ヤマトメインキャラクターの履歴書

ヤマト登場人物の隠された履歴。ホラを土台に真実のみを書き上げました。


沖田十三

大東亜大学物理学科を卒業後、同大学院修士課程を2172年に修了。後に物理学博士号をとる。その後、地球防衛軍に宇宙艦建造プロジェクトの一員として入るが、ふとしたことから指揮才能を認められ、高級士官科に入る。そこで5年間の勉強中、好川蛍子という長官秘書と結婚。その間に一人息子をもうけるが、息子が小さい頃に蛍子は病死。沖田は一人で息子を育てる。その後2190年にガミラスの地球攻撃が始まると、息子を地球防衛軍に入れ、隠位の制で息子はそのまま巡洋艦艦長となる。同年に沖田は日本艦隊司令となる。しかし、この頃は大国が自国の力を誇示して他の星を押さえ、自分達だけで戦っていたので、日本艦隊は2193年まで実戦は2度しか参戦しなかった。その途中で、沖田は息子の恋人をたらしこんで自分の後妻とする(写真に映っている女性)。その時沖田48才、妻19才。だが新婚1年と経たないうちに大国が壊滅状態となり、日本艦隊は土星、木星、冥王星の戦線に参加。その間に妻は融星爆弾に被弾。息子も冥王星戦線で死亡。ついでに古代守を見殺しにして今に至る。波乱万丈の生涯を送った人だ。 ・・・わしの生涯にくいはない。


古代進

2181年4月1日生まれ、古代家の次男。小さい頃、兄の守によくいじめられ、それを母親がかばっていたので、極端なマザコンになる。そして兄にいじめられたことにより自分の無力さを知り、平和主義者ということにしてそれをごまかすようになる(後にヤマトの戦闘班長として強力な力を得ると、それを乱用するようになるのだが)。そのフラストレーションを発散させるため、蝶を殺して喜んでいた。
小学校へは両親がそんな進を早く共同生活に慣らすためと、4月1日生まれということもあって、1年早く入学。よって2192年には中学生であったのだ(ふぅ、なんとかつじつまが合った。無責任な設定をされると苦労するのだ。)。翌年、兄に面会に行っている際に両親を失い、一大決心をする。「くそー、ガミラスめ、よくもかあさんを。きっときさまらを滅ぼしてやる。」そして路頭に迷ったあげく、兄を頼って防衛軍に入り、日本の鷲と呼ばれた兄の名前を最大限に利用して、ヤマト計画の一員に組み込まれたのである。


森雪

2182年3月3日生まれ。森財閥の一人娘であるため両親に過保護にされるが、古代と違って自我がはっきりしており、しっかりした子になる。しかし、世間知らずに育ったため、古代のような男に騙されることになる。小学校低学年の頃は心臓が弱く、しばらく寝込んだりしたが、ミーメというとらじまの猫を飼うことで心が慰められ、徐々に体も強くなった。中学の頃には普通に生活できるようになったが、成長期に体力が無かったので、今だにガリガリである。その頃日本にも始まった融星爆弾攻撃により、中学卒業後両親の反対を押し切って防衛軍生活科に入る。ここで看護婦の免許を取り、人材不足の為すぐに中央病院にまわされ、佐渡の助手として働きながら情報幹部課程を修了。その直後に古代と出会い、一生を誤ったのである。
・・なんか古代ファンに殺されそうなことばっかり。


島大介

2181年4月2日生まれ。島も1年早く小学校に入学。小学校2年の時に弟次郎が生まれ、共稼ぎをしていた両親のため弟の世話をするが、8才も離れた弟に大変苦労し、忍耐強さを養う。4年の時古代と一緒になり、正義感の強い島は、いじめられっ子の古代をいつもかばってやったので、いつしか2人は親友になる(島にとっては割りの悪い友人関係だが)。その後、古代が両親を失ったことを聞き、古代に一緒に暮らすよううながすが、古代は防衛軍にとびこみ、古代の将来に不安を感じた島は、一緒にいてやらねばと思い、古代の後を追う。そして、古代はコネで、島は実力でちゃくちゃくと昇進するが、古代が島の手柄を横取りすることがよくあり、脇役の辛さをしみじみ感じつつ自分は古代の引き立て役であることを自覚する。


真田志郎

2171年4月6日生まれ。幼名を佐助というが、6才のときに志郎に改名。7才の時、家族と月の遊園地に遊びに行ったが、その時ロケットカーの事故で姉が死亡。彼も重傷を負った。そのときのカルテがここにあるので紹介する。

イカハゴクヒジョウホウ カイゾウシュジュツカルテ
サナダシロウ オトコ ナナサイ ショウガクセイ
ヒンシノジュウショウ ロケットカーノジコ
ソンショウカショ リョウテ リョウアシ ガンメン
シュジュツナイヨウ バイオニックソシキイショク
ヒヨウ ゴクヒ・・

なお、手術費用極秘となっているが、その筋の情報によると、600万円ということである。彼はこの事故後、4年間も入院することになるのだ。この事故で彼の科学に対する考え方が変わり、それまでの画家志望を捨て、防衛軍科学局に入隊。しかし、事故で用心深くなった彼は手足に爆弾をつけるのだ。だが、そこで科学を学びつつ古代守と知り合いになり、二人は青眼の友となったのである。その後、真田は第3ドックの技術長となり、宇宙艦の整備をするが、防衛軍の敗退が決定的となった2199年、「ゆきかぜ」がドック入りした時、資材もないままに「ゆきかぜ」を充分に整備できず、上司の命令により泣く泣くだまって「ゆきかぜ」を発進させ、古代守を死なせることになる。その後、彼は守に対する後ろめたさから、進を大切にかばってやっているのだ。


徳川彦佐エ門

小さい頃から防衛軍に入っていた彼は、防衛軍学校尋常課程を修了後、工学院に入り、機械技術免許を取得。その間に結婚。妻を徳川マスと言う。2年後に長男彦七、4年後に一人息子の太助が生まれる(わけがわからんが、へりくつをこねるのが面倒になったので、このままにしておこう)。その後、沖田の艦の機関長に就任して以後十数年を共にする。彦七が菊子さんと結婚後、孫の愛子が生まれるが、同居しているとはいえ、その頃から激しくなったガミラスの攻撃のため、家にははとんど戻れず、愛子を抱いてやったことも少ない。