CeDar を Carbon 化して Mac OS X に対応できるようになりましたので、ベータ版を公開しています。現在 2.0b6 というのが最新の版です。
CeDar1.6 にある機能で未実装なものがいくつもあります。また、まだまだ動作が不安定なところや不完全なところがあると思います。問題箇所を指摘していただければ嬉しいです。
EPWING ver.4 以降の規約に準拠する CD-ROM も読めるようになっています。ただし手持ちは ver.6 準拠の富士通「スーパー統合辞書」だけでして、これ以外の物が OK かどうかは何とも言えません（ver.5 準拠の『広辞苑』第５版はだめとのことです）。
ときどき固まってしまったりすることがありますが、Mac OS X には有り難いことに「強制終了」という手がありますので、これを使いましょう (^_^)
Carbon 対応ですので、本来 Mac OS 8.6 や 9 などでも動作させられないことはないのですが、いくつか問題があるために、Mac
OS X でしか動作しないようにしてあります。
Classic 環境むけには CeDar 1.6 を使ってください。CeDar 2.0 はこの CeDar1.6 を元にしたもので、どっちみち Classic 環境で CeDar 2.0 を使うメリットはあまりないのです。こちらでの EPWING ver.4 以降の規約への対応については、近日中に行います。
CeDar 1.6 から大きく変化したのは外観が Aqua になったこと以外に無いように見えますが、内部の動作ではかなりの変更が加えられています。たとえば外字はフォント化せずに、直接画面に描き込んでいます。
これらが一段落ついたら、外観や機能の見直しなども検討したいと思っています。
それから CeDar 用に大きなサイズのアイコンを作らないといけないのですが、絵心のない私には、なかなか大変そうです。当分は昔の小さいもののままで我慢してください。
2001年11月４日
川上 三郎
sabuk@fsinet.or.jp