sortnews-1.02a のフルパッケージです。  この記事をファイル (FILE とします) にセーブし、ソースを展 開したいディレクトリで以下のコマンドを実行して下さい。 sed '1,/^---- Cut Here/d' FILE | sh gzip -cd sortnews-1.02a.tar.gz | tar xvf -  以下は README より本ソフト説明の抜粋です。  NetNews は Internet の割と初期段階から続くメディアで、HTTP 等によるマルチメディア全盛の今日にあっても根強いニーズを持っ ています。  しかし、その歴史が古いため、古い時期のニュースリーダを使っ ていると、内容の多種多様化した現在の NetNews には必ずしも対 応できない場合も出てきます。  そんな中で、筆者が特に不満を感じているのは、ニュースグルー プの読了順です。  逐一手でニュースグループを選んで読み進めていくのは煩わしい、 しかしニュースリーダ任せだと読み手の意図しない順序で読まされ てしまって頭の切替えがしにくい、そんな不満を感じている方は他 にはいらっしゃらないでしょうか?  UNIX の世界では、元々古くからの仕様を継承し続けるという文 化があり、NetNews でも、Bnews 時代の readnews という骨董的な ニュースリーダから受け継いできているものがあります。  多くのニュースリーダが採用している .newsrc という状態保存 ファイルがそうです。  このファイルを使えば、例えば GNUS で読み進めていった状態を 保ったままで rn でその続きを読み進めることができます。この時、 GNUS で一度読んだ記事を rn で再び読まされることはありません。  そしてまた、多くのニュースリーダはこの .newsrc の記述順に ニュースグループを渡り歩く仕様になっています。  ですから、冒頭のような不満は、.newsrc を編集してやることで 解決できるのですが、実はここに大きな落し穴が存在します。  ニュースリーダが自動的に生成してくれる .newsrc は、一行の 長さが相当に長くなりがちで、vi 等のエディタや、sed 等のフィ ルタの編集バッファを溢れさせてしまい、編集ができない場合があ るのです。  また、ニュースグループの改変がある度に .newsrc を手で直し ていくのも億劫です。一度好みの順番に編集したら、その後追加さ れたものについてはある程度自動的にそれらしい位置に移動させて 欲しいものです。GNUS 等一部のニュースリーダはこういったマー ジを自動的に行なってくれますが、最後尾に追加するだけしか出来 ないものも少なくありません。  といった用途のために、.newsrc 編集ツールとして sortnews は 作られました。  それだけの機能にしては大袈裟なツールにも思えますが、色々な ニーズを考えていった結果、利便さを考えてこれだけのものになっ てしまいました。  必要ない方には無用の長物でしょうが、sortnews を重宝してご 利用下さる方がいらっしゃれば幸いです。 MD5 (sortnews-1.02a.tar.gz) = 6d78120c94ba9387210102cae5fba36b