depressionist

[prev|next|index]2003:11

[prev|next]20030310Mo

昨夜ネット散策をしているうちに深夜3時になってしまい、 気がつくと8時過ぎていた。 よくない傾向だ。 土・日に処方されていた薬を正しく飲まなかったせいかもしれない。 いや、薬よりも規則正しい生活を守るようにしなければならないのだよ、本当は。

友人に引き継がねばならないものがあり、 夜にあう約束をしていた。 しかし夕方から急に憂鬱になってしまう。 無理するとろくなことはない。 急遽キャンセルすることにした。

[prev|next]20030311Tu

今年の春闘の争点は賃上げもさることながら、 フレックスタイム制度の廃止・継続だそうだ。 会社側は管理職や顧客とのコミュニケーションを円滑にするため廃止したい意向だとか。 何のためのコアタイムなのか。 顧客から急に連絡があっても、 今時携帯を持っていない人もすくない。 だいたい管理職間の会議がコアタイム中に設定されることが多いのは、 管理職がコミュニケーションを拒否していることにはならないのか。 そもそも業績が伸びない理由を部下とのコミュニケーション不足とする根拠がわからない。 結論先にありきという気がする。 なにかの自己啓発書でも読んだのではないかと勘ぐりたくなる。 それにフレックスが濫用されているという指摘も的を射ていないと思う。 フレックス出勤即生活態度が悪いと考えているんじゃないのか。 全く部下を信用していない。 まず、業績が伸び悩んできたのは、 社長、あなたが天下ってきてからではないですか。 下が働かないといっているようじゃ、 本当に働かなくなっちゃうよ。 そういえばどこぞの大会社に似たようなことをいって、 ひんしゅくを買った社長がいたな。

まあ、タイムカードでも導入されれば、 いまのサービス残業も改善される第一歩になるやもしれず。

昨日のミドルウェアの件。 新しいバージョンの評価版を送ってもらったのでそれをインストールしてみる。 動かないのはバージョン4でバージョン3互換ユーザ管理ライブラリを使用する場合。 なのでバージョン5でバージョン3互換ユーザ管理ライブラリを使用しても状況は変わらず。 当たり前か。

新バージョンをインストールしたら IIS が停止されて、 オリジナルの HTTP サーバが始動されていた。 ちょっとびっくり。 どうやら Apache をベースにして RSA のセキュリティモジュールを追加したものらしい。 聞くと Apache のバグとやらを修正してあるとか。

しかし前のバージョンとはかなり構成が変わってしまっている。 プログラムが動作しないのは直らず、 ミドルウェアの構成はかわりまくりで今まで使っていたものがなくなっている。 インストールするんじゃなかったと激しく後悔する。

この時期だというのに、友人と怪談話。 だいぶ前に自分が考えたというか、 ふと妄想して怖くなった話をする。

真夜中に 5階建てのマンションの3階でエレベータを待っていたときのこと。 そのエレベータはよくあるように、 各階のドアがガラスになっていて内側が透けて見える。 中のワイヤロープをぼーっとみながら、 エレベータが 1階からあがってくるのを待っていた。 するとあがってきたエレベータの上、 つまり天井に、 髪を振り乱した白い服の女が乗っているのが一瞬見えた。 目の前のドアが静かに開くと・・・。

友人には結構うけた。 というかびびってくれたようだ。 ちょっと満足。

その後なぜかアウトドアな話で盛り上がる。

[prev|next]20030312We

朝、病院立ち寄り。 すこし精神状態がいいのが伝わったのか、 次の面接を一ヶ月後にしましょうかといわれる。 しかし三月は異動やら何やらで、 何が起こるかわからず。 不安なのでいつも通り二週間後に設定してもらう。 もっともこういう計算ができるようになったのは、 だいぶよくなってきた証拠だろう。

