【ウンチについて】
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【セブ島の子供達を学校へ】
特定非営利活動法人プルメリア



  • File No.67【ウンチについて】

    私はウンチの話しとかトイレの話しが好きです。「だからウンチぢゃないってばぁ」とか、「a strange smell」などがございますが、いつも思うのは、そんな下品な文章を書いている時ほど、何故か書いている内に楽しくて仕方がなくなってしまうのであります。先日のグアム旅行記「ウェディング編」では、息子が走りながら脱糞した事を書きましたが、内心「おーし、話のネタだ!」とニコニコしながらトイレを掃除してしまいました。実際、子供がウンチやオシッコを漏らしてもあまり感情的に怒ってはいけないそうです。子供にとってウンチを我慢する事は大変な苦労なのだそうで、漏らしてしまったのを親が感情的に怒ったり、体罰などを与える事は、子供にとって心の傷となり、やがて性格の歪みとなって以後の人生に影響を与えるとまで言われているのです。

    どの様に歪みとして表れるのかと申しますと、ケチで神経質でワガママな人間になってしまうそうです、そのくせ権威には弱いという性格の歪み。今流行の言葉で言うならば「トラウマ」とでも申しましょうか。そうそう、何故「トラウマ」というのかご存じでしょうか?じつは、心当たりを調べたのですが何故トラウマというのか判らないんです、やはり虎と馬に関係が有るのでしょうか。語源をご存じの方がいらっしゃいましたら、どうかこっそり教えてください。

    すいません。話が脱線してしまいました。そう、走りながらの脱糞でした。「トイレで笑える雑学本」で読んだのですが、ニューギニアのジャングルでは、いまだに歩きながらウンチをする裸族がいる様で、うっそうとしたジャングルでは立ち止まってウンチなどしていると足元から蛭が這い上がってくる為、彼らはいまだに歩きながらのウンチなんだそうです。息子などは「走りながらの脱糞」ですから、ニューギニアのジャングルに適しているかもしれません、それも走りながらですから、もしかしたらヒーローになれるのではないでしようか(笑)。

    それと、ウンチをした後お尻を拭かない民族もいる様で、カナダのイヌイットの皆さんはウンチのあとでお尻を拭かないというのです。理由はカリブーというトナカイの肉を食べているので、コロコロとした硬いウンチだからなんだそうです。つまり肛門の周囲が汚れないウンチなんで拭く必要が無いのですね。ペーパーレスなのは良いのですが、私などのように肛門が「か弱く」痔がよろしくない者にとって、硬いウンチは地獄でしょうね。そうそう、肛門といえば、究極の健康法に「肛門括約筋鍛錬法」というものがあるのをご存じでしょうか?。これはいつでもどこでも簡単に出来る究極の健康法であります。その方法はというと、

    ただ肛門をキュッ、キュッ、キュッ、と、三回絞めるだけです。
    さあ、お読みになっているあなたも、今すぐやってみてください。

    姿勢は座っていても立っていても構いません。
    キュッ、キュッ、キュッと三回です。

    どうです?簡単でしょう?
    呼吸法は息を吐いて止めた瞬間にキュッ、キュッ、キュッです。

    そう、三回目に肛門を絞めた時に、感じが違うのがお解りになりましたか?
    え?わからない?。ではもう一度。キュッ、キュッ、キュッ。


    上の文章をお読みになって、さっそく試してしまった人は「正直者」です。この「肛門括約筋鍛錬法」などというのは、まったく口から出任せのデタラメですが、肛門を鍛えて締まりを良くすればペーパーレスも夢ではなくなるかもしれません。さて冗談はこれくらいにしておいて、ウンチをしたあと拭かないという事は、女性のオシッコの時にもペーパーレスなのでしょうか。やはりクィッ!っと素速い腰の振りで、しずくを切るのでしょうか。う〜ん、想像するとちょっとカッコイイかもしれません、クィッ!。しかしまあ、イヌイットの皆さんも、今では外界からいろんな食べ物が入ってきているでしようから、いつもペーパーレスでいるという訳にはいかないかもしれませんね。そうそう、最近「イヌイットの女性の母乳にもダイオキシンが蓄積されていた」という様なニュースも聞きますから、かなりその生活も現代化して来ているのかもしれません。あと、本によれば、蒙古の遊牧民もウサギの糞タイプだそうです。そういえばテレビのコマーシャルで蒙古の遊牧民のおうちが出てくるものがありましたが、あの絨毯の下に断熱材として敷き詰められている糞。じつは自前のモノも含まれているのかもしれませんね〜。

