パート2&「新たなる」の感想のはずがなぜか

西崎アホ!のいちゃもん大会

になってしもたんよ

はい、予告通り、巻頭特集はパート2&「新たなる」の感想のなのです。
・・・しかし、やっぱりみんな感じることって同じなんねー。前号の編集後記にわざわざ「感想、意見、いちゃもんを送ってください」なんて書くんじゃなかった。ほんとにみんな、いちゃもんばっかし。まあいいや。元気を出してオープニング。No.132さんの替え歌からね。
−大阪で生まれた女のふしで−
いいわけ疲れた国税庁の帰り、
これで人生終わりかなとつぶやいて、
ブルーノアの視聴率調べて
低いなっと思ったら泣けてきた。
オフィスアカデミーよう捨てん
脱税がばれた男やさかい
視聴者はようついていかん
いいわけ疲れた国税庁の帰り、
モーターボートがさびついている。
編注:替え歌を掲載することは元歌著作権者の権利を侵害するという見解が有りますが、あまりによくできた替え歌なので(ははは、理由になってないや)とりあえず掲載しています。権利者からのクレームがあった場合には削除する可能性がありますので御了承ください。
じゃあまず手始めにパート2について行ってみよー。やはり「さらば」から変更になった部分、3へつなぐための御都合主義などに非難が集中していたようですが。

★「さらば」では土方さん、真田さんとも死ぬときにニコッてほほえむのよね。またあれがカッコよかったのです。それがなんだ!2で土方さんはアホな死に方するし、真田さんは足撃たれて動けなくなるし、斎藤さんはひとりでカッコつけて死ぬし。山本も「さらば」では都市下部の射出口に体当たりして死ぬでしょ。自分の身を犠牲にして動力部破壊活動に貢献したんです。それを、あんな関係ない場所にぶつけられて・・・。
(No.104)

★ストーリーなんかもう完全に「さらば」の引き伸ばしで、「さらば」の部分は金かけてあるだけに他との差が目について・・。土方さんも生きていない。それに「さらば」の真田さんのセリフをなんで斎藤が奪いとるのよォ。もう完全に3のために真田さんを生かしちゃってさー。おまけに加藤クンや山本さん、ホイホイ殺しちゃって。
(No.119)

★・・私の好きなキャラ、みんな死んでしもうた・・
(No.158) おおー、かわいそうに。だけど、なんたって一番可哀そうなのは島君ファンだからねっ。

★まっつあおになったのは、島の変わりよう。あの落ち着いた島君が古代よりバカみたい。「テレサ!テレサ!!」って。パート2の島は顔を見るのも嫌です。テレサにしてもあまりの人間くささにがっくり。島とテレサの愛情もうすっぺらな気がしました。どーしても不思議なのは、テレサからのメッセージが入ったとき、なぜ島が自から通信機をいじくったのかってこと。あんなのベテランの相原君にまかせた方が確かだと思うのに。
(No.244)

★え〜と、あとはテレサね。そうテレサよ。あの人なんで服着てんの。声だって変わっちゃって。首のぶっとい、たくましーオナゴになっちゃってさー。島にベタベタしてさー。
(No.119)

No.244さん、そーなのら。私見を少し述べさせてもらえるなら、島君の魅力は何よりもー、誰よりもープロフェッショナルであることなのです。だから、彼なら、パート1の彼なら、他人の仕事、持ち場に対しても常に敬虔であるはずでした。そして、真のプロフェッショナルはヒーローになる必要なんてないんです。だまって操縦桿握っているだけでいい。ひょこひょこ持ち場を離れて出歩いたりしちゃいけないんです。(だからテレサに会ったりするんじゃー)出発の時、やっぱりヤマトに戻ってきたのも、なによりも、「ヤマトを操縦するのは俺しかいない、あそこは俺の席だ」という思いからだったはずだし、彼は、だから、死ぬときにも、きっと、操縦桿を握ったままで、最後の最後まで、しっかりあの席にしがみついているべきなのですよ。
だから・・、「パート2」の島君は島君じゃない!アレを見て、ずいぶん波動内でも島君ファンが減ったようだけど、私は「パート1」の島君を知っているから、やっぱり彼が一番好きです。
はは、すごい役得。ユルシテ。・・「さらば」から「パート2」へ。変わったのは彼らだけじゃない。悪役たちもぐっと変わりました。

★「さらば」ではなんかみんな憎めない可愛い顔してたのに「パート2」では急にすごみのある憎ったらしい顔になってしまって。服装もズォーダーなんぞ長ぐつはかされてしまって。やはりくつのほうがいいです。いちばんひどかったのはサーベラーでしょうなー。服装、髪の色、性格まで変えられていた。「さらば」では、冷酷非情で忠誠心は絶大、作戦には念を入れることを怠らなかったのに、「パート2」では大帝べったりのごきげんとりになって、自分の私情でデスラーを監禁したり、テレサをみくびったり、なんか考えがあさはかなのよねー。服もあのスマートなボディーにフィットした服から、赤や青のパンタロンに変わり、髪も白から黒に変わって、「さらば」での理知的な女性というイメージがもろに崩れ去ってしまったのです。
(No.104)

さて、となると残るのはラストの問題。「さらば」は、

★あの、宇宙に吸い込まれるようにヤマトが消えていって、ピカッと閃光が光って、しばらくして爆発音らしき音が聞こえ、ジュリーの歌にのせて西崎のメッセージが現れる。・・あのラストはほんとうに印象に残っています。とてもきれいだった。
(No.104)

