Last update: 05/22/1997

はじめに....

この記録は、小学校2年生の少年とその保護者の記録である。
過去に幾度か北海道の旅は、経験しているのだが
今回、素晴らしい友人に出会えたことと2人旅という特異な状況で得た感動をいつまでも忘れないようその足跡を記録に残す。


8月4日:晴 会社帰宅17:30→自宅発18:40→亀岡道経由27号線→舞鶴着21:30
今年の北海道のメンバーは、小2の息子(以下 少年)と2人。主だった装備は、2台のMTBと最新のカーナビを除けば極一般的キャンパーと同じだ。ここで出発前の決め事として、まず、少年と約束したのは、泣き言を言わないこと、食事のめんどう以外は自分でやること、それと主役は、まず私で、2番目に少年だから、とーちゃんの言うことを良く聞くことと言い聞かせZigZagの世界に飛び込むのであった。その他、嫁はんからは、少年の「夏休みの自由勉強」なるものの完了と言う指令が出され、この任務を達成すべく出発するのであった(やっと出発できた)。


8月5日:晴 日本海フェリー移動 予定:船内オフ
本日 船内オフの予定とりあえずビールとポテトチップス持参でフォワードルームに行く、そこら中を キョロキョロ バイク乗りらしき人はいない。みんな真剣にテレビを見ている。しまった。ラウンジだったかなと不安になる。午後は、ラウンジに行こう。前のおじさんと世間話 どうやら札幌の人みたいだ。午後ラウンジにてとにかくシングルの人に声を掛けてみる「失礼ですがFCAMPの方ですか」反応なし。2人目。酔ったついでに3人目。まぁ、いいかそのうち何とかなるだろう。なんとかならなかった。空耳さん、Bikerさん ごめんなさい。ところで、嫁はんから、与えられた任務の件だが、船の中で少年と相談したところ写真日記にしようと決めた。36枚取りの使い捨てカメラを少年に与え1日2枚づつ好きなところを自由に撮って適当に文書をつけ チャンチャンと言う作戦だ。これなら、あーちゃん(嫁はん)も文句は言わない。


8月6日:晴 小樽上陸 4:30→積丹登山口→古平川→余市オフ
本日、余市オフの予定 昼頃 はじめさん、ひらがさんとアクセスする予定 それまで、明日登山予定の積丹岳の登山口の下見と渓流釣りを兼ねて積丹方面に向かう。登山口からレーダサイトまで10kmダートが続く、立派な山小屋があった。本日は、3組ほど上がっているようだ。最近のお知らせ、ムム・・・。7月15日熊出没注意の呼びかけ おおっ恐っ〜 明日はがんばろうその後、古平川で釣り 餌は350円のいたどり虫だ。FFマン数名 魚の釣れている気配なし、川の水は、かなり冷たい。おお。1匹目、かなり小さい手の平サイズリリース。ヤマメ、金魚みたい。同サイズが続く。はじめ邸に持参は、諦める。 はじめ邸に電話、「あと30分で着きます。よろしくお願い致します」それから、お庭で大宴会次の日の3:00まで飲む。はじめさんありがとう。

会話1
「面白かったか〜」

『うん、けどな〜バーベキュウやったやろ〜 あれな〜 写真撮るのん忘れてん』

んー すっかり忘れていた。多分、親子で 舞い上がっていたんだろう。


8月7日:くもり 余市→小樽→石狩→231号→留萌
翌朝、朝日とともに起床(はじめさんに起こされる)。天気はくもり積丹方面は、どん天すんなり登山は諦める。はじめさんに裏道を教えてもらう小樽までスイスイ、やっぱり北海道は、道道がいいにっしーさんのお膝元前田森林公園を横目に231号を北上、増毛で寿司を頂く、ご馳走さま毛が多い人がいるかなとみてたらハゲもいる。と、考えながら留萌到着、先ず、黄金岬に行く人が多いので早々に引き上げ、千望台に行く、黄金岬沿いに焼尻・天売島が見える。遠くに利尻富士の先っぽが見える。ファイトが湧く、なんと言っても今年のテーマは「島」だ!本日の宿泊地は、神居岩総合公園 もちろん無料のキャンプ場トイレも洋式水洗なかなか快適なロケ近くに温泉あり、オートキャンプ可夜に雨が降る。夜、電話を入れる本日、娘の誕生日「おめでとう」娘の名前は亜美ちゃん。

