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                     画面全体を覆うウィンドウ表示
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                        Version 2.0 2004/01/16
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画面全体を覆うベタのウィンドウを表示して、デスクトップのアイコンや
タスクバーを隠してしまうソフトです。
RTDを使っての字幕・要約筆記表示の時に、これらが表示の邪魔になることが
あるため作りました。

いきなり起動すると、真っ黒な画面になってマウスカーソルも消えてタスク
バーも隠れてしまうので、「何が起こったんだ?」と思われるでしょう。
#実行する前にこれを読んだ人は正解です。
Alt+F4を押せば終了します。Alt+Spaceのシステムメニューで「閉じる」を
選択しても構いません。
一応、起動時の10秒間、キーボード操作ガイドを表示するようにしています。

■動作環境

Microsoft Windows95/98/Me または Windows3.1 で動作します。動作確認は
次の環境です。

32bit版 (Windows95/98/Me用)
No-brand mini-tower  Celeron 366MHz     RAM 96MB  Windows98 (4.10.1998)
IBM ThinkPad 560E    MMX-Pentium 166MHz RAM 48MB  Windows95 (4.00.950B)

16bit版 (Windows3.1用)
IBM PalmTop PC110   i486SX  33MHz RAM  8MB  PC-DOS/V 7.00A  IBM-Windows3.1
Compaq Contura 400  i486DX2 40MHz RAM 12MB  MS-DOS/V 6.20   MS-Windows3.1

Windows3.1+Win32sやWindowsNT/2K/XPの環境は、試してませんし、あんまり考えて
作ってないので不明です。

■インストール

アーカイブを解凍してできる以下のファイルを、Cover専用のフォルダを
作成して格納してください。(例えば、C:\Program Files\Cover)

Cover.exe       実行ファイル   (32bit版 Windows95/98用)
Cover16.exe     実行ファイル   (16bit版 Windows3.1用)
Cover.txt       このファイル   (実行には必要ありません)
SORC.LZH        ソースファイル (実行には必要ありません)

Windows3.1で使う人は、32bit版であるCover.exeを削除しても構いません。
Windows95/98/Meで使う人は、16bit版であるCover16.exeを削除しても構いません。

■アンインストール

インストール先フォルダの全てのファイルを削除してください。
レジストリやiniファイルには書き込みしていませんので、ファイルを削除する
だけで完了します。
#ショートカットを作った人は、それも削除してください。

■基本的な使い方

Cover.exeを起動すると、真っ黒な画面になり、マウスカーソルも消えます。
#環境によっては、一部に何かが残ることがありますが、後で説明します。
終了方法は、先にも書きましたが、Alt+F4かAlt+Spaceから「閉じる」です。

この前面にRTD画面を持ってきて、RTDの背景色を黒に設定すれば、真っ黒な
画面に文字が浮かんでいるように表示されます。
#RTDとCoverの切り替えはAlt+TABでできます。
#Alt+TABでCoverを選択し次にAlt+TABでRTDを選択すれば、Coverの前面に
#RTDが表示されます。

Zオーダー(ウィンドウの並び順)で言うと、
・一番上にRTD
・その次にCover
・その次に他のアプリ
・一番下にデスクトップ
という風にします。

+------------------------------------+
|       デスクトップ                 |
|   +------------------------------------+
|   |       他のアプリ                   |
|   |   +------------------------------------+
|   |   |       Cover                        |
|   |   |   +------------------------------------+
|   |   |   |       RTD                          |
|   |   |   |                                    |
+---|   |   |                                    |
    |   |   |                                    |
    +---|   |                                    |
        |   |                                    |
        +---|                                    |
            |                                    |
            +------------------------------------+

デスクトップが一番下なのは変わらないのですが、それ以外は自由に
切り替わります。Alt+TABで選択されたものが一番上に来るので、
「Coverを選択」「RTDを選択」でこの順番になるはずです。

■色の設定

起動時は黒で表示されますが、変更することもできます。
Alt+Spaceで表示されるシステムメニューで「色の設定」を選択するか、
Alt+Cを押すと、色の設定ダイアログが表示されますので、表示に使う色を
選択してください。