薬を処方してもらっている間に、 待合室においてある食品のカロリー表をみて時間をつぶす。 日本酒のカロリーは他のアルコールよりだいぶ多いようだ。 これからはワインにするか。

ノートパソコンに Photoshop と FreeHand をインストールする。 なんかたいしたストレスなくふつうに使えてしまうので愕然とする。 俺のデスクトップマシンはいったい何のために。

噂では部内で失踪者がでた模様。 こういうのを聞くのは初めてではない。 そのせいかかわいそうにという想いが薄い。 はたしてそれでいいのか、俺の感性。

来週火曜日のプレゼンのためのシステムを、 結局 Tomcat に載せ替えることにした。 バージョン 4.1 をダウンロード。 昨年個人的に使ってみたバージョンより設定が簡単になっている。 なんかすごい。 オープンソースのプロダクトもこういうところに気を遣う時代になってきたのかもしれない。

久しぶりに日記を更新しようと思い、 以前のノートパソコンで使っていた Perl スクリプト mirror をインストールしてみた。 しかし実行すると途中で止まってしまう。 どうもリモートのファイルリストを読み込もうとして、 最後に送られてくるはずの結果メッセージを待っているところで止まっているようだ。 手で接続してシミュレートすると、 結果メッセージはきちんと送られてくる。 mirror でログをとってみると送られてこない様子。 こまった。

[prev|next]20030313Th

昨日某氏が部長と一戦交えたようだ。 某氏「できないとはいわないけれど、その期間では無理。」 部長「ソフトなんだから何とかなるだろう。」 某氏「じゃあ、どうすればできるのか具体的に方法を示してほしい。」 部長「それを考えるのが、君の仕事だ。」 で、交渉決裂。 考えた上でできないといっているのだから話はループするしかない。 それが原因か、某氏はプロジェクトの要所からはずされた模様。 もともと別の部署でめちゃくちゃになったプロジェクトの応援である。 某氏にとっては願ったりかなったりかも。

しかし部長ってばプロジェクト管理の基礎ができていないのがもろばれ。 というか再確認させてもらいました。 考えてみればこの部長も親会社からの天下りだったな。 この部長、時々視線がなにか宙をさまよっているように感じるときがある。 もしかしたら何か常人にはみえない何ものかをみているのかもしれない。 きっと自分だけの神様が降臨しているのをみているんだ。

[prev|next]20030314Fr

友人は時々、 夜中とかにふらふらドライブすることがあるという。 寝袋を常備してパーキングエリアとかで一泊したりするとか聞いて、 ちょっとうらやましく思う。 自分の車はスポーツカータイプなので、 シートを水平に倒せない。 車中に泊まるには無理がある。

今日は、明日からの芝居のゲネ。 しかし来週火曜日のプレゼンに間に合いそうがないので、 残業せざるを得なくなってしまった。 大変残念。 もっとも今回はほとんど当てにされていない様子なのが幸い。

[prev|next]20030315Sa

久しぶりの休日出勤。 偶然にも自社の上長も休日出勤して打ち合わせに親会社の棟へきていた。 お互いに意外という顔をしてしまった。 というか休出の申請をしていなかったのはまずかったかな。 もっとも休日出勤なんて何年ぶりかの世界なので、 申請のしかたなんか忘れてしまったよ。 遠い記憶をさかのぼるに、 ここ数ヶ月の残業時間からいえば申請は必要ないような気もする。 まあ、まずければ誰かがなんかいうだろう。

休日で静かな環境の中、 集中して仕事ができるだろうと思ったのは間違いだった。 思いの外、出勤している人が多い。 しかもテンションの高い人たちが。 とはいえ、平日にはいらっしゃる斜め前のお方がいないだけでも相当の効率アップ。

