特集 一からの Timidi95

 


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【音色コレクションの作成】
 添付の 3MB の音色データ、追加 の 16bit 音色ファイル gm ディレクトリ差分を入れて 5MB の音色データ。郵送の 35MB の音色データに、TiMidity の 10MB と 33MB の音色データ。聞き比べると、それぞれに個性があり、同じ MIDI ファイルでも雰囲気が変わり聴く楽しみが何倍にも膨らみます。
 Timidi95 に新しい音色を追加する場合には、.cfg ファイルの書き換えが必要です。1から作成するのは大変ですが、TiMidity の音色データには、.cfg ファイルの雛型がついていることがあるので、これを書き換え利用することが新しい音色データの集まり、コレクションを作成する近道です。例として、guspat-APR-11-1998.tar.gz で説明します。
 guspat-APR-11-1998.tar.gz を展開すると timidity ディレクトリが出来上がります。このディレクトリの中に、timidity.cfg ファイルがあります。このファイルが、.cfg ファイルの雛型になります。他の .cfg ファイルは、timidity.cfg から読み込まれるファイルです。Timidi95 で使用するためには、音色ファイルの読み込みディレクトリを設定する(書き換える)必要があります。

timidity.cfg 書き換え前
dir /usr/local/lib/timidity/inst/GUS
dir /usr/local/lib/timidity/inst
dir /usr/local/lib/timidity/inst/release
dir /usr/local/lib/timidity

を以下の様に書き換えてみました。

timidity.cfg 書き換え後
source timidi95.cfg

#dir /usr/local/lib/timidity/inst/GUS
#dir /usr/local/lib/timidity/inst
#dir /usr/local/lib/timidity/inst/release
#dir /usr/local/lib/timidity

dir timidity/inst/GUS
dir timidity/inst/GUS/power
dir timidity/inst
dir timidity
dir timidity/gus_pat

これは Timidi95 ディレクトリに timidity ディレクトリをコピーし、運用する為の書き換えです。
 .cfg ファイル 中の source 行は、.cfg ファイルを読み込みます。source の後にファイル名を記述します。
 例 source c:\Program files\Timidi95\timidi95.cfg
この時、ファイル名に、ドライブ名を含んでいない場合は、Timidi95 ディレクトリ中のファイルと解釈されます。
 例 c:\Program files\Timidi95 に Timidi95 がインストールされている場合
   source timidi95.cfg は
   source c:\Program files\Timidi95\timidi95.cfg と解釈される
 dir 行は、音色ファイルを読み込むためのディレクトリを記述します。dir の後にディレクトリ名を記述します。
 例 dir c:\Program files\Timidi95\timidity
この時、ディレクトリ名に、ドライブ名を含んでいない場合は、Timidi95 ディレクトリ中のディレクトリと解釈されます。
 例 c:\Program files\Timidi95 に Timidi95 がインストールされている場合
   dir timidity は
   dir c:\Program files\Timidi95\timidity と解釈される
上記の、.cfg ファイル の書き換えでは、source timidi95.cfg により、Timidi95 の .cfg ファイルを読み込むように指示します。そして dir により音色データのあるディレクトリを全て指定します。この後 timidity.cfg の続きが実行され、音色ファイルを読み込みます。Timidi95.cfg を先に読み込ませることで、Timidi95 の音色の並びを作り、その後に timidity.cfg の音色の並びを上書きすることが出来ます。なお # 行はコメントです。
 こうして書き換えた .cfg ファイル を Timidi95 の設定で指定することにより、音色の並びを切り替えることが出来ます。
 上記では、Timidi95 ディレクトリにコピーして利用する場合ですが、他のディレクトリにコピーして使用する場合には、source 行と dir 行に、ドライブ名付きのパスを記述することで可能です。

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