会話2
「あれがな〜こんど行く利尻島や富士山みたいやろ〜」

『けどな〜 ぼくな〜 まだ富士山見たことないねん』

なんと幸せな子どもなんだろう(7歳にして北海道5回目)


8月8日:雨→晴→くもり→雨 留萌→苫前→三毛別→羽幌→苫前
朝からの雨、ドラゴンオフが心配、晴れるといいな〜。雨から逃げる形で北上、途中花田家鰊番屋で観光、受付のおね〜さんがきれいちょっとだけお話。お腹がすいたので浜ラーメンと三平汁を頼む。鰊が入ってて美味しかった番屋の梁が芸術的で素晴らしかった。それから、熊事件の現場に向かう、結構さびれた道路で妖気が漂ういや〜な雰囲気やめておけばよかったと後悔する。その後、晴てきたので羽幌サンセットビーチで海水浴する。その帰り明日の渡島の時間を確認に船着き場へ、本日の宿泊地は、グリーンヒルキャンプ場、益々、いい景色、焼尻・天売が並んで見える。何でもキャンプ場のおじさんによると本日の夕日は、最高らしい。その夜、余市でお世話になった はじめさんにハガキを書く。タイトルは「Red Sun & Blue Sea & White Seagull & Green Hill 」 少々、朝、車の音がうるさいが許してあげよう。

会話3
『とーちゃん、なんで夕日って 赤いのやろな〜』

「・・・・。」

「太陽は、火の色してんねん」

『・・・・。』


8月9日:晴→くもり→パラリ雨 苫前→羽幌→焼尻→天売→天塩
 すがすがしい朝です。しかし、暑寒別岳方面は、くもりです。ドラゴンオフが気になる。羽幌より高速船(約40分)で渡る 料金が高い 高速船だから。しょうがないか。ここでは、歩きの予定 みどころは オンコの自然林、ムムムなんじゃこれ!オンコの木 1本1本にへんてこな名札付き「鶴の舞い」たしかに見えるけどねェ〜。ちょっとガックリ。自然林が泣くぜうぐいす谷にもガックリ。めん羊牧場、いずれ食べられる羊 決して可愛いと思わないなぁ〜。ペタペタと音をたてながらスリッパで歩く、視界の向こうに鷹の巣園地らしき岬が見える。約2500mの距離 キャンプ場でひと休み オートキャンプ3台、バイク1台人影は見えない まぁいいか 再び歩き出す。途中で草狩のおじさんに出会う「あと、どれぐらいですか?」「どこまで」「あこ」と、指さす。「2キロ」と意味のない会話が続く「おじさんもガンバッテください」なだらかな傾斜が続くとても辛い着いた!特に何にもない真新しいトイレのみ 天売島がみえる遠くに利尻富士が。それから6kmほど歩いて1800円のウニどん食べた。美味しかった。その後、天売島に渡り雨が降って来た。足早にレンタサイクルで 回り(1周2時間)ヘトヘトになった。時計を見ると夕方4時であった。ついでに暑寒別をみると益々雲が多くなっていた。
本日のキャンプ地 何故か 鏡沼キャンプ場 ここは、おすすめできません

