アクションには大きく分けてGet系、Add系、Make系の三つからなります。
アクションFullAutoはまずアクションAllGetを実行し、これは頭にGetの付いている
アクションをすべて実行します。
次にアクションAllAddを実行し頭にAllの付いているアクション全てを実行します。
最後にAllMakeを実行し頭にMakeの付いているアクション全てを実行します。
Get系は元の画像より、c:\tmp\source\に
ボタンなどのパーツを分解してセーブします。
どんなファイルがセーブされるかは表の通りです。
Add系はその分解された画像とc:\tmp\option\にある画像を合成して
ボタンなどを付加します。このc:\tmp\option\にPSDファイルを
変更することによってボタンなどの画像をカスタマイズできます。
このPSDファイルはレイヤーが1つに選択範囲が1つ記録されているだけです。
Add系のアクションはPSDファイルの画像を読み込んだ後、この選択範囲を読み込み
この中のみ画像を合成します。
Make系はその画像を集めてSkinの画像を生成します。
![]() speedbar.bmp GetTitleにより、生成されます。 |
Titleバーの画像です。 |
![]() speedbar.bmp GetSpeedbarにより、生成されます。 AddSpeedbarOptionにより、speedbar.psdと 合成されます。 |
Clutterバーの画像です。 |
posbar.bmp
MakePosbarにより下表のファイルより合成されます。
![]() scrollbar.bmp GetScrollbarにより、生成されます。 |
時間表示のスクロールバーの画像です。 |
cbuttons.bmp
MakeCButtonsは下表のBMPファイルよりcbuttons.bmpを合成します。
MakeCButtonsFromPSDは下表のPSDファイルよりcbuttons.bmpを合成します。
メインのボタン画像です。![]() MainButtons_normal.BMP MainButtons_pushed.BMP MainButtons_normal.PSD MainButtons_pushed.PSD GetManButtonsにより、生成されます。 AddMainButtonsOptionにより同名のPSDファイルと 合成されます。 |
MainButtons_normal.BMPは普通のとき。 MainButtons_pushed.BMPはボタンが押されているときの画像です。 |
OPENボタン画像です。![]() open_normal.bmp open_pushed.bmp open_normal.psd open_pushed.psd GetOpenにより、生成されます。} AddOpenOptionにより同名のPSDファイルと 合成されます。 |
open_normal.BMPは普通のとき。 open_pushed.BMPはボタンが押されているときの画像です。 |
shufrep.bmp
MakeShufrepは下表のBMPファイルよりcbuttons.bmpを合成します。
MakeShufrepFromPSDは下表のPSDファイルよりcbuttons.bmpを合成します。
EQとPLボタンの画像です。![]() EqAndPl_on_normal.bmp EqAndPl_on_pushed.bmp EqAndPl_off_normal.bmp EqAndPl_off_pushed.bmp EqAndPl_on_normal.psd EqAndPl_on_pushed.psd EqAndPl_off_normal.psd EqAndPl_off_pushed.psd GetEqAndPlにより、生成されます。 AddEqAndPlOptionにより\option\下にある同名のPSDファイルと 合成されます。 |
EqAndPl_on_normal.bmpは各Windowが開かれていて、
ボタンが押されていない時の画像 EqAndPl_on_pushed.bmpは押されている時の画像です。 EqAndPl_off_normal.bmpはWindowが閉じていてボタンが押されてない、 EqAndPl_off_pushed.bmpはボタンが押されている時です。 |
Shuffleボタンの画像です。![]() shuffle_on_normal.bmp shuffle_on_pushed.bmp shuffle_off_normal.bmp shuffle_off_pushed.bmp shuffle_on_normal.psd shuffle_on_pushed.psd shuffle_off_normal.psd shuffle_off_pushed.psd GetShuffleにより、生成されます。 AddShuffleOptionにより\option\下にある同名のPSDファイルと 合成されます。 | 詳細は同上 |
repeatボタンの画像です。![]() repeat_on_normal.bmp repeat_on_pushed.bmp repeat_off_normal.bmp repeat_off_pushed.bmp repeat_on_normal.psd repeat_on_pushed.psd repeat_off_normal.psd repeat_off_pushed.psd GetRepeatにより、生成されます。 AddRepeatOptionにより\option\下にある同名のPSDファイルと 合成されます。 | 詳細は同上 |
monoster.bmp
モノラル表示画像です。![]() mono_on.bmp mono_off.bmp GetMonoにより、生成されます。 |
