Ned
概要
「Ned」は、普段お使いのエディタで、日記を付けるためのツールです。
エディタ単体ではマクロを作ったりしないとちょっとめんどうだと思える処理を代わりに行います。起動画面を見て、「なんだ、低機能なスケジューラじゃないか」と思われた方は、そのままスケジューラとしてお使い下さい。低機能と割り切ればたぶん使えます。
動作環境
PC9801用MS-DOS及びWindows95のDOS窓(DOS/V、NX不可)
286以上のCPUを搭載するPC9801シリーズであれば、動作するはずです。
起動するのには、200k程度のフリーメモリが必要です。さらに、子プロセスでエディタ・印刷ツール・検索ツールなどを起動することがあるので、その分の余裕を見ておく必要があります。
ダウンロード
ned210.lzh(97,146bytes)
実行中の画面
Windows95のDOS窓で実行させています。
- データ形式は、ハイ・サワーさん作の「一冊の日記帳」と互換性があります。
- 原理的には全く単純なソフトです。パソコンのシステムクロックから、適当なファイル名を作り出してエディタに渡しているだけです。
- 起動時には当日を中心にタイトル行を3週間分一覧する画面で起動します。また、今月を中心とするカレンダを3ヶ月分表示します。
- 当日に記入済みのデータがある場合は、スケジュールと判断し、少し大きめの表示窓で知らせます。
- 日付や日数を指定しての移動が簡単です。
- 定型文を用意しておくと、カード型データベースライクに入力し、日記文書に追加できます。
- 簡単な日記文書作成支援機能があります。(半分冗談の機能です。)
- Grepなどの外部検索ツールを使った検索の他、
タイトルの行頭にある"*"を検索して検索開始日からの日数を知る機能があります。
- 時刻の記入が簡単にできる、一行入力機能があります。
- 外部印刷ツールで指定日のデータを印刷できます。
- ほとんどの操作がファンクションキーに割り当てられています。