会話4
『とーちゃん、ぼくのな〜 スリッパ音が出るねんほら』

ペタペタペタ

「なんでやねん」

『決まっているやろ 歩くからやんか〜 ほらなぁ〜』

ペタペタペタ


8月10日:晴→風→くもり天塩→サロベツ→稚内
ぐっすりと眠る。足腰がすこしけだるい。今日は、美味しい肉でも食ってエネルギー補給したいもんだ。キャンプ場を11時発 とにかく北に向けて走る。この辺りは、通いなれた庭みたいなもので とりあえずビジターセンターの鉄塔を目指す。北緯45度ラインを越え(ラインがあるわけではない)目的地へ。鉄塔に登ってみる相変わらず いい景色 昔より人工物が増えたような気がする。 自販機でCCレモン買って (唄)「シ〜ィ シ〜ィ レモン ハイ! シ〜ィ シ〜ィ レモン」と、大声で唄いながら木道を歩く、北海道に来ると何故か陽気になる。自転車で来たときもそう 特に、苦しい時なんか (唄)「はぁ〜る ばる きたで はこだて〜〜」とイントロ付きで繰り返し唄ったもんだ 最近では、(唄)「と〜か〜ち スライス ちぃ〜ず〜」が あつみん号の車内 流行歌No1だ。 それから、息子の希望でトナカイ牧場に行く、なんじゃここ〜ッ!(最近このノリが多い)トナカイは、食事中で一匹もいない ガックリ ウロウロしていると厩社の中にでっかい角したトナカイがいる。意外と大きい。目ん玉は、丸い鼻は、黒く見える。 大規模草地放牧場と言う所へ行った。 ここに古〜いレストハウスがありジンギス  カンが食べれる 生ロースラム1300円、牛焼肉1100円、ミルク100円、その他 もろもろ さすがに育ち盛りの少年は、よく食べる。特に、肉が好物なんでパクパク食らいつく。 それから、ボ〜ッとテレビを見ていたらトムラで遭難があったらしい、それと今年は熊が多いらしい今までに85件の通報で何と知床を5湖では、連続3件の通報があったらしい。 その夜、稚内公園でキャンプする。夕食はとても寒かったので十勝牛のシャブシャブだ。豪華〜ぁ。ライダー達が横目で見ていく。それにしても少年はよく食べる。


8月11日:くもり→霧雨 稚内→利尻→稚内
朝、早起きする。フェリーは7時半出港だ。今日は、利尻富士にアタックする予定。子供の脚なので じっくり登るつもり ただし天気がよければ。一応、ザックには、ビバーグ用のテントを詰める。本日は、今年の北海道のメインイベント気合いは十分だ。稚内を出港して1時間半後 ガ〜ン〜ガスが凄い まっ白 強いショックを受け 早速、観光客になって来年の下見に方針変更 あ〜ぁ。 今年のバフンウニは、流氷の影響で全滅らしいです。しかし、ウニの寿司は、美味しかった(3個1000円)。 それと、ほたての卵の薫製のおみやげ(500円)はビールの肴におすすめ。 離島でのテント泊は、早々に諦め引き上げ。
本日のキャンプ地 兜沼公園です。ロケと雰囲気は、まずまずです。夕食は、少年の好物のレトルトカレーです。


8月12日:晴→夜 雨 稚内→クッチャロ→サロマ→遠軽
 本日より、目的なしの旅だ。これが本来の姿だ。まず、今一番心配なのは、パンツ切れ 上陸してから1度も洗濯らしきものをしていない決して裏返して使用している訳でもなくストックが切れたと言う事だ。コインランドリーを探す旅になりそうだ。たしか、この街から1番近い所は、旭川市内、それと紋別の洗濯おじさんがいるところ。知っています? 洗濯おじさん?私は、こう呼んでいるのですが洗濯してくれるおじさんがいるのです。なんでもこのおじさんは、昔ライダーだったらしく旅先で洗濯に苦労する若者の気持ちをくんで 自ら進んで洗濯をすると言う人なんです。それと、サロマ方面には新鮮なホタテがあると、言うことによりとりあえずの方向は決定だ。 ルートは、完全な山越え。まぁ、気ままに行って砂金の採れる川で釣りでもしてのんびり行こうかな。それにしても山に入ると霧雨、いったい今年の北海道  は、どうなっているんだ。 随分、走って紋別に着く 途中、フリーズドライの中華どんなるものを食べたが結構、美味しかった。コインランドリーのおじさんは、いつもの調子で「いや〜ついてるネ〜さっきまで2時間待ちだったよ〜 洗濯物 置いときな 洗っとい てあげるよ 1時間半 遊んできな」「すいません 行ってきま〜す」と言う具合に。早速、紋別の道の駅に行って観光 大きなカニのはさみの前で記念写真パチリ。その後、サロマの先端まで行ってホタテ、毛ガニ、シマエビ、北寄、イカなどを購入 キャンプ地は 遠軽太陽の丘公園キャンプ場 ニコニコした管理人のおじさんに利用料を無料にしてもらって(京都から来たと言うだけで)良かった良かった。ホタテは、ナイフでワイルドに食べる。ビールが美味しい夜だった。


