MP3 to Tape

はじめに

 パソコンの中に溜まったMP3のコレクションを持ち運びたいと思った事はありませんか? 最近ではCD-Rが普及しているので、音楽CDを焼いて持ち歩くのも一つの手でしょう。 ポータブルCDプレーヤーなら一万円以下で購入できます。

 では、車の中で聞きたい場合はどうでしょうか? 最近では標準でCDの再生ができる車も増えていますが、CDの再生ができない車に乗っている方も多いでしょう。 いっそのこと、MP3の再生に対応したカーステレオを買ってしまうのも一つの手ではありますが、金銭的にそこまでは手が出せない方も多いと思います。 それならば、コンポやラジカセとパソコンを接続して、カセットテープに録音するのが最も安価な方法だろうと思います。

 カセットテープに録音する場合、曲順をどうするかが問題になります。 例えば、カセットテープに録音したい曲が全部で60分あったとします。 これを60分テープに録音するためには、どの曲をA面に録音し、どの曲をB面に録音するかを考えなければなりません。

 テープの長さに応じてA面とB面に曲を振り分けるソフトは、既に数人の方がフリーソフトとして公開されています。 しかし、一曲一曲の演奏時間を手で入力しなければならなかったり、CDからしか演奏時間を読み取る事ができなかったりします。 MP3ファイルをドラッグ&ドロップするだけで演奏時間を読み取る事ができれば、一曲一曲の演奏時間を手で入力する手間が省けるでしょう。 そこで開発したのがこのMP3 to Tapeです。

 MP3 to Tapeを使えば、他のソフトのように一曲一曲の演奏時間を手で入力する必要はありません。 カセットテープに録音したいファイルをドラッグ&ドロップし、テープの長さを入力して「振り分け」ボタンをクリックするだけで、テープの長さに応じてA面とB面に曲を振り分けてくれます。 また、振り分けた結果をプレイリストとして保存する事ができるので、録音したいファイルを一つ一つ再生ソフトで開く必要もありません。

さらに、Version 2.00βからはインデックスカードの作成機能を追加しました。 振り分け後に「インデックスカードの作成」ボタンをクリックすると、ファイルから曲名やアーティスト名を読み取って、インデックスカードが自動的に作成されます。

 MP3 to Tapeはシェアウェアですので、試しに使ってみるだけならば代金を支払う必要はありません。 試用期限は特に設けていませんが、試用中は一部の機能が制限されますので、試しに使ってみて気に入ったら是非送金してください。


動作環境

  (WINDOWS 95)※、98、Me、NT、2000、XPのいずれか
  3.0以降※
 800×600以上

※Windows95を使用していて、Internet Explorer Version 3.0以降がインストールされていない場合は、Internet Explorer Version 3.0以降をインストールしてください。

 動作確認はWindows 98 Second Editionでしか行っておりませんが、Windows 95、Me、NT、2000、XPでも恐らく動作するものと思われます。 万一正常に動作しない場合には、お手数ですがご一報していただけると嬉しいです。


簡単な使い方

カセットテープに録音したいファイルを、MP3 to Tapeのウインドウにドラッグ&ドロップ。
テープの長さを入力し、「振り分け」をクリック。
たったこれだけの操作で、テープの長さに応じてA面とB面に曲を振り分ける事ができます。 また、振り分けた結果をプレイリストとして保存したり、振り分けたファイルから曲名やアーティスト名を読み取ってインデックスカードを自動的に作成する事もできます。

バージョンアップ履歴

Version 1.00 (2003/03/21) Version 1.01 (2003/04/02) Version 2.00β (2003/10/07)(自分のHPでは非公開) Version 2.00 (2004/01/01)

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