ヤマト名、迷、セリフ集


あの心に残る名セリフ、ヤマトの感動のあの名セリフをここに集めて見ました・・なんて月並みなことは波動ではしないのだ。それぞれのセリフから彼らの性格を推測してみよう!つまり、その人らしいセリフを引っ張りだしてきたのです。


沖田十三          第16話
「しかし、そういう癖は取り除かん方がいいと思うがなぁ」

なんといっても、普段まじめな沖田さんのこの言葉は印象に残りますなぁ。森雪のアナライザーのスカートめくりへの講義を聞いたときに発した本音なのです。そのあといくらせきばらいをしてごまかしても、もう遅い。視聴者には彼の「むっつり」さが暴露してしまったのです。でもこの沖田さん、こんなとこがあるから好きだなあ。万に一つの可能性を見つけると、それを信じて冷静沈着に行動する男でありながら、またこんなに人間味があるのですね。これこそ沖田艦長の魅力ではないでしょうか。こんな人だからこそ、あの古代でさえ沖田さんを信頼するようになったのでしょうな。



古代進         第1話
「冥王星のそばで戦闘中なんだ、どっちかの船が落ちたんじゃないのか」

古代の性格を表す言葉はありすぎるくらいあるので、あえて古代の一番最初のセリフにしました。なんというか、呆れますなぁ。無慣性航行どころか、ワープすら知らなかったときに、しかも敵に撃たれて漂流状態の船が、そんなに早く冥王星付近から火星まで行けると思っているのだろうか。それに対する島の答え「それにしては冥王星から距離がありすぎるぜ」・・古代の自尊心を傷つけず、うまく訂正しているのである。さすが古代と長いつきあいですなぁ。古代の性格をよくつかんでいる。島くんえらい。



森雪            第22話
「子供達にパパとママの青春を語るときの思い出になってよ」

え〜、これは別に雪の性格がどうのというより、古代の反応がおもしろかったので抜き出してきました。この意味が理解できないオロカさに加えてあの反応のニブさ。今に始まったことじゃないからあまりもう書かないけど、実に面白いですな。まあこれが古代の古代らしいとこだけど。僕はこんな古代が好きですね。しかし、計算づくでこのセリフを言った雪もこれでは張り合いがないのでは。古代のセリフを聞いていたらがっかりしただろうな。いや案外、雪もこのオロカさに母性本能をくすぐられて古代が好きになったのだったりして。



島大介           第14話
「で、長さはどのぐらいだ。」

これは、オクトパス星団で古代が海峡から報告に戻ったとき、まず島が言った言葉です。このとき島は、はしゃぎもせず、古代に「見ろ、ほんとにあっただろ。」とも言わず冷静に任務のことを考えていたのです。このシーンを見たときはほんとに島君に感激したなー。「驚異慎重人間」のあだ名の通り、少々慎重すぎるところはあるけれど、自分達が地球の運命を握っているんだという自覚があれば、このぐらいでなくっちゃねー。「どうなっても俺はかまわないさ」なんて言う誰かさんは島の爪のアカでも飲ましてもらわなければね。もう一度、島君えらい。



デスラー          第12話
「ヒス将軍、きみはバカかね。」

やはり一番デスラーらしいセリフと言えばこれですね。冷ややかに、無表情に・・。このセリフはデスラーの性格をそのまま映しだしていると思うのです。しかし、ヒスもほんとうにバカだねー。デスラーの機嫌取りのために、ろくに物を考えずにこんなことを言うんだから。デスラーが呆れるのも無理はない。あれでよく副総統がつとまるなぁ。こんなことだから、あのどたんばで変な考えを起こしてデスラーに撃ち殺されたのだ。