8月13日:雨 遠軽→北見→足寄→上士幌
朝起きて突然思い出す。熱気球フェスのこと。今日は確か日曜日 とにかく行ってみよう。途中の道はザザ降りの空熱気球って雨でも大丈夫かなと心配になる。まっすぐな道が続くどこまでも直線こんなところで走っていると運転ヘタになるだろうな〜と、余計なこと考える 空、まだ雨が降っている。この山を越えると上士幌そろそろ気球みえるかな。雨なのに熱気球会場の活気は、凄かった強烈なロックのビートが響く鈴木清美が唄っている。 いつもこんな感じかな。気球は、見えず。 降り続く雨の中でしばらくみいる。近くに温泉があるみたいだ。 ナイタイ高原温泉。行ってみよう。道中は、凄い霧 前が見えない 視界5m いや3mというところかな。看板を見落とすだいぶ行き過ぎたみたいだ。温泉の名前は亀の湯アルカリ泉だ。ヌルヌルしている。露天もあり快適、快適 1時間ほどゆったりして外に出る。霧はすっかり晴れている。来た道を戻りヌプカの里をめざす なにげなしに空をみる。フワリ気球が飛んでいる。3機。寂しいもんだがとにかく熱気球。再び、霧なんにも見えない。
本日のキャンプ地 ヌプカの里 なかなかいい所みたいだ(霧で見えないが)。夜、冷えたのでバーボンを飲む。キャンドルランタンの光がぼんやり見える。晴だったら星がきれいだろうな。

会話5
『わぁー とーちゃん ここの温泉 ヌルヌルやで〜』

「アルカリ泉やから滑るんや」

『何でアルカリやったら滑るん?』

「知らん」


8月14日:雨→くもり→晴→くもり 士幌→帯広→池田→音別
朝、寒くて目覚める。少年は、寝息をたてている。今日は、どこへ行こうかな。雨のないところそれが本日の目標。帯広で魚の餌の調達この辺は、釣り天国だ。とりあえず いつもの川に行くことにした。林道を2時間ほど走る。かなり荒れている。水溜まりが濁っている。けど、雨上がりの道は、好きだ。水をおもいっきり跳ねながら走る。 自然の川は、どんなどしゃ降りの雨でも濁らない。幾分、水量が多いが、多分大量だろう、少年は車で待機するらしいマンガを読むそうだ。10分ほど遡上する。人は、入ってないようだ獣道がある。鹿の足跡がある。かなり大きな鹿がいるようだ。ムム。ぞ〜っ大きな足跡熊だ初めて見る。近くにいるのかな〜。不安になる大きな声で叫んでみる。たぶん大丈夫だろう。釣りになるとすっかり熊の恐怖は薄れ夢中で釣る。時々、我に返りチアーホーンをおもいっきり吹く以前、足跡は、発見できなかったが生臭いにおいを嗅いたことがある。今度は、そんな気配はない。とにかく釣りまくる。ほんの1時間ほどで20〜25cmのイワナが30匹ほど釣れた。無事 車までついた。 近くのキャンプ場(YAMANONAKA)にいってみる。オーナと軽く雑談する。周りは地元キャンパーが多い まるで道具の展覧会サイトがひとつ空いていると言うので泊まることにする。食料の調達は、一切していない。あるのは米とそうめんとイワナだけ30匹も食べれないので隣のキャンパーに配る。突然の訪問者に一瞬目を丸くする。函館ナンバーのデリカと札幌ナンバーのタウンエースだ。夕食時、隣の函館のおねーさんからタラバとボタンエビとツブの差し入れどうもありがとう。しばらくして小さな訪問者手には、リンゴとバナナを持っている「おさかなおいしかったよ」と、お礼の言葉。実に嬉しい場面だった。と言った具合に静かな夜が過ぎていく。
本日のキャンプ地 霧里YAMANONAKA。