■隠れないもの

私の環境でテストしてみると、次のものは隠れませんでした。
 A)「常に前面に表示」に設定されているアプリ
 B)「常に手前に表示」「自動的に隠す」になっているタスクバーの縁
 C)IMEのツールバー

これらは、次のようにして隠すことができました。
 a)終了するか、「常に前面に表示」の設定を外す。
 b)どちらかのチェックを外す。
 c)「ツールバーを表示」のチェックを外す。

他にもあるかもしれませんが、基本的に「常に手前(前面)に表示」といった
設定を外して、不要なものは終了させてください。

#タスクバーのプロパティは、[スタート]-[設定]-[タスクバー]で設定できます。

#IMEのツールバーは、タスクバーのトレイのIMEのアイコンを左クリックして
#表示されるメニューで「ツールバーを表示」を選択します。IMEのアイコンが
#表示されていなければ、[スタート]-[コントロールパネル]-[キーボード]の
#「言語」タブで、「タスクバー上に状態を表示」をチェックします。
##MS-IME以外のIMEを使っている場合、どうなのか知りません(^_^;。

■窓を開ける(32bit版のみ)

Coverは画面の全体を覆ってしまうソフトですが、任意の箇所に長方形の窓を
開けることができます。その部分には、下にあるウィンドウがそのまま表示
されます。

システムメニューかポップアップメニューで「窓を開ける」を実行すると、
Coverの表示が消えてダイアログが表示されます。窓を開けたい(下のウィンドウ
を表示したい)位置とサイズになるように移動・調整して[OK]を押すと、
その箇所が空いた表示になります。

再度、「窓を開ける」を実行すると、元の全体を覆った表示に戻ります。

ビデオキャプチャ等でパソコンに映像を取り込んで表示させるような場合や、
DVD再生ソフト等を使って映像を表示させるような場合に、そのソフトの
タイトルバー・メニューバー・枠線・操作ボタン等を隠してしまって
映像だけを表示できるようになります。

なお、16bit版にはこの機能はありません。

■ソースファイル

ソースファイルはSORC.LZHにあります。興味ある人は見てください。
32bit版のコンパイルにはLCC-Win32を使っています。
http://www.cs.virginia.edu/~lcc-win32/
16bit版のコンパイルにはVisual C++ 1.51を使っています。
WinMain()からスタートする単純なCプログラムです。

32bit版
make -f makefile.lcc
16bit版
nmake DEBUG=0

■お約束

・このソフトは作者である神野健吾<KHB04045@nifty.ne.jp>が著作権を持つ
 フリーソフトウェアです。
・原則として無償で自由に再配布・転載して構いませんが、転載の場合は事後に
 メールで知らせてくれるとうれしいです。
・ソースの流用・改造は自由です。

■改版履歴

2004/01/16 Version 2.0
 ・マウスクリックでキーボード操作ガイドを再表示。
 ・左ダブルクリックで閉じる。
 ・Escapeで最小化する。
 ・マウスカーソルをいきなり消すのではなく、静止させると自動的に消える
  ようにした。動かすと復活。

2000/09/03 Version 1.5
 ・1.4から「最小化して起動」できなくなっていたのを修正。(32bit版)
 ・最小化した状態で「窓を開ける」を実行すると、正常に動作しなかった
  のを修正。(32bit版)

2000/04/20 Version 1.4
 ・またまた、コンパイラをVC++2.0からLCC-Win32に変更した。
 ・「窓を開ける」機能を追加。(32bit版のみ)
 ・アイコン化した状態で移動できるように修正。(16bit版のみ)
 ・ポップアップメニューに「最小化」を追加。

1998/07/18 Version 1.3
 ・コンパイラをVC++5.0(SP2)からVC++2.0に変更した。
 ・VC++1.51(16bit)でコンパイルした16bit版を添付した。
 ・右クリックでポップアップメニューを表示するようにした。

1998/04/13 Version 1.2
 ・グローバル変数をWNDCLASS::cbWndExtraにLocalAlloc()するようにした。
 ・色の設定にアクセラレータキー(Alt+C)追加。

1998/03/24 Version 1.1
 ・起動時に10秒間、キーボード操作ガイドを簡単に表示するようにした。
 ・画面サイズが変更されたら、それに対応してサイズ変更するようにした。

1998/03/21 Version 1.0
 ・初版作成
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