mono_on.bmpはモノがオンの時、 mono_off.bmpはモノがオフの時の画像。 |
ステレオ表示画像です。![]() stereo_on.bmp stereo_off.bmp GetStereoにより、生成されます。 |
詳細は同上 |
volume.bmp
ボリューム表示の背景です。![]() volume_01〜28.bmp GetVolumeにより、生成されます。 |
ボリュームを変化させた時の背景です。 画像の上からvolume01,02,03というように並んでいます。 |
左右バランス表示の背景です。![]() balance.bmp GetBalanceにより、生成されます。 |
左右バランスを変化させた時の背景です。 |
main.bmp
背景となる画像です。![]() main.bmp この画像だけは、いきなりmain.psdと合成されます。 (titleなどの背景となるため) |
メインとなる、全体の画像です。 |
時間表示の横にあるステータス表示の画像です。![]() status_play.bmp status_wait.bmp status_stop.bmp status_blank.bmp |
演奏中や一時停止など画像です。 あの時間表示の横にある、小さいやつです。 |
LEDの画像です。![]() led_green.bmp led_red.bmp |
何をしているかは知りませんが、緑と赤のLEDの画像です。 led_green.bmpは緑点灯時、led_red.bmpは赤点灯時の画像です。 |
text.bmp
この画像に対しては、一切操作をしません。
半透明化の方法
今回のヴァージョンから半透明化に対応しました
質問) EQとPLの字を消したい
回答) 1)まず、FullAutoを実行して、Skinを作成します。
2)同梱されているaction.htmlを見ます。すると変更したいSkinのファイルは shufrep.bmpだとわかります。 3)さらに、shufrep.bmpのしたにある表を見るとEQとPLの表示を消すには \source\の下にある EqAndPl_on_normal.bmp EqAnd Pl_on_pushed.bmp EqAndPl_off_normal.bmp EqAndPl_off_pushed.bmp の4つのファイルを変更すればよいことがわかります。 4)この4つのファイルはGetEqAndPlによりsource.bmpより生成されて、 AddEqAndPlOptionでOptionフォルダ下のファイルと合成されてます。 その時にEQとPLの文字が付加されます。 そこで、GetEqAndPlを実行してEqAndPl_on_normal.bmp,EqAnd Pl_on_pushe d.bmp,EqAndPl_off_normal.bmp,EqAndPl_off_pushed.bmpを作り直します。 これであらたにsource.bmpより文字の付加されていない4つのファイルが生 成されました。MakeShufrepを実行してshufrep.bmpを作り直せばEQとPLの 文字は消えています。
質問) ボタンなどを半透明化したい 回答) 1)とりあえず、FullAutoを実行して、Skinを作成します。
2)同梱されているaction.htmlを見て、半透明化したいボタンの画像を 探します。 たとえば再生や早送りのボタンを半透明化したいのなら\source\下にある MainButtons_normal.PSDとMainButtons_pushed.PSDをになります。 3)MainButtons_normal.PSDとMainButtons_pushed.PSDをPhotoShopで読み込みます。 背景とボタンの画像が別々のレイヤーで保存されていますので、自分の好きな方法で 半透明にします。(普通はボタン画像のレイヤーの不透明度を下げます) 加工したら同じ名前で上書き保存します。 4)画像を変更したのでSkinの画像を再構成します。この例の場合、MakeCButtonsFromPSD (MakeCButtonsでなくて)を実行してCButtons.bmpをPSDファイルより再構成します。 これで先ほどの変更が\base\cbuttons.bmpに反映します。
質問) 作成したデータを配布したい。うまく減色、圧縮するには? 回答) 1)ActionのReleaeが役に立ちます。 このActionはアクションPackを呼び出しすべてのc:\tmp\base\にあるBMP ファイルをc\tmp\source\pack.bmpにまとめます。 そして、[使用中の色に合わせて割り当てる][ディザを使用しない]の条件で pack.bmpを256色に減色します。 その後にアクションUnPackを呼び出して、c:\tmp\release\下に256色でRLE圧縮 してもと通りに分解して保存します。 一言で結論を言えば、FullAutoを実行した後Releaseを実行すればc:\tmp\release\ 下に共通パレットで256色、RLE圧縮されたSkinができあがります。 PhotoShop以外の減色ツールを使用したいときは、Skinを作成した後にアクションPack を実行します。c:\tmp\source\pack.bmpを自分の好きな方法で減色したら256色のBMP 形式で保存してください。 アクションUnPackを実行すれば今減色したファイルよりSkinがc:\tmp\release\下に 作成されます。
注意
ウィンドウズ版のPhoto Shopでしか動かないと思います。
PhotoShopの使い方を勉強しながら書いてますので、何か変なところがあったら遠慮なく
指摘してやってください。
エラーなどがありましたら、ぜひメールをお願いします。