ビットマップ たぶん P.BMP の内容が、一般的な PDT10 用画像プラグインの出力結果にもっとも 近いと思います。 透過部分を示すデータが存在しない場合、A.BMP は書庫中にも現れません。 この場合、F.BMP と P.BMP の内容はまったく同じになります。 4.つかいみち あー、どうすかね。何かありますかね。 ……あんまり思いつかないや。 せっかくだから DNML での用法など書いてみると、キャラの立ち絵を表示する時に、 マスクビットマップの内容をアルファチャンネルとして利用できます。 つまり、今まで とかだったりするところを、 などとすると、キャラの輪郭がちょっと滑らかになります。 もちろんテンプレートの修正(もしくは完全な自作)が必要ですが……。 5.仕様(あるいは手抜き) ・ファイルの直接出力はサポートしてません。 6.権利 本ソフトウェアはいわゆるフリーソフトウェアです。 無償で利用可能ですが、動作内容については一切保証いたしません。あしからず。 ---- sava/LP-Project http://www.vector.co.jp/authors/VA003720/lpproj/