    ウンチといえば、女性の方に多いのは「便秘」ですが、テレビでも数多くの便秘薬のコマーシャルが流れています。今、密かに都内のOLの間で流行している(?)「キャラメル浣腸」という手もありますが、便秘に効く「音楽療法」というものもあるそうです。そう、食後と寝る前にモーツアルトの「メヌエット」やショパンの「マズルカ」などを聞くと、3日くらいでウンチがお出ましになるそうです。本によると曲の周波数と腸の蠕動運動の波長が一致する為に効果があるのだそうですが、便秘の人にも効くくらいですから、普通にウンチが出る方でしたらコンサートでモーツアルトの「メヌエット」をお聞きになる時には、事前にウンチをして行った方がよろしいでしようね(笑)。

    男性ですと「今日は立派なウンコが出たぞ、艶といい太さといい、流すのが勿体ないくらいだ」という事をよく言いますよね。え?私だけ?、またまた、男なら誰でも自慢するでしょ?。男性が太くて立派なウンチを自慢するのは女性に対する「妬み」なのだそうです。つまり女は子供を産めるけど、男は産めないという「どうしても女性に勝てない事実」があるので、無意識の内に太いウンコを自慢するのだというのです。つまり「俺だってこんなに太いものを捻り出せるんだ!」という、いわば負け惜しみなのですね。だから女性の皆様「なに馬鹿な事言ってんじゃないわよ!キタナイわね!」なんて、怒らないで、優しく見守ってやってください・・・。あ、本当にウンチを見守らなくても良いですから(笑)。

    それと「縄で拭く方法も聞いたことがある」という、ウンチの拭き方についてのお問い合わせがございましたので、付け加えさせていただきます。

    そう、私も「縄で拭く」というのは聞いたことがあります。トイレのタイプとして川の上に張り出していたので「厠(かわや)」というとか、キンカクシの由来を中学校の先生に聞いたという、記憶がございます(何の授業か忘れてしまいましたが)。あと、石で拭いたとか、イチジクの葉は痔にも良いので愛用されていたとか・・・。当時テレビか何かでやったのでしょうか?それで学校の先生も話題にしたとか・・・。ちなみに調べましたら、「トイレで笑う雑学の本」というものに、縄で拭く方法が載っていました。要約いたしますと、ロープ(縄)を使うのは中国とアフリカだそうで、中国は崖のフチに穴を掘り、崖の下に豚を飼っていて糞尿をエサとしたそうです。その崖のトイレにはロープが3本ぶら下がっていて、その一本につかまり用を済ませて、残るロープで拭いていたという事です。ですから中国で培われていた糞の拭き方が、日本に伝わったと考える事が出来るのではないでしようか。

    そしてアフリカでは川の上と下に杭を打ってロープを渡し、川上に向いてロープにまたがり用を足し、ロープにまたがりながら歩いて拭いたとあります。糞はもちろん魚のエサとなり、魚は人間のエサと・・・(笑)そのほか、本には「木片」や「竹べら」、ネパールでは「樹皮」、モヘンジョダロの遺跡からは三角形のカドに丸味をつけた「土製の板」で尻を拭いたという事が明らかになっている様です。また、ナイトテーブルなども1720年代にヨーロッパで寝室用便器(オマル)を置くために普及したものであるとか、食事の時に指を洗う「フィンガーボール」なども、古代ローマ時代にはトイレ用品として指洗いに使っていたものだという事です。さすがトイレの雑学本ですね、そんなウンチクが284ページにわたって書かれています。

    以上、今回はお昼休みや、お食事時などにお読みになりますと、ちょっとレアかもしれませんので。想像力の豊かな方は、どうぞお食事の前後には、お読みにならない様にご注意下さいませ。

    え?もう読んでしまった?ご、ごめんなさ〜い

     


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