会話6
『わぁー星が見える キラッて光るのあるな〜』

「そうや あれが北斗七星や 見ときや七つあるやろ 1、2、3、4、5、6あれ、6つしかないな。これやったかな?1、2、3、4あれ?流れ星探そかぁ〜」

『うん』


8月15日:朝 青空広がる→雨→晴 音別→帯広→日高→千歳→支笏湖
テントの外が騒がしい。何かあったみたいだ。ゴミが散乱しているどうやら北きつねの仕業らしい。キャンプ場でゴミの始末をするのは、常識なのに新品の道具をみると初心者みたいだ。空を見ると青空が広がっているテントには、水滴がキラキラ光っている。北海道の朝は、こうでなくては。実に気持ちのいい朝だ。
本日の予定は、札幌周辺までいって明日のMTBによる小樽散策に備えることだ。目標は、千歳か。支笏湖。千歳には、風呂と美味しいとんかつがある。テントが乾くまで待つ他の人は、足早にテントをたたんでいるたぶん釧路方面まで行くのだろう。「あの〜釣りどうでした?」振り向くと前のバイカーが立っている。「良く釣れるよ。」と、しばらく釣り談義。なんでも、北海道の林道を走り回っているらしい。隣のキャンパーが「良い旅を」と、声を掛けて去っていく蝶ちょも飛んでいる。適当にボ〜ッとしながらテントが乾くのを待つ。ふと時計をみると11時を回っている。「そろそろ行こうか」長い道をひたすら走る幾分道が混んでいる。帰省ラッシュかな。夕張付近で流れが止まった上陸後初めての渋滞、山の中にいた方が良かったかなと思いながら、我慢する。NAVによると抜け道はないようだ。流れが再び戻ってきた快適に走る。「あらら!ひーえ!」3台くらい前を走っているトラックが落ちた信じられない光景、車間を随分取っていたので巻き込まれなかった崖の下で横倒しになっている。車輪がカラカラと不気味に回っている。後続の白いパジェロの運転手が車から下り崖下のトラッ クに駆け寄るどうやら運転手は、大丈夫なようだ。よかったよかった。なんだかんだあって千歳に着く。千歳では、おいしい とんかつの店がある。いつものように風呂屋の駐車場に車を止め食した。ん〜ん都会の味。満足、満足 本日のキャンプ場 支笏湖付近の道端。今日は、随分走った少年は、早くも寝息をたてている。

会話7
「あのな〜 北海道 明日で終わりやで面白かったか」

『うん』

「美味しい物あったか」

『ん〜 そやな〜とうろもこし』

「えっ! なんやて〜」

『とうろもこし』

「美味しかったなー」


8月16日:はれ(時よりキツネの嫁入り状態) 支笏湖→札幌ダム→小樽
本日、事実上の最終日、今日の予定は、小樽市街ツアー しかも、MTBで。まず、燃料チャージする。今年は、GSに寄るのも3回目と実に少ない走行距離は、2000kmそこそこなんだろう、いつもは、長いときで3500kmを越える時もある。歳かな。まず、本日のキャンプ地を探すべく小樽臨海公園に行ってみる。結構、バイカーがいる。おまけに不良外人もいる。いつもながら治安が悪そうなんで、フェリーターミナルに行ってみる。こちらは、自転車少年とP泊の方が多いので今夜の宿は、こちらに決定早速、車を駐車場に放りこんでMTBをキャリアから降ろし小樽散策に出発。まず、小樽博物館、ロンドンからくり館、トーイズ、オルゴールホールとありきたりの場所に行き、人の多さにうんざり、少年の希望の水族館に行き(片道5km)帰りは、夕暮れの小樽運河沿いをMTBでスーイスイ実に、充実したお尻の痛い1日でした。途中、小樽の寿司を食して、菊寿司まで行くべきだったと後悔し、小樽ビールで沢山のビールを頂き今年も、無事終わったと言う満足感に浸りながら、静かな夜を向かえるのであった。


8月17日:はれ 小樽→舞鶴→自宅
翌朝 せみの声が聞こえる。車が走っている。子どもの声が聞こえる。人がいる。いつもの雑踏に帰ってきた。なんとなくホッとする。ダンボール箱だらけの我家。家族がいる。白いごはんがある。やはり自分のふとんは、心地よい。明日は、引っ越しだ。がんばろ。

■あつみん■/荒木 篤実 1995.08.31. 夏の終わりに・・・・。