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−今日の言葉−

【ポイントは3つ】

( point is three )



真の「遊び人」と、呼ばれる為には、重要なポイントが、三つ有ります。

と、言っても、エッセイのコーナーで「私は嘘つき」と自白してしまった手前、今更何を言っても信用されなくなっているのでは無いかなと、少々不安なのではあるが。・・・まあよい。

一つは 「無駄の無い遊びをする」という事である。それは、何もかも「遊び」にしてしまう事なのである。例えば、ここに秋葉原のラジオデパートなどで ぶら下がっているRS−232Cケーブルが眼球に当たる危険を犯してT−ZONEより500円安く買ってきたという薄いセロファンをまとった怪しいソフトウエアーのパッケージが有るとする。これを何も考えず剥がす人に、「遊び人」の資格は無い。

真の遊び人 は、そのセロファンをしばし眺めてよく観察してから、おもむろに爪を立てるのである。しかしこれがしぶとい奴で、日頃から右第二指(人差し指)及び第三指(中指)の爪のお手入れを欠かさないのではあるが、なかなか爪が引っかからなかったりするのであった。何故ならば、使われているセロファンの材質で、剥がしにくい物と比較的スンナリと 破れる物が存在するのである。そして頑(かたく)なに製品を守ろうとするセロファンほど余計興奮するのである。「へへっ、今剥がしてやるぜ」と、爪を立ててもツルツルと滑って破れない。そこで真の遊び人である私は余計に喜ぶのだ。

カッターを使うと 箱にキズがつく恐れがあるので、こんな場合には、やはり「百円ライター」なのである。パソコンデスクのゴミ箱と化した引き出しの中から、ガサゴソとライターを堀り出して、火を付ける。そしておもむろにセロファンのほぼ中央に近づけると「きゃぁぁっ!」と声が聞こえるかの様に「ひゅわん!」とセロファンに穴があくので、そこをすかさず「へへへ、あ、熱いか?」と、開いた穴からビリビリと破るのである。 ああぁ快感・・・・・。(いかん、誤解されそうである)。

とにかく 遊び人は何事も真剣に遊ばなければならないという事である。後の二つのポイントは、残念ながら紙面の関係で、書く事が出来ないが、私は「三つ・有る」と言っただけだ。「三つ・書く」とは言っていないのである。本当は何も考えていなかったのでは? などと、誤解されては困るのである。

後の二つ が知りたい方は、電子メールで・・・と書くと本当にメールが来るので、仕方がない、今回は白状しよう。そう、なぁ〜んにも考えていなかったのである。しかし、それが真の遊び人というものなのである。






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