Zaurus Speed Test (ZST)

1999/12/10 (最終更新:2005/08/28 15:27)
◎ ベンチマークテスト報告!

ベンチマークテスト MORE ソフト、 Zaurus Speed Test v1.00 を使った測定結果をまとめてみました。 このテストは多くの方々に協力していただきました。 データ提供ありがとうございました。 [関連BBS]

値が小さいほど高性能(高速)であることを表しています。 括弧内はMI-110Mを1.00とした場合の相対値です。 この表は順次データを追加していきます。
機種名 CPU Test Draw Test データ提供
CPUMEMORY STRINGFILLCOPY
MI-110M128(1.00)187(1.00) 164(1.00)135(1.00)169(1.00) 基準値
MI-P2-B127(1.01)184(1.02) 155(1.06)134(1.01)71(2.38)
MI-C1-A64(2.00)134(1.39) 115(1.43)99(1.36)61(2.77)
MI-310115(1.11)177(1.06) 77(2.13)97(1.39)59(2.86) KDMさん
MI-P1 125(1.02)184(1.02) 149(1.10)133(1.02)70(2.41) KDMさん
MI-EX1 32(4.00)93(2.01) 151(1.08) 177(0.76) 109(1.55) Eddyさん
MI-EX1 32(4.00)92(2.03) 151(1.08) 178(0.76) 106(1.59) MASAMIさん
BrowserBoard115(1.11)183(1.02) 144(1.14)132(1.02)165(1.02) yukkunさん
MI-10 129(0.99)223(0.84) 154(1.07)113(1.19)69(2.45) ミーティアさん
MI-10 128(1.00)232(0.81) 122(1.34)112(1.21)68(2.49) まるとさん
MI-506 125(1.02)177(1.06) 88(1.86)120(1.13)70(2.41) まるとさん
MI-610 116(1.10)119(1.57) 89(1.84)120(1.13)71(2.38) まるとさん
MI-EX1 33(3.88)94(1.99) 151(1.09) 178(0.76) 106(1.59) まるとさん
MT-200 115(1.11)176(1.06) 149(1.10)134(1.01)165(1.02) まるとさん
MI-506DC126(1.01)177(1.06) 88(1.86)120(1.13)71(2.38) 狭山 博さん
MI-310 115(1.11)177(1.06) 77(2.13)96(1.41)60(2.82) 狭山 博さん
MI-C1-S62(2.06)118(1.58) 111(1.48)97(1.39)60(2.82) 狭山 博さん
MI-106改造92(1.39)131(1.42) 146(1.12)132(1.02)124(1.36) Saga さん
MI-310115(1.11)177(1.06) 77(2.13)96(1.41)60(2.82) かとちゃ さん
MI-310115(1.11)177(1.06) 77(2.13)96(1.41)60(2.82) ebi さん
MI-C1改造43(2.98)79(2.37) 81(2.02)96(1.40)55(3.07) じんそん さん
MI-P1改造87(1.47)128(1.46) 139(1.18)131(1.03)49(3.45) じんそん さん
MI-P1063(2.03)117(1.60) 82(2.00)74(1.82)50(3.38) 堀合 さん
MI-E133(3.88)49(3.82) 30(5.47)74(1.82)36(4.69) むらかみ さん 2000/12/20
MI-TR132(4.00)93(2.01) 169(1.03) 178(0.76) 106(1.59) へるつ さん 2001/01/29

◎ テスト内容の解説

このテストは、さまざまな環境や条件による影響を 十分吟味して設計されたものではありません。 結果はあくまで目安して参照してください。

結果の数値はかかった時間を現しています。 よって、数値が小さいほど高速であることを意味します。 この値は内蔵の RTC を使って測定しているため、 結果にはすべて2秒未満の誤差が含まれています。

各テストの数値は、異なる機種間の比を取ることはできますが、 違うテストの数値を単純に加算や比較することはできません。 例えば同一機種内で FILL と COPY の数値の差を取ったり、また すべてのテストの値を加算してから比較するようなことはできません。 各テスト毎のウエイトが適切ではないからです。

以下、テスト項目の詳細。

・CPU
単純なCPUの整数演算ループテストを行います。 メモリアクセスは発生せず、キャッシュ上でのみ動作すると考えられるため、 CPU の動作周波数比を調べることができます。
・MEMORY
確保したワークRAM上のメモリ領域100Kbyteに対し、読み書きを行う メモリアクセステストを行います。 ランダムアクセスとシーケンシャルアクセスの中間程度の内容です。
・STRING
QP48 サイズの文字列(半角全角混在)を描画するだけです。 QP48 は Zaurus 標準の文字サイズです。 もともと こちら の C1レポート用に書いたテストが元になっています。
・FILL
画面内の任意領域の塗りつぶしを行います。 この処理は Zaurus の描画機能の中でも割と高速な部類に入るため、 他の Draw Test よりループ回数がかなり多くなっています。
・COPY
Offscreen 領域から 16bit イメージ 320x220dot 分のパターン 転送速度を調べます。

注意: 計測値には2秒未満の誤差が含まれています。

注意: このプログラムにおける DrawTest は、QVGA (320x240)を前提としています。 VGA (640x480)機種の場合、QVGA エミュレーション動作では描画において相当なペナルティ (4倍のアクセス数)が発生すると考えられるため、 本当の性能で比較することができません。 VGA 機種の DrawTest の結果は正当な値とせず、 参考値としてのみ使用するようにしてください。

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Hiroyuki Ogasawara <ho>