ユーザ認証方式を Tomcat の Realm を使おうとしてはまる。 まず、なぜかログインフォームが二回表示されてしまう。 2回もユーザ名とパスワードを入力しなければならない。 次に、なぜか Applet が Bad Magic Number エラーでロードされない。 配備するときコピーする際にファイルが壊れたかと思った。 しかし appletviewer で起動するとふつうに動く。 Apache と Tomcat がなんか相互に影響しあっているのかと勘ぐったけれど、 どう考えてもそんなことになりそうがない。 考えているうちに今日は時間切れ。

[prev|next]20030316Su

とうとう二日連続で休日出勤。 今日はさすがに出勤している人はおらず。 実に快適。 しかしさすがに休出二連続はつらい。 来しなにユンケルの高いのをコンビニで購入。

昨日 Applet が壊れてしまう現象解明の続き。 ふと、Tomcat のユーザ認証がいたずらをしているのではないかと思い立った。 Tomcat が Applet を転送する際に、 ユーザ認証のためのデータをクラスファイルにくっつけているのではないだろうか。 そこで試しにユーザ認証を行わない設定にしたら期待通りに動作した。 JSP ファイルと class ファイルを別ディレクトリに分けておくようにしたら、 ユーザ認証を行うようにしてもうまくいった。

そこでもう一つ考えた。 ログインフォームを表示する JSP ファイルとその他の JSP ファイルを、 同じディレクトリに格納しているのがいけないのではないかと。 それらのファイルを格納するディレクトリのファイルを、 すべてユーザ認証が必要な設定にしている。 したがって最初に表示されるログインフォームを表示するために必要なユーザ認証を、 同じログインフォームで行うような設定になってしまっているのではないかと。 そこでログインフォームだけユーザ認証を行わないように設定したところ、 期待通りの動作になった。 相変わらず変なところでつまずくものだ。 しかしいくつかの雑誌に載っている、 Tomcat のユーザ認証を解説した記事を参考にしたけれど、 そんなことは片鱗も載っていない。 どういうことか。

最初 Struts も使って移植しようと思ったけれど、 やはり Applet 主体のアプリケーションを、 サーバサイドに移行するのは至難の業とわかったのが精一杯。 ここでやろうとしているのは、 ローカルのファイルを読み込んで、 そのCRCを計算してサーバに転送することである。 ローカルのファイルを読み込むのをブラウザとサーバサイドだけで行うなら、 ファイルアップロードを使うのが常套だ。 しかし要件としては、 ディレクトリを指定してそれ以下のサブディレクトリ中のファイルを、 すべて処理しなければならない。 Applet ならば、 ローカルのファイルを読み込むには java.policy へ、 Applet のコードベースに対するアクセス許可を追加してやればよい。

問題は対象のファイルが膨大になる可能性がある点だ。 ブラウザから大量のデータをサーバに転送する場合は、 GET メソッドではなく POST メソッドを使うべきである。 しかし Applet から POST メソッドで CGI を起動した場合、 ブラウザにその結果を渡すことができないのだ。 幸い Java2 の Swing には JEditPanel クラスがあり、 HTML をレンダリングすることができる。 しかしそれを使っては Applet 内で処理が完結してしまい、 Struts の出る幕がないのである。

考えればやりようはいくつか考えられる。 POST メソッドで起動した CGI で、 一時ファイルとして結果をサーバサイドに保存しておき、 そのファイルへの参照コードを結果として Applet に返す。 そしてそのコードをパラメータとして、 GET メソッドで結果表示用の CGI を起動するのである。 GET メソッドであれば結果をブラウザに転送することが可能なのだ。 しかしその一時ファイルの名前が、 他のリクエストと衝突しないようにするにはどうすればいいのかとか、 一時ファイルをいつ削除するのかとか、 いくつかじっくり考えなければならないと思われる項目がある。 そんな時間と気力が残りわずかなので、 結局 JEditPanel を使うことにした。 まあ多少なりとも Struts の勉強になったのでよしとする。

今日も時間切れ。 予備日としてとっておいた月曜日もみっちりと作業せねばならなくなってしまった。