スターシャのザツガク教室 −入門編−


会長の以来(懇願?)と、波動大憲法の定めるところにより、此度は私ことスターシャも原稿を書かされることと相成りました。けれども四畳半一間のわびしい下宿暮らし、TVもステレオもなく新聞もない、社会情勢からとり残された生活では昨今のTVアニメについて知る由もなく、ひらたく言えば、ヤマトのパート3なんて全然知らん。でありますからは、ヤマトのことは棚上げして、言いたい放題好き勝手に紙面を使ってやろ〜と思った次第であります。
かくして雑学教室の運びと相成った訳でありますが、まず最初は私の好きなキャラクター達についての雑談など・・。
ヤマトで一番好きなキャラクターと言えば、やっばりスターシャさんですな(自己愛の極み?)。楚々としてはかなげで、その上どこか近寄り難い気品といったものを漂わせている・・。あんな風になれたらいいね、という理想の女性です。
児童代表、花とゆめ代表といえば、何といってもサーザ、グレアム、ダルトン(注1)。「はみだしっ子」の四人組は、皆それぞれに個性があって大好きだけど、中でもグレアムは大のお気に入り。この春には「はみだしっ子」も再開されるとのこと、これからの展開が楽しみです。
 近ごろのアニメとは縁がないからアニメのキャラについては何も言えないけれど、私の一番好きな人、理想というならば「ガッチャマン」の大鷲の健。メラさん、健は私のものよ!
再び漫画の世界に戻りまして、山田ミネコの最終戦争シリーズのセイヤ、オヅヌ。Vol.9の表紙で、冬眠中のスターシャのふとんにOZUNOと書いてあったけど、オヅヌの間違いです。役の行者と同じなのよね〜。「手天童子」にも出ていたでしょーが。とにかく、私はこの未来のパトロールの2人が大好きなのです。今、最終戦争シリーズはララを離れて他誌に連載しているようだけれど、私としてはまたララに戻ってほしいよ〜。そうすれば、ララももっと買いがいがあるのに・・。
ララといえば「日出処の天子」が面白い。胸がわくわくするほど好きなキャラというなら、「エイリアン通り」のシャール君。とりわけ4月号が面白かった。
真面目なところで、文学の世界に移りますと、中島敦の「山月記」の李徴。短編ですから読んでない人は是非とも読んでみよう。軽いところではオースティンの「自負と偏見」に出てくるミスタ・ダーシー。このお話は、題名を見るとどんな難しい本だろうと思うけど、じつは何てことはないラブ・ストーリーなのです。このミスタ・ダーシーという人物、私が今までに読んだ小説に出てくる者達の中で、最も気に入っている人物であります。
とまあ、思いつくままに私の好きなキャラたちを書いてきたけれど、好みが片寄ってるのは、わびしい下宿暮らしのせいにしておきます。近々四畳半一間から六畳BTKつきに引っ越す予定。そのために3月29日の波動大会合には出席できませんが、許してください。会合委員長がそんなことでいいのかどうかわかんないけれど・・。なんとか恐怖の関門を通り抜けて、3年に進級できそうです。みなさん喜んでください。進級祝いにTVなど・・くれる人はなさそーですね。
第1回入門編はかくして私の雑談に終わりそうです。2回以降はもっとマトモなことを書くからね。第2回は語学編にしようか、和歌山県立医科大学紹介編にしようかと迷っているのですが・・。同業の佐渡先生には大学で大きくひけをとっているので、お仕事についての勉強やその方面からの見方は、佐渡先生にお任せしま〜す。
最後に近況を一言。春休みに髪を切りました。いまではキノコみたいな頭になっています。バージルの頭を丸くしたような感じ・・。道を歩いていて、もしのような顔をみかけたら、波動のスターシャではないかと疑ってみてください。何分の1かの確率で当たるでしょう。

(ここまで読んだ人、あなたは無事スターシャの雑学教室受講資格を受け取られました。以後の健闘をお祈りします。)


注1:グレアムは現在ではクレーマー姓ですが、ダルトンの方が口調が良いし気に入っていますので悪しからず。