デスラー防衛大学編 その1


朝6時15分、起床ラッパとともに飛び起きる。大急ぎでベッドをたたんで外に飛び出し、乾布まさつをやりながら号令調整。
その後、すぐに清掃。何でガミラス総統ともあろうものが、ソージなんかせなあかんねん。とまあ、ぶつぶついいながら掃除を終えると、今度は朝食である。
このときぐらいであろう、朝のうちで落ち着けるのは。ここじゃとにかく、一年生の別名は「作業員」。ガミラス総統といえども例外ではないのだ。そうこうしているうちに、8時5分、国旗掲揚である。国旗に正対し直立不動の姿勢をとる。ところでガミラスの国旗ってどんなんだったかな。
8時15分課業整列。大隊週番の出発を受けた後「錨をあげて」教場まで行進する。行進するのはいいのだが、道の両側に4年がずっと並び、「視線が低い!」とか「列の整頓!」などの声が乱れ飛ぶ。
こうして一日の中で息のつける時間であり、一番眠たい時間でもある講義が始まる。私もそろそろ眠たくなってきた。それでは、おやすみ諸君。