★「特攻隊もどき」とか周囲にかなりいちゃもんあったけど、あのシーンはとてもよかったと思うんです。なのに、「パート2」・・ありゃ一体なんです。なんが「私は島さんと共に美しい地球をみることができる」じゃ!ええところでテレサのあほがきよってからに・・。いちいち死んだり生き返ったりしやがって。
(No.158)

★あのラスト!あれではヤマトがなんのために出てきたのかわからないじゃないですか。バカ!!さっさと消えろ、怪力テレサ。・・ああ私情に走る・・。
(No.244)

といふことです。またしつこく島君に関して言わせてもらえば、あの人最初はどーやらテレサと2人で巨大戦艦にぶつかるはずだったらしいのです(と、いつか佐々木功が言ってた)。そりゃ、ま、島君いないとパート3でヤマトが飛ばないもんね。
では次、BGMをはさんでいよいよ「新たなる」に行ってみたいと思います。


勝ってくるぞと勇ましく誓って地球を出たからは
手柄をたてて死にますと
波動砲を撃つたびに目を血走らせる物凄さ

何が何でも勝ちますと断食断眠断小便
手柄をたてるそれまでは
人の理性を投げ棄てて一致団結乗務員

何が何でも金儲け誓ってヤマとの製作を
愛とか恋とか命とか
きれいごとを並べるが本当は汚い金儲け


はい、まずは、古代と雪ね。

★古代のあほがいばっている。雪ちゃんが女らしくなってしまった。
(No.111)

★古代も雪もどんどんみにくくなる。特に雪はなんじゃー。パート1では気の強いホントに少女だったのが、愛に生きる女になっちゃって。不気味悪か〜。
(No.119)

★古代も島もエラい大人の男になっちゃってさー。みょーに仲がよくってさー。つまんないったらありゃしねーんだよな。
(No.158)

お次はデスラー。はいどうぞ。

★デスラーはスターシャに未練たらしく恋心など抱いて、イスカンダルを追っていったり、スターシャの死ぬときには髪をかきむしったり、とても感情的になっていると思う。
(No.104)

★デスラー。パート1のときの威厳はどうしたの。恥もなく人妻のスターシャに横恋慕しちゃって。西崎のアホ!バカ!
(No.307)

とどめつけ、スターシャです。

★守とスターシャはそっとしておきたかったのに、幻のようなスターシャにはタレ目のガキが生まれとるわ、イスカンダルの美しさ、マザータウンは荒らすわ・・。
(No.124)

★キャラ設定を見ると、完全に小泉氏の絵になっているワケ。まるでガキになっているのよォ。で、なんで声がテレサなの、エリカじゃあるまいし。スターシャは美しく、しとやかでしなやかで弱くて強い大人の女だった・・そして誰よりもイスカンダルを愛して。これまたテレサの時と同じく相手ダマして一人だけ残り、イコジに死んでいったのね。松本サンのスターシャは思い切りよく星をこわして、ハーロックのもとへ行ったけどね。
(No.119)

−もういいですか。だけど、もう1つ大問題が残ってたのよね。

★今度の敵さんですが、ヤマトはいったいどうやってやっつけるんでしょうね。ゴルバにデスラー砲が当たったとき、メルダーズさんは、そんな石ころのような砲弾、と笑っていましたから。まさかまたテレサみたいなのが出てくるとも思えないし、イスカンダルがそうも自爆してくれるはずもないし。親父さんに言わせると、玉砕でもするんだろ・・って。今度のヤマトは敵の倒し方が見ものですナ。ハハハ。
(No.260)

★しかし、あそこでスターシャを殺しちゃったのがよろしくない。これで話は「VSOP水で割ったらパープリン」なのだ。全然ヤマトの存在価値がなくなってしまうのだ。もう波動砲は切り札ではなくなった。ほんで、敵が出てくるたび我が愛するヒロイン達を抹殺しているんだからいやになってしまう。今度の敵も、うれしがって大きくしたのはいいけれど、あのゴルバをやっつけるのに惑星一つ必要であるならば、あのスクリーン男を殺すにはどーすりゃいいんだよ。もはやヤマトはドラマの中の第三者にしか成り得ないのだ。もうヤマトは死んじゃったのだ。だから、パート3のタイトルは、ヤマトを取ってしまって「宇宙戦士サーシャ」とするべきだよ。どうせVSOPの法則に従えば、今度はサーシャが幼い身ながらも人身御供にされるのだから・・。
(No.110)

なんだか、うら悲しくなってきてしまいましたが。そーそー、こんな意見もあったっけ。

★「愛」とは、ただ単に戦うことではないと思う。もっと新しいものに目を向けてー。たとえば、外宇宙とのコンタクトのためのヤマトだったらな。
(No.268)


エンディング  −どフィーバーヤマト−

さらばアカデミー 金の亡者よ
倒産間近だ 西崎サン
今までどれだけ もうけたことか
ロマンと愛は たてまえだった
多くのファンの 金を吸い上げ
ふんぞり返って 葉巻をふかす
ファンがなくぞ 西崎サンよ
夢敗れたり 宇宙戦艦ヤーマートー

さらばアカデミー 鬼か悪魔か
人間離れの 西崎サン
世間のつめたい 風にもめげず
期待を受けて ヤマト2発進
バカを見たのは 作者とファン
期待をかけたファンがバカか
この世を去って あの世の星に
今反乱の 宇宙戦艦ヤーマートー

さらばアカデミー 罪なお人よ
法には勝てない 西崎サン
自己の欲望 優先的に
ファンは二の次 金がめあて
どれだけ金を吸い上げたらすむか
限度をしらない 商売根性
ファンの夢を こわしに来たぞ
今、玉砕の 宇宙戦艦ヤーマートー

(No.164)