さらに注釈

一般的には、JISコードを使うのが望ましい
ところが、常にJISコードにすれば良いとも限りません。例えば、魔術幻燈が入っているプロバイダBEKKOAME//INTERNETでは、MAILBACK.CGIを使用する際にはシフトJISコードを使用するよう指定されています。ここをJISコードで書いてsendmailしてみたところ、見事に文字化けしたメールがきてしまいました。
これは、JISコードとシフトJISコードが混在したために、どちらか片方が犠牲になっているわけです。この現象を防ぐためには、文字コードを区別して変換する必要があります。自分でCGIを組むのなら、歌代和正さんの文字コード変換ライブラリjcode.plをrequireする方法がありますが、べっこあめは指定のものしか使えないので、どうしようもありません。
ちなみに、日本のパソコンはシフトJISを使っていますから、PCで普通に読み書きするとシフトJISコードになっています。シフトJISコードは半角カナを使用するために、7ビット+7ビットで設計されたJISコードをずらして8ビット+8ビットに置き換えたもので、国際規格である7ビットからはみ出した仕様です。
シフトJISコードをJISに書き換えるには文字コード変換ソフトが必要です。Macintoshなら、通信用エディタであるJeditに文字コード変換機能が組み込まれているので、Jeditで読み書きすれば簡単に処理ができます。
魔術幻燈
poetlabo@cap.bekkoame.or.jp

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