二台のPCで家庭内LAN計画


第一回 アダプタ購入

 二台以上PCを持っているとやりたくなるのが家庭内LAN計画である。 ここでつなぐPCは

 である。ゆえに安くあげるには

 の三つが必要である。赤外線やシリアル接続も方法としてあるがあまり面白くなさそうなのでボツ。ところでPCカード用アダプタとつなぐのになぜPCIバス用のアダプタをDesktop用に買わなければならないかというと(PCカードの転送力は 2MB/s位だっけ)ISAスロットは全部埋まっているからだ。

 でこれらを買いにDOS/Vパラダイスに行ったところ、

 であった。もちろん一番安い物を買いました。製品名は

    Genius GE2500 II

PCIバス対応 英語 10BASE-T対応

10BASE-2対応

    Genius ME3000 II

PCMCIA対応 英語 10BASE-T対応

10BASE-2対応

 白地にのパッケージですがこんなメーカー、聞いたことありません。一応 Webページは持っているようですがたいしたことはなかった。

 まず、PCMCIAの方ですが、これは Win95には Generic (普通の一般的なやつ)という風に認識されます。一部config.sys をいじらねばなりませんが英語のマニュアルにもそのことは記載されているのでインストールには何ら問題は出ないでしょう。

 [ PCカード ]

 問題はPCIバスの方です。私のPCには

 6つのボードがささっていてパンク状態です。ですから普通は PnP で簡単につながるのでしょうが私の場合そうはいきませんでした。いろいろと競合してしまい、その打開策を探るため、このボードの身元調査をしました。Genius製のボードではないようで本籍は Realtek社製 RTL8029 と言うそうです。で、ここの Webページに行ってみると製品付属のドライバよりだいぶ新しい物がありました。それにはNT3.51までのドライバが収録されていましたが後で解ったことですがNT40では標準対応でした。そのドライバを使いつつ MBのCOM1を殺してやっとWin95にてつながりました。また、こっちのボードも config.sys をいじらねばなりませんでした。マニュアルには一言も書いてなかったのに...。4、5千円でNT4.0に対応しているのだから絶対お得です。

 この状態でハードディスク及びプリンタの共有が可能になりました。ThinkPadにはCD-ROMが無く、DesktopPCでは3mode-FDが読めなかったのでお互いの欠点を補う形になります。

[現在の接続状況]

続く...