本を読んでいたらアメリカの心理学者が考案した「20答法」と呼ばれる投影法の心理テストが載っていました。「私は・・・」で始まる文章を5分間で20個考えて書くものです。例えば「私はアルバイターである」とか「私は36歳である」など、「私は」で始まる簡単な短い文章を何でも20個並べれば良いだけです。それでは実際にやってみてください、制限時間は5分です。
1−−私は・・・・・ 11−−私は・・・・・ どうでしょうか、簡単に書けましたか?。 私も簡単だとだと思ったのですが10個目くらいからは、けっこう考えてしまいました。投影法というと、紙にインクをたらして閉じて開いた時の模様が何に見えるかで被験者の性格や欲求をとらえようとするロールシャッハテストなんていうのが有名ですが、この20答法というのも10個目くらいからは意識化された欲求や個人的な生育暦が多くなり、15個を超えたあたりからは潜在的な欲求や悩みなどが思い浮かぶ様になるので書きにくくなるのだそうです。 つまり最後の方で頭に浮かんだ答え程、自分の潜在的な姿や欲求が投影されやすいという事でした。ちなみに私の場合は・・・、わはは、恥ずかしくてとても書けません。(笑)
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