SZMPR130.LZH ( 22KB , 1999/07/02 ) をダウンロードできます。
SZMPR version 1.30 が入っています。
その場にあるMSXとそこに繋がるプリンタでちょっと便利な文書印刷を行うソフトです。
- MSX本体側の漢字ROMとプリンタのビットイメージ印刷機能を利用した縮小印刷が主な目的でしたが、BASICのLPRINTの様な文字コードによる印刷もサポートしています。
- MSXの規格に定められた8,16,24ドットのすべてのビットイメージに対応したほか、FS-PC1の48ドットイメージにも対応。
- さらにFS-PC1では縦横半分のサイズの文字印字や隠し半角フォント等も対応しています。
- ビットイメージによる縮小印刷では、一回のヘッド移動で複数行の印刷を行えます。
- 最初に何枚の印刷用紙が必要かを計算、表示します。また、途中ページからの印刷もできます。
- 半角フォントは漢字ROM以外にメインROM上の8*8ドットも使用でき、BASIC画面そのままのリストの印刷もできます。
- 私自身は確認してませんがビットイメージによる印刷の時のみ ESC/P 対応プリンタもご利用いただけます。・・・がうまく動かなかったという報告もありますんでその場合はプリンタ側を「 PR モード( MSX 規格はほぼこれに準拠してます)」にしてお試しください。
- そのほかにもいろんな機能がありますが、オプションが約40あるので書き切れません。マニュアルをごらんください (^^;
SZMPR 開発状況
見事に(?)約三年四ヶ月ぶりに復活いたしました。新規に追加されたオプションの説明をいたします。
- 直接 I/O ポートを叩くことで少しは速くなるかもしれない /A オプション
- TAB コードに対して従来の8文字ごとのストップの他、1,2,4 文字ごとのストップを指定できる /TS オプション
- いわゆる 83JIS(新JIS)や PC-98x1 / Windows の機種依存文字を無理矢理コンバートして印刷するための /IW オプション
このほか /OW /NS というのがついていますがこれらは /IW のついでの補佐の役割の為なのでここでは省略します。
最近、いつのまにか私の FS-PC1 にもドット欠けがが一つ見られるようになりました。48のうちの一つとはいえ、気にならないと言えば嘘になります。しかし、私とこの SZMPR のもとで大きなマニュアルやらソースファイルやらを印刷し続けて 6年あまり、また中古で買った分それ以前の誰かが使っているはずですからその分の+αを入れると数ある FS-PC1 の中でも天寿をまっとうできるであろう幸せなプリンタ、かもしれません。
( 1999/07/02 記述 )